ロック魂!
この頃、TVCMなどで、よく往年のロックの名曲が使われていますね。最近一番懐かしかったのは、auのCMで使われているヴァン・ヘイレンかな。初めて耳にしたときは「おおおお!」と思いました(笑)。
そんなわけで、ただいま私の中で懐メロロック(?)ブームです。元々は、プログレ(=プログレッシヴ・ロック)ファンの私ですが、最近よく聴いているのが、エイジアやフォリナー、TOTO、ボストンなどの70年代後半から80年代にかけて活躍したバンド。当時「産業ロック」とか「商業ロック」と呼ばれて、ずいぶん批判されたりもしましたねえ(笑)。そうそう忘れちゃいけないパワー・ポップのチープ・トリックもお気に入り♪
どれもレコードで持っているので、レコード・プレイヤーの調子が悪くなってからは全然聴けなくなっていたのですが、衝動的にアマゾンでCDを大人買いしてしまいました(笑)。
特に、今気に入っているのが、エイジア。
数々の有名バンドを渡り歩いたジョン・ウェットン(vo.b)と、元イエスのスティーヴ・ハウ(g.vo)、元EL&Pのカール・パーマー(ds)、やはりイエス出身のジェフリー・ダウンズ(kbd)。全員プログレバンド出身で、メンバーの知名度の高さとそれまでの輝かしいキャリアから、「最後のスーパーグループ」といわれました。
とはいえ、その音楽性は出身バンドとは異なり、プログレのエッセンスを詰め込んだポップ・ロックといった趣きで、当時、バリバリのプログレファンには、「大衆に迎合した」とずいぶん叩かれたような(笑)。
でも、デビューアルバムは大ヒットし、1983年には初来日も果たしました。ええ、行きました、日本武道館(笑)。私は2階席だったのですが、もうファン一同、床が抜けるんじゃないかと思うくらいの盛り上がりぶりでしたねえ(遠い目)。リーダー的存在だったジョン・ウエットンが突然脱退して、元EL&Pのグレッグ・レイクが駆りだされていたのにはびっくりしましたが。
まさか、グレッグが「Don't Cry」を歌うとは…。グレッグは、急な交代だったので歌詞が覚えきれず、アンチョコ見ながら歌っていたらしい(笑)。まあ、EL&Pのファンだった私は、グレッグとカールをいっぺんに観られて、それはそれで幸せでしたが…♪
今回買ったのは、デビュー・アルバムの「ASIA」と2枚目&3枚目の「ALPHA」「ASTRA」の初期の作品。やっぱり青春だから(笑)。
「ASIA」(1982)。
一番好きなアルバムは、やはりこれでしょう。「詠時感~時へのロマン」というかなり微妙な日本語のアルバム名は何とかして欲しいですが、プログレを分かりやすくして、ハードロック風の味付けしたような内容で大好きです。シングル・カットもされた「Heat Of The Moment」はやっぱり名曲!!「Sole Sourvivor」「Wildest Dreams」は、高校時代の友人がバンドでコピーしてましたっけ。個性的だけれどカッコイイ曲が多いです。実力のあるメンバーが、クオリティを落とさずに誰にでも分かりやすいプログレを目指して作ったアルバムという感じ。
「ALPHA」(1983)。
このアルバムは、ファーストアルバムに比べ、全体的にとてもポップな作りになっています。ロックにはあまり興味がない夫も、車の中で思わず口ずさむノリのいい曲が多いです。プログレ色はかなり薄まっていて、ポップ・ロックという感じ。シングルカットされた「Don't Cry 」は大ヒットしました。ただ、変拍子多用の難解な曲を好む向きのあるプログレ・ファンにはやや物足りないかも。メロディの美しい曲が多いので、メロディ重視の方にはおすすめ。ジャケットも素敵。
「ASTRA」(1985)。
音楽の方向性は、ファーストとセカンドのちょうど中間に位置している感じ。オリジナルメンバーのスティーヴ・ハウが脱退し、新ギタリストとしてマンディ・メイヤーが加入しています。セールス的には、1・2枚目には及ばなかったし、私も当時はそれほどいいアルバムと思わなかったのですが、今改めて聴いてみると、その完成度の高さに驚きます。計算されつくした…という感じ。買ってよかった♪「Go」「Hard on Me」のハードなノリの良さ、「Wishing」のメロディライン、どれもお気に入り。ここのところへヴィローテーションのアルバムです。
さて、最近、かつてのロックファン(主に40~50代)向けの、「大人のロック」というような雑誌が出ていますが、そのプログレ特集で、エイジアもプログレのカテゴリーに入っていました。私の中では、エイジアはポップ・ロックのカテゴリーに入っていたので、ちょっと驚きでした。
確かにエイジアの成功は、80年代にはすでに過去の遺物扱いだったプログレの逆襲だったのかもしれません。ただ、彼らは、この後度々メンバーチェンジを繰り返し、バンドそのものは失速していった気がします。今もエイジアは存在しますが、私にとってはもう別のバンドという感じですね。
すみません、思わず熱く語ってしまいました(汗)。
