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ダウンしています~(汗)。

皆さま、こんばんは。
実家にいるときは、時折疲労を感じつつも元気にがんばっていたのですが、土曜日の夜に自宅に戻ってから、咳と喉の痛みがひどくて具合が悪くなってしまった暁生です。

昨日、病院へ行ったら「風邪です。これから熱が上がると思うので気をつけてください」と抗生剤その他を処方されて帰宅。やっぱり疲労が溜まっていたんですね。昨夜は咳が酷くて眠れませんでした。

身体は疲れているのに、頭は妙に冴えていたりして、おかしな感じです。薬も切れそうなので、早いところ心療内科のクリニックにも行った方がよさそう。


それにしても、親の葬儀がこんなに大変なものだとは思いませんでした。私の友人にも、ここ数年ご両親を見取った方が何人かいて、事前に話は聞いていたのですが、やはり聞くと実際に体験してみるのとでは大違いでした。

悲しみに浸るまもなく、次から次へと決めなければならないことが押し寄せてきて、私には荷が重すぎると弱音を吐きたくなる時もありますが、何とか捌いて行かなければと思っています。

こういう時には、経験者のアドバイスが本当にありがたいです。高齢のお父様とお母様を相次いで亡くされた夫の部下の女性は「3回忌が終わるまでは、忙しくてあっという間ですよ」と言っておりました。また、やはり数年前にお父様を亡くした友人は、「すぐ元気になる」特製ドリンクを手に、お見舞い方々、我が家を訪ねてくれました。

亡くなった本人はもちろん一番気の毒だし、あともう少しだけでも長く…と思ったりもしますが、残された家族はこれから生きていかなくてはいけないわけですし、生活を立て直しながら、後のことをしなければならないので、大変です。

それにしても、今の時代はPCや携帯があるので、便利ですね。葬儀社の方との連絡はすべて携帯。細かいことは、父のPCからメールで連絡することも出来ましたし、お金関係の収支は全部エクセルで作表しました。これが全部手作業だったら、ずいぶん大変だったろうなあと思います。

葬儀そのものは、こちらの希望通りにして頂いて、形ばかりにこだわったお仕着せのものではなく、父の好きだった曲をかけてもらったり、お花をたくさん飾ったりして、心のこもった温かい式に出来ました。担当の方もとても心配りの細やかな良い方で、その点では本当に大満足です。

今日は、風邪で一日寝ておりましたが、明日は実家に行かなくちゃならなそうです。お役所関係の色々な手続きをしなければならないので。それにしても、葬儀社の方は、本当に思いやりがあって親切でしたが、お役所の窓口の方は相変わらず無愛想ですね。

区役所の窓口で、父の健康保険証を返還するときも「これは、返還するんですか?」と質問する私に、「生きている方じゃないと、持っていても仕方ないですから」ときっぱり言われてしまいました。なんというか、思いやりというものがないんでしょうかね~。呆れてしまいました。サービス業で働いている私は、色々な窓口での対応を見て、また勉強になっています。

それにしても、葬儀屋さんは本当に大変そう。担当は私よりひとつ年上の女性だったのですが、本当にしっかりしていて、頼れる方でした。私にはとても出来そうにないなあと尊敬。「大変なお仕事ですね」と声をかけたら、「いえ、まだまだ若輩者です」と謙虚な答えでした。パンツスーツでショートカットの方だったので、私の妹夫婦などは「男役みたい」などと言っておりました(笑)。

いやはや、人生何事も経験ですね。
こうして、人間も一人前になっていくんだなあと思いました。

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2 Comments

れい  

しっかり休んでください

 暁生さま、気を張っていろいろお葬式の段取りを踏んでいたので、きっと疲れが出たのだと思います。どうかしっかり休んでください。人の死を受け入れるには時間がかかります。今は目に前にすべきことがあって、あまり感傷に浸っている時間がないかもしれませんが、そのうちいろいろな想いが去来するでしょう。
 しかしお役所の人の言葉のなんて思いやりのないこと!あの人たちにとって人の死はもう日常茶飯事で、来庁者にいちいち丁寧に応対する気持ちを失ってしまったのかもしれません。感覚が完全に麻痺していますね。
 どんな仕事に就いても、絶対に一般常識や人として当たり前の感覚を忘れたくないと思いました。

 どうか風邪を治してくださいね。

2007/04/16 (Mon) 19:53 | EDIT | REPLY |   

暁生@Tokyo  

れいさま、ありがとうござます♪

れいさま、こんばんは。
たびたびにわたり、心温まるお言葉をありがとうございます。父が亡くなる前日に発熱したのですが、急な知らせで病院に駆けつけた後は、妙にシャッキリとしていて、風邪もどこかに行ったのかなと思っていたんですよね。薬は飲んでいたんですが。

本当に、色々な段取りに追われていたので、妹が買ってくれたスタミナドリンクを飲みながら、何とか乗り切ったという感じでした。

れいさまのおっしゃるように、きっと色々なことが落ち着いたら、肉親を失った寂しさや悲しみが、どっと押し寄せてくるのだと思います。

今は、父のことを思い出すのが辛すぎて、かえって何か別の事務的なことに追われているほうが、気が楽なんです。

愛する人を失った喪失感、心がからっぽになったような気分は、やはり経験しないと分からないものですね。私より、一回り近く年上の友人が、お父様を亡くされた時に、「(亡くなった人が)幾つであっても、親を亡くすのは辛いものよ」とおっしゃっていました。

私も「せめて喜寿のお祝いをしてあげたかった」とか「金婚式を迎えさせてあげたかった」などと、考え始めると悲しくなってしまうので、「きっと今は痛みからも解放されて、天国で幸せになっているわ」と考えるようにしています。

これから、年を経るごとに、見送る人も多くなってくるんだなあと、自分の年齢を感じたりしております。

お役所の窓口の方は、本当に不親切でしたよ。世田谷区の某K支所ですが(笑)。年金の手続きを聞きにいっても「ここではできませんから、社会保険事務所に行ってください」と門前払いをした上で、地図を渡しておしまい。冷たいものです(苦笑)。

同じお役所関係でも、問い合わせの電話に「それはそれは大変でしたね。お悔やみ申し上げます」と丁寧に言ってくださる部署もありました。

もっと区民サービスに努めて欲しいです、世田谷区(笑)。他の自治体もこんな感じなのでしょうか。

などと、日々色々な経験をしながら過ごしております。

体調の方は、お薬と友人からもらったドリンク(笑)のおかげで、だいぶ良くなりました。少しずつ元の生活に戻していかなければなりませんし。

みんながこういう経験をしているんだなあと思うと、自分の未熟さを感じますが、何とかやっていきたいと思います。

では、本当にありがとうございました♪
私は元気ですので、また観劇のご報告など、お聞かせくださいね!


2007/04/17 (Tue) 22:21 | EDIT | REPLY |   

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