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オタク、なの?

  • CATEGORY戯れ言
  • PUBLISHED ON2012/ 10/ 13/ 23:58
  • COMMENT4
「歌劇」10月号、『銀英伝』大劇場公演・楽屋取材の記事の最後に
小池先生へのインタビューが載っていました。

「熱狂的な所謂“オタク”と呼ばれるファンのいる作品に携わるのは初めてで
戸惑うことが多かった」とのこと。

小池センセイ、どう戸惑ったのか教えてください(笑)。

でも、『銀英伝』って、そんなにオタクなファンが多いのかな?
確かに、マニアっぽいファンは多いと思いますが。(主に男子)
二次創作サイトや同人誌も多いと思いますが。(主にフ女子<爆)

20数年前、私が『銀英伝』に嵌った後、
夫のタダヲや妹をはじめ、友人知人に勧めまくり、
かなりの人が銀英ファンになりましたが、
全員フツーのおじさん・おばさんで、オタクではありません(笑)。

私自身も「オタクなファン」かどうかは、わかりません。

OVAのビデオ全巻、道原かつみさん複製原画集やイラスト集他、
関連書籍は色々持っていますけどね。
サイトでも「銀英伝のページ」持ってたし。

あらら、やっぱりオタクかしら(笑)。
いやいや、私程度では、まだまだですよ。

だいたい、オタクな銀英ファンとか言う前に
「オタク」かどうかが、自分でも分かりません。
確かに、“その気”はあると思いますが、
なんか、オタクとは違うような気がするんですよね。

収集したり、熱狂したり、妄想したりはしますが、
(その時点でオタク?<笑)
私には、オタクみたいな「コダワリ」がないような……。

もしかしたら、世代的なこともあるかもしれません。

Wikipediaの「おたく」記事によれば、
1950年代生まれの私は「プレおたく世代」のようですが、
昭和30年代生まれなので、「おたく第一世代」でもあります。

 WIkipedia「おたく」→ 

自分が、ちょっとそういう人なのかな?と感じたのは
たぶん高校生くらいの時。

小学生の頃からマンガ好きだった私は、
中学生で、当時まだ連載中だった『ベルばら』の洗礼を受け、
高校に入ってからは、
萩尾望都さんや、青池保子さんに熱中しました。

リアルに24年組の作品を読み、
LALAだって創刊号から読んでいたわよというのがプチ自慢(笑)。
いい時代でしたよね。

でも、当時、そんな自分を普通っていうか、
私みたいな人は大勢いると思っていたのですが、
結婚して主婦の社会に入ると、
マンガの話のできる人がいなくて、驚きました。

まさか自分と同世代以上で『ベルばら』を読んでいない人がいるなんて、
全然思わなかったし(笑)。

『ベルばら』以前に、私よりも上の世代の女性は、
子供の頃、マンガを読んでいない人って
けっこう多いんですよねー。

「親に禁止されていた」という人も多いです。
私もそうだったんですけど、小学生の頃は隠れて読んでました(笑)。
中学生になってからは、親も諦めたみたいでしたが、
それでもあまりいい顔はしなかったなー。

話が飛びましたが、そんな感じで
「自分がちょっと人と嗜好が違うのか?」
と、何となく思ったのは事実です。

そんな私ですが、10数年前にネットを始めてから
同志(!)が大勢いることを知りました。

いや、同志というより、
自分はまだまだフツーだよと思うようになったという方が
当たっているかも(笑)。

コミケに足を運んだことないし、
同人誌売ったこともないし。
(通販で買ったことはある<笑)
(その後、そんなサイト作っちゃったことはある<爆)

上には上がいる、
私なんてマニアでも、オタクでもないなーと実感。

でも、リアルな友人知人関係を見渡すと、
趣味的に、やっぱりちょっと浮いてる自分がいたりして……。

もうちょっと…、あと10年遅く生まれていたら
もっと色々と謳歌できたのになーと思うと、
オタク(っていうか私の場合フジョシ?)的に、かなり残念。

ちなみに、息子(22歳)は、母親の薫陶よろしく(汗)
ゲームやアニメが大好き。
部屋には、ゲームソフトとともに
一番くじでgetしたというフィギュア多数(笑)。

彼がいなかったら、
「らき☆すた」も「涼宮ハルヒ」も「初音ミク」も
もちろん“一番くじ”も知らなかったなー。

今は、ラノベの「ソードアート・オンライン」が
息子のブームらしいです。

彼の世代は、アニメやゲームなど、
私世代からは、「オタクっぽい」と思われそう趣味を
ごく普通に友達同士で、語ったり楽しんだりしているんですねー。

まあ、そうなるとオタクという言葉じたいどうなの?
という気もしますが、
語れる仲間がいるっていうのが、すんごく羨ましい。

私の身近には、いませんもん。
「やっぱ双璧よねー、うふふ(腐れ笑)」とか、
あんな小説とか、こんなマンガの話が出来る人(笑)。

そういう気を察知されたら、絶対変な人認定されるし!

生まれて来た星が違ったのかと思うことも多いですが
若いオタク世代への違和感もちょっとあったりして、
自分自身、微妙な立ち位置に戸惑うこの頃です。


↓本日の画像。ブルームーン。
rose_11_16.jpg

この色の薔薇って、ちょっとジェローデルっぽくないですか?

「あなたは、バラの花びらを食べるのですか?」
うっきゃー!!










