花組「パナソニック電工貸切公演」潜入レポ。
2月21日(土)の3時半公演は、パナソニック電工の貸切公演でした。
これは、「パナソニック・ドリームシアター」と銘打ったP社の顧客ご招待会だったのですが、母&私&妹で行って参りました。
ご招待会だけあって、観客のほぼ9割は宝塚は初めてという感じで、引率のP社の社員さんたち他、男性も多く(代理店関係?)、いつもの雰囲気と全然違います。
客席は「宝塚ってどんな感じなんだろう?」という空気でいっぱい。
幕があがりお芝居が始まると、はじめはやや引き気味&クールに観ていた皆さまですが、舞台の進行と共に、どんどん引き込まれていくのが分かりました。
一幕が終わると、ものすごい拍手。
幕間には「思ったより面白い」「上手だねー」という声があちこちで聞かれ、「そうじゃろそうじゃろ」と密かに頷くわたくし。
そして、二幕。
もちろん、ラストのクレーンには、客席は大喜び!クレーンが移動するたびに、歓声と拍手が。
そして、この日、最も盛り上がったのがフィナーレ。
ゆうひくんの歌のあと、ロケットが始まると会場中にどよめきが…!私の前に座っていたスーツ姿のオジサマ(たぶんP社の方)なんて、前へ乗り出してノリノリで体を揺らしていましたよ(笑)。
あんなに盛り上がったロケット、初めて観たよ…(笑)。
その後の男役のダンスには、会場中から熱い手拍子が。もう何かのコンサートかって感じ。デュエットダンスにはため息がもれ、とどめはやはりパレード。
大きな羽根をつけたまとぶんが大階段に登場すると「うおおおお!」というどよめき(笑)。そして、スターさんたちが銀橋に勢ぞろいすると、もう手を振る人やら中腰になる人やら、興奮状態。
そのあまりの熱狂ぶりが嬉しかったのか、銀橋から舞台に戻る時に、まとぶんが手を振って客席の声援に応えてくれたんですよ。もう皆さま大喜びで、両手を振ってアピールする人、歓声を上げる人など、ますますヒートアップして大変なことになってました。
ホント、びっくりした~。
宝塚ファンって、おとなしいのね(笑)。
最後のまとぶんのご挨拶も、礼儀正しいけれどとてもフレンドリーでしたので、皆さまめっさ喜んでいらっしゃいました。
終演後のロビーは、興奮冷めやらぬ人々で大いに盛り上がっておりました。きっとこの日1日で新しいファンがずいぶん誕生したのではないでしょうか。
私たちが、お世話してくださったP社の社員さん(40代後半?)にご挨拶したら、「いやあ、面白かったですねえ」と彼も興奮気味。
で、「あ、あちらに売店(!)がありますから、見ていかれたらいいですよ」と、ご親切にキャトルレーヴを指差して教えてくださいました。いや、いつも行ってますから(笑)。
今まで、色々な貸切公演に行きましたが、こんなに盛り上がった公演は初めてです。ファンになって観劇に慣れてくると、ついつい批評家的な目で観たりしてしまいがちですが、ビジターの皆さんの素直な反応に、初めて宝塚を観た時(って35年前じゃ…?)の驚きと感激を思い出しました。
やっぱり舞台は、真っ白な心で楽しまなくちゃ。
とはいえ、すでに、「真っ白」というハードルが高すぎて越えられそうもない腐った私の心。いったいどうすればよいのやら…。色々な妄想をしつつ楽しむのは得意なんですけど(笑)。
以上、楽しく盛り上がった貸切公演レポでした。
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