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言の葉。

  • CATEGORY戯れ言
  • PUBLISHED ON2007/ 09/ 08/ 23:17
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こんばんは。
台風一過で、今日の関東はすっきりした晴れ。気温もぐんぐん上がって、暑い一日となりました。

さて、「ささやき色の2日間淑女の休日」ツアーから帰宅して、早2週間。ご一緒してくださったはるおさまとは、毎回真面目な話から腐った話まで色々な話に花が咲くのですが、その中で今回、「言葉って大切だよね」という話題で盛り上がりました。

言葉の使い方って本当に難しいです。
親しい間柄でも「言わなくても分かって欲しい」「察して欲しい」という相手に対する勝手な期待から、結局気まずい思いをしたり、下手をすると感情のすれ違いが起きたりします。

また、大人になると、人によってはなかなか自分の気持ちを素直に言葉に出せないっていうこともありますよね。反対に、自分の気持ちを訴えたいあまりに、押し付けがましくなったり、攻撃的になったりしてしまうタイプの人もいます。

私自身は、「こういうことを言ったら相手はどう感じるだろう」と想像するのが基本だと、常々思っているのですが。ただ、その「どう感じるか」が私と全然違う場合は、自分の言葉が相手にどう取られているのか分かりませんし(苦笑)。

それでも、優しさや気遣いや思いやりの気持ちを、相手に伝えることって大切だと思います。父が亡くなったときの「ご愁傷様」「大変だったわね」、今回私が病気になったときの「お大事に」「無理しないでね」。

本当に当たり前の一言なのですが、下手な励ましよりも、そういうごく普通の思いやりの言葉が一番ありがたかったですし、私も傷ついている人に対して、負担にならないようなさりげない一言をかけてあげられる人になりたいと思いました。


「ことばでは伝わらないものが、たしかにある。だけど、それはことばを使いつくした人だけが言えることだ。」

「ことばというやつは、心という海に浮かんだ氷山みたいなものじゃないかな。海面から出ている部分はわずかだけど、それによって、海面下に存在する大きなものを知覚したり、感じとったりすることができる。」


これは、両方とも私が大好きな小説「銀河英雄伝説」(田中芳樹著)の中の登場人物、ヤン・ウェンリーの台詞なのですが、なかなか含蓄のある言葉だと思います。

人間関係って、本当にちょっとしたことで傷ついたりするものです。目的を持って相手を傷つけるのはまだしも(?)、悪気がないのに相手に酷い言葉を投げかけてしまったり、無神経な言動をしてしまわないよう気をつけようと、最近つくづく思います。

もっとも、言葉が過ぎて「上手く立ち回っている」と見られてしまうと、小賢しい人間だと思われるので、そちらもまた難しいですね。

親子・姉妹・職場・友人…。人間関係には様々なシチュエーションはありますが、どんなときでも言葉をぞんざいに扱わないようにしなくちゃなあと感じるこの頃です。



追伸:ええと、超真面目な話題の記事でなんなのですが(笑)
   本日、腐女子サイト「A」の更新をいたしました。
   会員の皆様のご訪問をお待ちしております♪
   (最近頑張っている管理人Aでした<笑)

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