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リンクしてる?

  • CATEGORY戯れ言
  • PUBLISHED ON2007/ 08/ 28/ 19:09
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今年は、今までになく色々なことが自分の周りで起きている私。
その時々で、どきっとするような繋がりを感じることもあります。

3月、父が入院している時に、北村一輝さんご出演の『恋の骨折り損』を観にいったのですが、ヒロイン役のフランス王女のお父さん、つまりフランス国王が病気で亡くなるとという場面がありました。

国王の逝去を知らされて涙するフランス王女を観たときに、他人事とは思えずものすごくドキドキした覚えがあります。「親が死ぬ」ということをリアルに感じた場面でした。

その後、友人のご主人が心疾患で急死したり、夫の親友の奥様が肺がんで亡くなったり、生きることや死、そして愛する人の死が回りにどのような影響を与えるのかをつぶさに見た思いでした。

先日観た、やはり一輝さんが出演された『ささやき色のあの日たち』は、その集大成というか、まさに今、死に直面している二人の男たちが、自分の今までの人生が走馬灯のように流れていくのを観るというお話でした。

結局二人とも九死に一生を得て、その後の人生を本当に愛する人とやり直すのですが、「生きること」と「死ぬこと」をリアルに考えさせられました。

今まで自分が死ぬということを、あまり想像したことがなかった私ですが、今回、病気が分かってからは、さすがに「もしかしたらもう長く生きられないかもしれないな」とか「死んだら家族はどうなるだろう」などと、ちょっとナーバスに考えてしまったことも事実です。

死ぬことを想像して夜眠れなかったり、「きっと良性よ」「絶対治るから」という励ましの言葉に「良性だってどうして分かるの?」「絶対って何を根拠に言うの?じゃあ死んだら責任取ってよね」と心の中で毒づいてみたり(笑)、けっこう僻みっぽくなったりもしました。

私と同じような立場に立ったことのある方は、多かれ少なかれ同じような思いをしたことがあると思います。得体の知れない民間療法を勧められたり、わざわざ不安を煽るようなことを教えてくれたり。不用意な言葉は、時に矢のように弱った心に突き刺さるものなんですよね。

でも、自分がそういう思いをするということは、きっとそれが今の私に必要なことなんだろうなあと、今は思います。

ご主人を亡くして悲嘆にくれていた友人に対して、以前の私だったら、どう対処していいか分からなかったでしょう。でも私も父を亡くしたばかりだったおかげで、彼女にどうしてあげたら一番いいのかが分かりました。

辛い状況にある人に対して、どうすればいいのか分からなくなることって、この年になっても多いです。不用意なことを言って傷つけてしまったらいけないとか、腫れ物をさわるように扱ってしまったり、遠巻きにして眺めているだけだったり。

でも、やっぱり人間って、一人じゃ生きていけないし、人の温もりを求めてしまうんですよね。「泣きたいときは泣いていいよ」「落ち込んだ時は電話してね」こういう言葉に、今回どれだけ救われた気持ちになったでしょう。

温かい思いやりがじんわりと心に染みてゆくとき、一人じゃ立っていけない弱い自分を情けなく思いながらも、人に寄りかかることができるありがたさを感じたりもしております。

ちょっとウェットになってしまいましたが、色々なリンクを感じながら、今年後半何とか頑張っていきたいと思います。

ところで、一輝さんの次の舞台『死ぬまでの短い時間』っていうのは、あまりリンクして欲しくないかも(苦笑)。

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2007/08/29 (Wed) 08:10 | EDIT | REPLY |   

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