私だけのお気に入り映画
先日、梅芸に行った時、ご一緒したHさまが
映画『サスペリア2』が大好きと熱く語っていて、
「えーー、そんな怖い映画が好きって、どうなの?」
とびっくりした私ですが、
よく考えたら、私だってこんな映画が大好きだったんだと思い出しました。
『ヒドゥン』(The Hidden/1987/アメリカ)
以下、あらすじはwikipediaより
ロス市警刑事トム・ベックは、カーチェイスの末、凶悪殺人犯を逮捕した。
しかし、いくら調査しても、犯人のデヴリーズは
平凡な常識人であったという証言しか得られない。
そのことに混乱しているベックを、
ロイド・ギャラガーと名乗るFBI捜査官が訪ねてくる。
エリートの若僧への反発から、
ベックは犯人が死亡したことを理由に追い返そうとするが、
ギャラガーは強引に捜査に介入してくる。
ギャラガーは、これは連続した事件で、次の事件がまた起きると言い、
そのとおりに同様の凶悪事件が発生し、犯人は射殺された。
犯人のミラーは、デヴリーズとはまったく交友はなく、
唯一の接点はデヴリーズが死亡した病院で同室だったことだった。
疑念を深めるベックに詰問され、
ギャラガーはついに一連の事件はすべて同一犯によるものであり、
自分も犯人も、同じ異星人だと告白する。
相棒(バディ)系の刑事もので、しかもエイリアンもの?
派手なカーチェイスや色っぽいお姉ちゃんも登場し、
B級映画の王道を行くような作品です。
で、なんで私がこの映画が大好きかというと、
カイル・マクラクランが出ているからなんですよー!
『ツイン・ピークス』のクーパー捜査官でお馴染みのカイルですが、
私にとっては、このロイド・ギャラガー(実は異星人)がNo.1なんです。
“エリートの若造”です(笑)。↓

やさぐれた殺人課の刑事たちに
「最近のFBIは、高校生を入れてるのか」とか、
嫌味を言われたりします(笑)。

ベックとのコンビも、始めはギクシャク。
「いちいちFBIが捜査に口出すな、うざい」

犯人(エイリアン)と会話するギャラガー。
「え? マジ、こいつもエイリアンなのかよ?」

エイリアンを殺すには、
特殊な光線を発する武器が必要らしい。

大統領候補に乗り移った犯人を追い詰めたギャラガーが
火炎放射器で…。

血まみれになり、SPや警官に銃を突きつけられながらも、
エイリアン(in大統領候補)を殺そうとするギャラガー。
あと少しだ、がんばれ!!
この時、相棒のベックはすでに撃たれて瀕死です。
さて、私の一番のツボは、カイル演じるロイド・ギャラガーの
浮世離れしていて、ちょっとずれているところかな?
確かに、エイリアンですから普通じゃないけどね(笑)。
冗談は通じないし、無表情だし、
食事の仕方や、薬の飲み方が分からずに戸惑うところがね。
真剣な顔でおかしなことをやるから、
もう可愛いのなんのって(笑)。
こういう、ちょっと変な人をやらせたら
本当にピカイチですねー。
あ、コメディじゃないんですよ。
クールなんだけど、何かの拍子に見せる
ちょっと切ないような眼差しが、すごくいいんです。
そして、何を見ても動じないギャラガーが、
ラスト近く、ベックが撃たれたときに、すごく動揺するのがね、
ぐっときます。
カイルのことを、
私は『デューン/砂の惑星』という映画で知りました。
その時は「わー、すごい美形だなー」と思った程度でしたが、
この映画を観てから、すっかりファンになりました。
まだ『ツイン・ピークス』の放映前ですから、
相当な昔ですね(苦笑)。
『ツイン・ピークス』を観たのも、カイルが出ているからでした。
この映画、よく『日曜洋画劇場』で放映されていたのですが
(少なくとも3回は観た)
淀川長治さんが、この映画を高く評価していたからだそうです。
(と、wikiにありました<笑)
そして、おなじみFBI特別捜査官デイル・クーパーです。

