久々に、『レ・ミゼラブル』。
- CATEGORYミュージカル・歌舞伎など
- PUBLISHED ON2009/ 10/ 18/ 16:32
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皆さま、こんにちは。
秋晴れの心地よい日曜日です。
さて、遅くなりましたが、雪組公演の感想を観劇感想掲示板にUPしました。
●観劇感想掲示板はこちら♪
ブログでの自己発信が主流の宝塚系ネットでは、掲示板投稿がどこでも激減しているらしく、掲示板を廃止するサイトが急増していて、私もどうしようかなあと思ったりしています。
でも、やっぱりブログだと、個人対個人だけのやりとりになってしまうし、それではちょっと寂しいので…。この先、どうなるか分かりませんが、せっかく書いてくださったレポを、もう少し読みやすい形で残していけたらいいかも…などと考えています。
そして、久々に帝劇で『レ・ミゼラブル』を観劇してまいりました。
ここ数年、『レミゼ』『エリザ』、そして『ミス・サイゴン』が交代で上演されているような…(笑)。やはり、ドル箱作品なのでしょうね。
今回は、母の誕生日のお祝いということで、奮発してS席を取りました。仕事を辞めたので、お財布が痛い…(苦笑)。
折りしも、観劇当日は台風18号が東京を直撃。JR常磐線が止まると(台風では大概止まる<爆)、東京への足がなくなってしまう私は、前日父の墓参に行って、そのまま実家に泊まりこみました。
そしてご存知のとおり、8日は、都内のJR各線がすべて運転見合わせという大混乱。幸い実家は、井の頭線沿線なので、渋谷から地下鉄銀座線で銀座まで行き、そこから帝劇まで歩きました。
いつも長い列のクリスピー・クリーム・ドーナツも、今日はひとりも並んでいません。せっかくなので(笑)、休憩時間用に母と2個ずつ買って行きました。誰も並んでいないのに、試食用の揚げたてドーナツを頂いちゃって、なんだか申し訳なかったです(苦笑)。
さて、8日昼公演のプリンシバルキャストです。
ジャン・バルジャン=今井清隆
ジャベール=岡幸二郎
エポニーヌ=新妻聖子
ファンテーヌ=シルビア・グラブ
コゼット=神田沙也加
マリウス=藤岡正明
テナルディエ=三谷六九
テナルディエの妻=森公美子
アンジョルラス=坂元健児
やはりせっかく観るのなら、自分の好きなキャストで…と選びました。バルジャン=今井&ジャベール=岡は、絶対外せなかったので。あとは、新妻聖子ちゃんとモリクミさんがポイントかな。
今井さんは、相変わらずのグロリアスボイスで、うっとりさせてくれました。何しろものすごい声量の方なので、歌い上げるタイプの歌は素晴らしいのですが、囁くような声もまた良くて。「彼を帰して」の繊細な歌声が、もう神の声というくらい素晴らしかったです。
あと、私が激泣きしたのが、バルジャンがマリウスに過去を告白する場面。「ジャン・バルジャンという男がパンをひとつ盗んで牢獄に19年汗で罪を清めた」というあの歌です。
バルジャンが神に召されるラストシーンでは、ハンカチが涙でぐちゃぐちゃになりました。
ジャベールの岡さんは、本当にカリスマ性のあるスターですね~。すらりとした長身と素晴らしい歌唱力はもちろんなのですが、何か人を惹きつける魅力のある方です。ジャベールのナンバー「星よ」では、場内大拍手でした。
最近私が好きなのが、新妻聖子ちゃん。癖のない伸びやかで素直な歌声に、心が癒されます。いずれはエリザベートなども観てみたいな。
ファンテーヌのシルビア・グラブさん。この役で観たのは初めてだったかも?大人っぽい雰囲気の方ですが、予想以上に似合っていました。
コゼットの神田沙也加ちゃんは、声はリリカルで綺麗なのですが、声量不足が気になりました。バルジャン・マリウス・エポニーヌと掛け合いで歌うシーンなどでは、声がかき消されてしまって。舞台向きじゃないのかな?
マリウスの藤岡くんは、なかなか良かったです。美形だし、キャラも合っていました。アンジョルラスの坂元さんより目立っていたかも?
