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5月に読んだ本

皆さま、おはようございます。
今日も関東はよいお天気で、お洗濯日和です。

久しぶりに掲示板が賑わっていて、とってもうれしいです。皆さま、気を遣ってくださっているのかな(汗)。

今、家族以外とのリアルな会話が皆無な状況なので、ネットで自分勝手につぶやいたり、皆さまのおしゃべりを読ませて頂くのが一番の楽しみなんです。本当に感謝!!

かといって、他所様のサイトやブログにコメントするのは、なかなか勇気がなくて…(←意気地なし)。普段は、もっと当たって砕けるタイプなんですけれどね。やはり、臆病になっているのかな。

今日は、これから心療内科に行ってまいります。お薬が少し変わるかな?自分では、ほんの少しですがよくなっているようにも思えるのですが…。

掲示板レスは、また帰ってから書かせていただきますね。


●5月に読んだ本

昨日書いていたのですが、時間がかかってしまって(集中力がない)、更新できませんでした。5月に読んだ本の覚書です。


「木洩れ日に泳ぐ魚」
「私の家では何も起こらない」(恩田陸)

「つきまとわれて」
「ブラディ・ローズ」
「そして誰もいなくなる」(今邑彩)

「鹿男あをによし」(万城目学)

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」上下
「ライラの冒険 神秘の短剣」上下
「ライラの冒険 琥珀の望遠鏡」上下(フィリップ・プルマン)

「手芸屋カタログ」

「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ)
「聖☆おにいさん」5巻(中村光)


5月も色々読みました。

今、わたしは、TVや映画が駄目なので(映像と音がいっぺんに来るのが、ものすごく疲れる)、自分のペースでできる読書が一番の趣味になっています。

ただ、集中できる時間が短いので(せいぜい10分<苦笑)、なかなか先に進めないのですが。ジャンルは、ミステリー、ホラー、ファンタジーなどが、あまり重くなくて読みやすいです。

恩田陸さんの本は、2冊読みました。
いよいよ残り少なくなってきましたね。

「木洩れ日に泳ぐ魚」も、それなりに面白かったのですが、その後に読んだ新刊「私の家では何も起こらない」のインパクトがあまりに強くて、印象が薄くなってしまいました(苦笑)。「私の家…」怖かったよ~。でも、恩田さんのホラーは大好きです。

そして、最近よく読んでいるのが、今邑彩さん。
やはり女性作家で私と世代も近く、ミステリー・ホラーが多いので、読むようになりました。

「つきまとわれて」は、連作になったホラー短編集。軽く読めます。

「そして誰もいなくなる」は、クリスティの名作を踏襲した本格推理。どんでん返しが何度もあって、最後は「やられた!」と思いました。

わたしはクリスティのファンなので、もちろん「そして誰もいなくなった」も持っていて、高校時代から何度か読んだはずなのに、内容をほとんど覚えていなかったのが少々歯がゆかったです(苦笑)。読み直そうかなあ。

そして、一番気に入ったのが「ブラディ・ローズ」。
舞台は謎めいた薔薇屋敷、登場人物も、主人公以外は謎だらけ…というわたしが大好きなシチュエーション。デュ・モーリアの「レベッカ」を彷彿とさせる作品です。

「鹿男あをによし」は、たまたま図書館で目に入ったので借りてみたのですが、面白かった!わたし的には「鴨川ホルモー」より好きです。たしか、ドラマにもなってましたよね?元気になったら、見てみたいかも。万城目学さん、要チェックです。

そして、5月に読んだ中で一番印象にのこったのが「ライラの冒険」シリーズ。これも、たまたま図書館の書棚を眺めていて、見つけました。

映画「黄金の羅針盤」を観たときに、続きがとても気になっていたので、改めて第1作から読んでみたのですが、想像以上に壮大なファンタジー。「黄金の羅針盤」は、物語のほんのさわりだったことが、2作目を読んで判明しました。

私が読んだのは、軽装版だったのですが、なんと2作目の「神秘の短剣」の上巻の帯の推薦文が恩田陸さんだったんです。なんだかうれしかったな。

ストーリーは壮大だし、世界観も魅力的で面白いのですが、ちょっと人物の書き込み方が足りないかなと思われる部分が気になりました。それでも、一読の価値のある物語です。人類はどこから来たのか?神は本当にいるのか?など、テーマ的には、「指輪物語」や「ナルニア国物語」よりも、現代的でシビアなように思います。

ラストがなんともほろ苦くて、ちょっと泣きそうになりました。「指輪物語」のラストも、かなりほろ苦い感じでしたが、それ以上かな。もう一度、今度はもっと内容を味わいながら読んでみたいと思う本でした。

他には、以前から欲しかった「手芸屋カタログ」を買いました。都内にあるお洒落な手芸店のガイドブックです。わたしは、その手のお店の知識が皆無なので、これから役立ちそうです。

マンガは、先日ご紹介した「テルマエ・ロマエ」と、楽しみにしていた「聖☆おにいさん」の5巻。だんだんサブ・キャラが増えてきましたが、わたしは“ブッダ様命!”のアナンダが、いじらしくて?好きかな(笑)。



では、今から出かけてまいります。


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