カイル・マクラクランをこの役に当てたのは
『ツイン・ピークス』の監督デヴィッド・リンチが、
『ヒドゥン』のギャラガーのキャラクター造形を
高く評価したためと、wikiにありました。
そうじゃろう、そうじゃろう!
クーパー捜査官も好きだけれど、
私はやっぱりロイド・ギャラガーがいいなあ。
というわけで、一部のファンにしか知られていない映画ですが、
私はこれが大好きなんですよー。
あ、相棒のベック刑事は、
『フラッシュ・ダンス』に出ていたマイケル・ヌーリー。
妻子持ちのたたき上げ刑事で、人情に厚く、家族思い。
ギャラガーと真逆なキャラで、いい味出しています。
娯楽映画だけれど、男の友情&エイリアン退治が主で、エログロは少なめ。
エイリアンも、それほど気持ち悪くありませんし(笑)。
観終わったあとの後味も悪くないです。
MIBが大丈夫な人なら、OK。
私の持っているのはビデオなので、
最近観ていなかったのですが
試しにユーチューブで検索したら、ちゃんとUPされていました。
わーん、カイル、かっこいー!!
もちろん字幕はないけど(笑)。
映画的に、実はけっこう人気があるのかな?
そして、改めて、この映画を観て気づいたこと。
私の脳内にあるアメリカの警察署の殺人課のイメージって
おそらく、この映画で作られていたんだなー(笑)。
スタンレー・ホークも、こういうところにいるんだなー、たぶん。
(あ、最近はまってるBLなんで、放っておいてください<笑)
でもって、やっぱり私はエルフ系の美形が好きなんだなー(笑)。
カイルも、レゴラスとか、ぴったりかもしれない。
誰もが頷く名作もいいけれど、
“自分だけの宝物”的な映画、それが私にとっての『ヒドゥン』です。
映画『サスペリア2』が大好きと熱く語っていて、
「えーー、そんな怖い映画が好きって、どうなの?」
とびっくりした私ですが、
よく考えたら、私だってこんな映画が大好きだったんだと思い出しました。
『ヒドゥン』(The Hidden/1987/アメリカ)
以下、あらすじはwikipediaより
ロス市警刑事トム・ベックは、カーチェイスの末、凶悪殺人犯を逮捕した。
しかし、いくら調査しても、犯人のデヴリーズは
平凡な常識人であったという証言しか得られない。
そのことに混乱しているベックを、
ロイド・ギャラガーと名乗るFBI捜査官が訪ねてくる。
エリートの若僧への反発から、
ベックは犯人が死亡したことを理由に追い返そうとするが、
ギャラガーは強引に捜査に介入してくる。
ギャラガーは、これは連続した事件で、次の事件がまた起きると言い、
そのとおりに同様の凶悪事件が発生し、犯人は射殺された。
犯人のミラーは、デヴリーズとはまったく交友はなく、
唯一の接点はデヴリーズが死亡した病院で同室だったことだった。
疑念を深めるベックに詰問され、
ギャラガーはついに一連の事件はすべて同一犯によるものであり、
自分も犯人も、同じ異星人だと告白する。
相棒(バディ)系の刑事もので、しかもエイリアンもの?
派手なカーチェイスや色っぽいお姉ちゃんも登場し、
B級映画の王道を行くような作品です。
で、なんで私がこの映画が大好きかというと、
カイル・マクラクランが出ているからなんですよー!
『ツイン・ピークス』のクーパー捜査官でお馴染みのカイルですが、
私にとっては、このロイド・ギャラガー(実は異星人)がNo.1なんです。
“エリートの若造”です(笑)。↓