坂元さんは、歌はとてもお上手なのですが、声質がちょっと私の好みと合わないかも…。私の中で、岡さんのアンジョがあまりにもインパクトがあるせいかもしれません。
豪華な衣装も出てこないし、どちらかと言えば暗い作品なのに、多くの人に支持されるのは、やはり「愛」を謳った作品だからでしょうか。
ラストシーンの「誰かを愛することは神様のおそばにいることだ」という歌詞を聞くと、クリスチャンではない私も、胸がいっぱいになります。
観るたびに、いつも新しい感動を与えてくれる『レ・ミゼラブル』。
これからも、ずっと上演し続けてもらいたい作品です。
さて、台風の中での上演。
交通機関の混乱のため、いつもより10分遅れで始まりましたが、やはり遅れて客席に着く人が多かったです。それでも、俳優の皆さんはいつも以上の熱演(のように見えた<笑)。
アンコールの時に、今井さんからご挨拶までありました。「悪天候の中、ありがとうございます」「幕が開いて、客席に誰もいなかったらどうしようと思いました」など、シャイな今井さんのご挨拶が聞けるなんてとってもラッキーでした。
さて、『レ・ミゼ』観劇2回目の母、すっかり岡ジャベールのとりこになってしまったようです。さすが、マダムキラー岡(笑)。もちろん今井さんにも「歌が上手いわねえ」と言ってくれましたが、やっぱりカッコよさでは、岡さんにかないませんものね(笑)。
何にせよ、楽しんでもらえてよかったです。
秋晴れの心地よい日曜日です。
さて、遅くなりましたが、雪組公演の感想を観劇感想掲示板にUPしました。
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ブログでの自己発信が主流の宝塚系ネットでは、掲示板投稿がどこでも激減しているらしく、掲示板を廃止するサイトが急増していて、私もどうしようかなあと思ったりしています。
でも、やっぱりブログだと、個人対個人だけのやりとりになってしまうし、それではちょっと寂しいので…。この先、どうなるか分かりませんが、せっかく書いてくださったレポを、もう少し読みやすい形で残していけたらいいかも…などと考えています。
そして、久々に帝劇で『レ・ミゼラブル』を観劇してまいりました。
ここ数年、『レミゼ』『エリザ』、そして『ミス・サイゴン』が交代で上演されているような…(笑)。やはり、ドル箱作品なのでしょうね。
今回は、母の誕生日のお祝いということで、奮発してS席を取りました。仕事を辞めたので、お財布が痛い…(苦笑)。
折りしも、観劇当日は台風18号が東京を直撃。JR常磐線が止まると(台風では大概止まる<爆)、東京への足がなくなってしまう私は、前日父の墓参に行って、そのまま実家に泊まりこみました。
そしてご存知のとおり、8日は、都内のJR各線がすべて運転見合わせという大混乱。幸い実家は、井の頭線沿線なので、渋谷から地下鉄銀座線で銀座まで行き、そこから帝劇まで歩きました。
いつも長い列のクリスピー・クリーム・ドーナツも、今日はひとりも並んでいません。せっかくなので(笑)、休憩時間用に母と2個ずつ買って行きました。誰も並んでいないのに、試食用の揚げたてドーナツを頂いちゃって、なんだか申し訳なかったです(苦笑)。
さて、8日昼公演のプリンシバルキャストです。
ジャン・バルジャン=今井清隆
ジャベール=岡幸二郎
エポニーヌ=新妻聖子
ファンテーヌ=シルビア・グラブ
コゼット=神田沙也加
マリウス=藤岡正明
テナルディエ=三谷六九
テナルディエの妻=森公美子
アンジョルラス=坂元健児
やはりせっかく観るのなら、自分の好きなキャストで…と選びました。バルジャン=今井&ジャベール=岡は、絶対外せなかったので。あとは、新妻聖子ちゃんとモリクミさんがポイントかな。
今井さんは、相変わらずのグロリアスボイスで、うっとりさせてくれました。何しろものすごい声量の方なので、歌い上げるタイプの歌は素晴らしいのですが、囁くような声もまた良くて。「彼を帰して」の繊細な歌声が、もう神の声というくらい素晴らしかったです。
あと、私が激泣きしたのが、バルジャンがマリウスに過去を告白する場面。「ジャン・バルジャンという男がパンをひとつ盗んで牢獄に19年汗で罪を清めた」というあの歌です。
バルジャンが神に召されるラストシーンでは、ハンカチが涙でぐちゃぐちゃになりました。
ジャベールの岡さんは、本当にカリスマ性のあるスターですね~。すらりとした長身と素晴らしい歌唱力はもちろんなのですが、何か人を惹きつける魅力のある方です。ジャベールのナンバー「星よ」では、場内大拍手でした。
最近私が好きなのが、新妻聖子ちゃん。癖のない伸びやかで素直な歌声に、心が癒されます。いずれはエリザベートなども観てみたいな。
ファンテーヌのシルビア・グラブさん。この役で観たのは初めてだったかも?大人っぽい雰囲気の方ですが、予想以上に似合っていました。
コゼットの神田沙也加ちゃんは、声はリリカルで綺麗なのですが、声量不足が気になりました。バルジャン・マリウス・エポニーヌと掛け合いで歌うシーンなどでは、声がかき消されてしまって。舞台向きじゃないのかな?
マリウスの藤岡くんは、なかなか良かったです。美形だし、キャラも合っていました。アンジョルラスの坂元さんより目立っていたかも?
坂元さんは、歌はとてもお上手なのですが、声質がちょっと私の好みと合わないかも…。私の中で、岡さんのアンジョがあまりにもインパクトがあるせいかもしれません。
豪華な衣装も出てこないし、どちらかと言えば暗い作品なのに、多くの人に支持されるのは、やはり「愛」を謳った作品だからでしょうか。
ラストシーンの「誰かを愛することは神様のおそばにいることだ」という歌詞を聞くと、クリスチャンではない私も、胸がいっぱいになります。
観るたびに、いつも新しい感動を与えてくれる『レ・ミゼラブル』。
これからも、ずっと上演し続けてもらいたい作品です。
さて、台風の中での上演。
交通機関の混乱のため、いつもより10分遅れで始まりましたが、やはり遅れて客席に着く人が多かったです。それでも、俳優の皆さんはいつも以上の熱演(のように見えた<笑)。
アンコールの時に、今井さんからご挨拶までありました。「悪天候の中、ありがとうございます」「幕が開いて、客席に誰もいなかったらどうしようと思いました」など、シャイな今井さんのご挨拶が聞けるなんてとってもラッキーでした。
さて、『レ・ミゼ』観劇2回目の母、すっかり岡ジャベールのとりこになってしまったようです。さすが、マダムキラー岡(笑)。もちろん今井さんにも「歌が上手いわねえ」と言ってくれましたが、やっぱりカッコよさでは、岡さんにかないませんものね(笑)。
何にせよ、楽しんでもらえてよかったです。
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