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「KEAN」観劇2回目。

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2007/ 09/ 18/ 22:41
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こんばんは。
だるい身体を引きずって、日生劇場に行って参りました。
重い芝居なので、ホントはあまり気分が乗らなかったのですが、母を招待したので(一応敬老の日のプレゼントのつもり)、半ば義務感で…。

でも、行ってよかったです。今日はビデオ撮りの日だったようで、前回以上に気合の入った舞台でしたし、こなれてきていると感じました。初見のとき、轟さんの喉の調子が悪そうで心配したのですが、今日はかなり復活していました。

オペラやクラシック、バレエが好きな母ですが、宝塚は花組「エリザ」以来。この夏は、帝劇の「レミゼ」と地球ゴージャスの「ささやき色のあの日たち」も観て来たばかりなので、辛らつな感想を覚悟していたのですが、とても楽しんでくれたようです。コミカルな場面では声を出して笑っていましたし、カーテンコールでは、身を乗り出して拍手をしていました。

で「どうだった?」と聞くと、「轟悠が上手すぎて、ちょっと周りが物足りない感じ」との感想。「仕方ないわよ、キャリアが違うもの」とフォローしたのですが。やはり、宝塚ファン以外の観客にもそう映ったのでしょうか。うーーむ。ちえちゃんなど、すごく上手になったと思うのですがねえ。

あと、カーテンコールが終わった後で、母が「轟悠って意外に小さいのね。お芝居の中では大きく見えたのに」と言ったこと。さすがの存在感ということでしょうか。私なんて、ファンのくせにそのマジックが効かなくなってしまって、とどちゃんとちえちゃんの体格差が気になってしょうがなかったのですが(笑)。「ユズキくん、もうちょっと痩せろよな」とかなんとか…(殴)。とどちゃんが細すぎなんですけど(笑)。

2回観ての感想は、面白い作品だけれども、やっぱり宝塚の舞台で観るのはしんどい…ということです。あまりにもシニカルな内容なので、ファンの憧れの存在であるキーン(男役)から、観客や世間への辛辣な言葉を聞くのが辛かったです。

とどちゃんが、とっても生真面目な芸風の方なので、余計に辛辣な言葉がグサグサくるんですよね。これが、真矢みきさん系の軽妙洒脱な男役さんだったら、明るさがあって救いがあるのですが…。

とどちゃんが、真剣に演じれば演じるほど、上手ければ上手いほど、観ていて痛々しくなってしまって。一幕の終わりや、2幕でプリンス・オブ・ウェールズを始めとする観客を非難する場面など、ちょっと泣きたくなりました。「舞台の上から睨まないで~。怖いよ~」って(苦笑)。これって、やっぱり宝塚ファンだからなのかな?

でも、作品としてはとてもよい出来だと思いますし、音楽も素敵です。ただ、やっぱり宝塚ではやって欲しくないかな。うーん「ミス・サイゴン」を宝塚で観たくないのと同じですね(苦笑)。宝塚はやはり「愛と夢とロマン」の舞台であって欲しいんです。

さて、今日のお客様は、元星組トップのノルさん(稔幸さん)でした。他にOGさんらしき方お二人も一緒でした。一人の方はくじょらに見えたんだけど違うかな?

とどちゃんとっても嬉しそうで、カーテンコールでは、ノルさんの声援に投げキッスで応えていらっしゃいました。やっぱり同期っていいですね。ノルさんはすっかり女らしくなられて…。とってもお綺麗でした♪

今日は時間切れなので、この辺で。
また明日掲示板の方に、細々とした感想を書きたいと思います。
レスも遅くなっていてすみません。

それでは…。
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