やさぐれた殺人課の刑事たちに
「最近のFBIは、高校生を入れてるのか」とか、
嫌味を言われたりします(笑)。

ベックとのコンビも、始めはギクシャク。
「いちいちFBIが捜査に口出すな、うざい」

犯人(エイリアン)と会話するギャラガー。
「え? マジ、こいつもエイリアンなのかよ?」

エイリアンを殺すには、
特殊な光線を発する武器が必要らしい。

大統領候補に乗り移った犯人を追い詰めたギャラガーが
火炎放射器で…。

血まみれになり、SPや警官に銃を突きつけられながらも、
エイリアン(in大統領候補)を殺そうとするギャラガー。
あと少しだ、がんばれ!!
この時、相棒のベックはすでに撃たれて瀕死です。
さて、私の一番のツボは、カイル演じるロイド・ギャラガーの
浮世離れしていて、ちょっとずれているところかな?
確かに、エイリアンですから普通じゃないけどね(笑)。
冗談は通じないし、無表情だし、
食事の仕方や、薬の飲み方が分からずに戸惑うところがね。
真剣な顔でおかしなことをやるから、
もう可愛いのなんのって(笑)。
こういう、ちょっと変な人をやらせたら
本当にピカイチですねー。
あ、コメディじゃないんですよ。
クールなんだけど、何かの拍子に見せる
ちょっと切ないような眼差しが、すごくいいんです。
そして、何を見ても動じないギャラガーが、
ラスト近く、ベックが撃たれたときに、すごく動揺するのがね、
ぐっときます。
カイルのことを、
私は『デューン/砂の惑星』という映画で知りました。
その時は「わー、すごい美形だなー」と思った程度でしたが、
この映画を観てから、すっかりファンになりました。
まだ『ツイン・ピークス』の放映前ですから、
相当な昔ですね(苦笑)。
『ツイン・ピークス』を観たのも、カイルが出ているからでした。
この映画、よく『日曜洋画劇場』で放映されていたのですが
(少なくとも3回は観た)
淀川長治さんが、この映画を高く評価していたからだそうです。
(と、wikiにありました<笑)
そして、おなじみFBI特別捜査官デイル・クーパーです。

カイル・マクラクランをこの役に当てたのは
『ツイン・ピークス』の監督デヴィッド・リンチが、
『ヒドゥン』のギャラガーのキャラクター造形を
高く評価したためと、wikiにありました。
そうじゃろう、そうじゃろう!
クーパー捜査官も好きだけれど、
私はやっぱりロイド・ギャラガーがいいなあ。
というわけで、一部のファンにしか知られていない映画ですが、
私はこれが大好きなんですよー。
あ、相棒のベック刑事は、
『フラッシュ・ダンス』に出ていたマイケル・ヌーリー。
妻子持ちのたたき上げ刑事で、人情に厚く、家族思い。
ギャラガーと真逆なキャラで、いい味出しています。
娯楽映画だけれど、男の友情&エイリアン退治が主で、エログロは少なめ。
エイリアンも、それほど気持ち悪くありませんし(笑)。
観終わったあとの後味も悪くないです。
MIBが大丈夫な人なら、OK。
私の持っているのはビデオなので、
最近観ていなかったのですが
試しにユーチューブで検索したら、ちゃんとUPされていました。
わーん、カイル、かっこいー!!
もちろん字幕はないけど(笑)。
映画的に、実はけっこう人気があるのかな?
そして、改めて、この映画を観て気づいたこと。
私の脳内にあるアメリカの警察署の殺人課のイメージって
おそらく、この映画で作られていたんだなー(笑)。
スタンレー・ホークも、こういうところにいるんだなー、たぶん。
(あ、最近はまってるBLなんで、放っておいてください<笑)
でもって、やっぱり私はエルフ系の美形が好きなんだなー(笑)。
カイルも、レゴラスとか、ぴったりかもしれない。
誰もが頷く名作もいいけれど、
“自分だけの宝物”的な映画、それが私にとっての『ヒドゥン』です。
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