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徒然に。

10月ももう半ばですが、やっと秋らしくなってまいりました。
秋が好きな私は、とってもうれしいです。

徒然に最近の近況など…。


相変わらず、心療内科には2週間に1度のペースで通っています。自宅からから都心にあるクリニックまでは、約1時間半。診察時間は30分くらい、予約制なので待ち時間はあまりありませんが、やはり1日仕事という感じですね。

前回でしたか、ドクターに「通院、大変ですか?」と訊かれ、「はい、月に1回くらいだと楽なんですけど」と答えたら、「通院も治療の一環なので、大変でしょうけれど通ってください」と言われてしまいました(苦笑)。行動療法というわけですね。

ドクターも言うように、今の私は、自分から進んで出掛けようという気持ちがほとんどないので、通院も大切な外出なのかもしれません。それでも、銀行やスーパーなど、体調のいい日は一人で行けるようになりました。

また、先日は、母や妹と一緒に、国立新美術館の「ゴッホ展」を見にいきました。「一人で行けないなら一緒に行ってあげるから」と母が連れ出してくれました。本当なら、こちらが面倒を見なければならない立場なのに、まったくもって面目ない限り(苦笑)。

でも、本物の芸術に触れ、久しぶりに心が高揚しました。平日の夕方で空いていたし、美術館の中は静かなので良かったです。

まだ観劇は無理ですが、TVもニュースや天気予報、ドラマや映画など、あまり音がうるさくない番組や自分の好みの番組であれば、観られるようになりました。テンションが高いバラエティなどは、耳障りに感じてしまいますが。

大ヒットしたNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」も夫につられて見ていたのですが、「てっぱん」はテンポが速さとテンションの高さについて行けず、1週間で挫折しました。やっぱり、あの主人公のおっとりした感じがよかったんだなーと、今さらながら懐かしんでいます(笑)。

わりと最近TVで観られたのは、映画「真夏のオリオン」と「塀の中の中学校」かな?どちらも、TVがついていたので何となく観たのですが、いつの間にか引き込まれ、最後は涙でした。録画しておけば良かったー。


ただ、まだ自分から外に出かけようと思うことが出来ないし、誘われない限り、誰かと会ったり話したりもしません。それが大きな壁かな?それでも、心を許せる友人何人かが、時々ランチに誘ってくれるので、週に1回くらいはおしゃべり。

そういう時は、病気のせいなのか、話し相手に飢えているせいか分かりませんが、ものすごくおしゃべりになったりします。家に帰ると、疲れて頭痛が出るくらい(笑)。

ひとりにしておいてほしいくせにかまってほしいという、とても矛盾した自分がいます。楽しく笑っていても、今すぐ死んでしまってもいいや…という投げやりな気持ちが、心のどこかにあります。

「命を大切に」ということは、頭の中では重々理解しているんですけれどね。今でも、癌で亡くなった父を思うと涙が出るくせに、自分の命なんてどうだっていいと思ってしまうんです。やっぱり病気なんですよね。

チャージが切れてしまった気力が戻ってくれば、何かに興味が持てるようになったり、生きていることを楽しめるようになるんじゃないかと思います。

そういえば、ドクターにこんなことを言われました。「うつで辛い思いをした人の方が、治ってから人生を何倍も楽しめるようになりますよ。」と。

うつ闘病本にも、うつを経験して、それまでのかたくなさが取れて一皮剥けたようになったと書いてあったなあ。そう思えば、何ごとも経験、ということなのかもしれません。

さて、今日はこれから婦人科と心療内科のはしごです。
まだまだ書きたいことはありますが、とりあえずここで…。

皆さまもお元気でお過ごしくださいね。
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