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4 Comments

mihiro  

またまた♪

暁生さま~。
「双璧」の文字にまたまた出てきてしまいました(笑)。

「銀英伝」、私の周囲でもアニメ放映に合わせて
一気にファンが増えたのですが
そんなにオタクな人たちではなかった気がします。
ただみんな、語らせたら異様に熱いっ。
なにか読者に、そういう熱を帯びさせる作品なのでしょうか。

ところで@TAKARAZUKA、
今まで一公演一観劇を努力目標にしてきたというのに
気がついたら通っておりました…。
結局3回観劇して、1、2回目は三角関係に夢中だったのですが
3回目はどっぷり双璧につかまりまして。

だって双璧ってば、舞台に出てくるたびに
なにかといえば「卿はどう思う?」的なアイコンタクトが
激しすぎて(爆)。あれは反則ですよー。
ロイはもちろん素敵なのですが
今回ミッターマイヤーの、キルヒとはまた違った
友へのまっすぐな子犬のような目線の投げ方がツボでした。
あー、双璧麗しすぎ。

こちらは桂ちゃんのさよなら公演が始まってしまいましたが
そちらはいよいよ「銀英伝」開幕ですね♪
また暁生さまの感想を拝見できるのが楽しみ。
ぜひ双璧のアイコンタクトもお見逃しなく(笑)
すみずみまで楽しんでくださいね~。

そうそう以前書いてくださった
ベルばら@宝塚=歌舞伎論、
ものすごく、すとんと腑に落ちました。
なるほど、あれはそういう様式美の世界として
距離を置いて観たらいいのですね。なっとく。

2012/10/14 (Sun) 14:30 | EDIT | REPLY |   

はるこ  

うぷぷ

こんばんは〜。
う〜ん、私も暁生さんもオタク気質はあると思うんですよね。
どんだけ妄想激しいか、笑。
でも、オタクですって言う方達って、もう少し深い所まで生活まで浸透していませんか?
私たちって、自分の中で切り替えて行きてる感じ。

そう言う話のできる場にあると(私と暁生さんが出会う時ね〜、笑)
どんどんその世界を楽しんじゃいますけど、普段は忘れてる時もあるくらい。
あるいは、読んだり観たり、二次創作したり、
それらの生きてる時間の中での配分がモノを言うのかも、笑。

「ドップリ誰がみてもオタクじゃない、オタク」
のようなものじゃないかなぁ?私ら、笑。

それより、私らって「ボンサイダー」やんね、って行った方が当てはまる感じ、笑。

銀英伝、私は何も予備知識なく行きまして。。。
宝塚的には色物の枠に入るかなと思いました〜。

2012/10/14 (Sun) 20:47 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

mihiroさま♪

mihiroさま

こちらこそ、ロイミツ情報ありがとうございます!

> なにかといえば「卿はどう思う?」的なアイコンタクトが
> 激しすぎて(爆)。

いやーん、素敵すぎるー!
ミッターマイヤーの子犬目線、絶対観てきます!!
楽しみですー。

銀英ファンは異様に熱いっていうの、私も感じます。
今回、久々に原作を読み返していますが、
やっぱり面白いですねー。

たぶん、誰が読んでも普通に面白い小説だと思うけれど
「未来の宇宙が舞台」という時点で
読者が限られてしまうので、
ファンは、何とかその面白さを分かって欲しいと思って
熱くなってしまうのかも(笑)。

私は、誰かに勧められたわけでもなくて
あらすじを読んで「面白そう」と「銀英伝」を手に取ったのですが、
変な先入観がない方が、かえっていいのかもしれませんね。

アニメも、いまだに放映されているらしいですねー。
再放送をするたびに新たなファンが増えていく…
まるで『ベルばら』のようですね(笑)。

@TAKARAZUKA、原作ファンには好評なようでうれしいです♪
私は、双璧が出ているだけでいいんですけど(笑)。

今のところ、2公演観るつもりですが、
うーーん、増えちゃうかも(笑)。




2012/10/14 (Sun) 22:13 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

はるこさま♪

そうですねー、気質はやっぱりあるのかも。

自分でも、かなりな妄想体質だとは思うのですが、
ふだんはフツーの生活をしている
フツーのおばさんなんですよね(笑)。

それが、何かの拍子にスイッチが入っちゃうと止まらない。
まさしくボンサイダー(爆)。

私の場合、日頃エネルギーを溜めこんでいるから、
ボンサイダー変身後の爆発っぷりがすごいんです(笑)。

はるこちゃんのおっしゃるように、
本当のオタクだったら、
日頃からずっとオタクらしい生活してるかもしれないですねー。

『銀英伝』、ご覧になったんですね(笑)。
うーーん、確かにイロモノかも。

たぶん、楽しいのは原作ファンの人たちで、
宝塚ファンの方には、あまり受けない気がします。
実際、ネットで観劇の感想を読んでも、そんな感じだし(苦笑)。

私も、宝塚ファン目線というより、
もろ原作ファン目線ですからねー。
自分の大好きなキャラが、現実に目の前にいて
しゃべったり歌ったりするだけで、キャー!という感じ(笑)。

むかーーし、初めて『ベルばら』を観たときも、
そういう興奮を味わったなーと懐かしく思い出しています。

とりあえず、早く生の舞台を観てみたいです♪



2012/10/14 (Sun) 22:34 | EDIT | REPLY |   

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