70年代~80年代のロックは、私にとって青春そのものなんですよね。特に思い入れのあるバンドでなくても、聴きこんだアルバムは数知れず…。今度はプログレ以外のお気に入りディスコグラフィーをつくろうかな。
うーん、やっぱりロックはステキ♪♪
そんなわけで、ただいま私の中で懐メロロック(?)ブームです。元々は、プログレ(=プログレッシヴ・ロック)ファンの私ですが、最近よく聴いているのが、エイジアやフォリナー、TOTO、ボストンなどの70年代後半から80年代にかけて活躍したバンド。当時「産業ロック」とか「商業ロック」と呼ばれて、ずいぶん批判されたりもしましたねえ(笑)。そうそう忘れちゃいけないパワー・ポップのチープ・トリックもお気に入り♪
どれもレコードで持っているので、レコード・プレイヤーの調子が悪くなってからは全然聴けなくなっていたのですが、衝動的にアマゾンでCDを大人買いしてしまいました(笑)。
特に、今気に入っているのが、エイジア。
数々の有名バンドを渡り歩いたジョン・ウェットン(vo.b)と、元イエスのスティーヴ・ハウ(g.vo)、元EL&Pのカール・パーマー(ds)、やはりイエス出身のジェフリー・ダウンズ(kbd)。全員プログレバンド出身で、メンバーの知名度の高さとそれまでの輝かしいキャリアから、「最後のスーパーグループ」といわれました。
とはいえ、その音楽性は出身バンドとは異なり、プログレのエッセンスを詰め込んだポップ・ロックといった趣きで、当時、バリバリのプログレファンには、「大衆に迎合した」とずいぶん叩かれたような(笑)。
でも、デビューアルバムは大ヒットし、1983年には初来日も果たしました。ええ、行きました、日本武道館(笑)。私は2階席だったのですが、もうファン一同、床が抜けるんじゃないかと思うくらいの盛り上がりぶりでしたねえ(遠い目)。リーダー的存在だったジョン・ウエットンが突然脱退して、元EL&Pのグレッグ・レイクが駆りだされていたのにはびっくりしましたが。
まさか、グレッグが「Don't Cry」を歌うとは…。グレッグは、急な交代だったので歌詞が覚えきれず、アンチョコ見ながら歌っていたらしい(笑)。まあ、EL&Pのファンだった私は、グレッグとカールをいっぺんに観られて、それはそれで幸せでしたが…♪
今回買ったのは、デビュー・アルバムの「ASIA」と2枚目&3枚目の「ALPHA」「ASTRA」の初期の作品。やっぱり青春だから(笑)。
「ASIA」(1982)。
一番好きなアルバムは、やはりこれでしょう。「詠時感~時へのロマン」というかなり微妙な日本語のアルバム名は何とかして欲しいですが、プログレを分かりやすくして、ハードロック風の味付けしたような内容で大好きです。シングル・カットもされた「Heat Of The Moment」はやっぱり名曲!!「Sole Sourvivor」「Wildest Dreams」は、高校時代の友人がバンドでコピーしてましたっけ。個性的だけれどカッコイイ曲が多いです。実力のあるメンバーが、クオリティを落とさずに誰にでも分かりやすいプログレを目指して作ったアルバムという感じ。
「ALPHA」(1983)。
このアルバムは、ファーストアルバムに比べ、全体的にとてもポップな作りになっています。ロックにはあまり興味がない夫も、車の中で思わず口ずさむノリのいい曲が多いです。プログレ色はかなり薄まっていて、ポップ・ロックという感じ。シングルカットされた「Don't Cry 」は大ヒットしました。ただ、変拍子多用の難解な曲を好む向きのあるプログレ・ファンにはやや物足りないかも。メロディの美しい曲が多いので、メロディ重視の方にはおすすめ。ジャケットも素敵。
「ASTRA」(1985)。
音楽の方向性は、ファーストとセカンドのちょうど中間に位置している感じ。オリジナルメンバーのスティーヴ・ハウが脱退し、新ギタリストとしてマンディ・メイヤーが加入しています。セールス的には、1・2枚目には及ばなかったし、私も当時はそれほどいいアルバムと思わなかったのですが、今改めて聴いてみると、その完成度の高さに驚きます。計算されつくした…という感じ。買ってよかった♪「Go」「Hard on Me」のハードなノリの良さ、「Wishing」のメロディライン、どれもお気に入り。ここのところへヴィローテーションのアルバムです。
さて、最近、かつてのロックファン(主に40~50代)向けの、「大人のロック」というような雑誌が出ていますが、そのプログレ特集で、エイジアもプログレのカテゴリーに入っていました。私の中では、エイジアはポップ・ロックのカテゴリーに入っていたので、ちょっと驚きでした。
確かにエイジアの成功は、80年代にはすでに過去の遺物扱いだったプログレの逆襲だったのかもしれません。ただ、彼らは、この後度々メンバーチェンジを繰り返し、バンドそのものは失速していった気がします。今もエイジアは存在しますが、私にとってはもう別のバンドという感じですね。
すみません、思わず熱く語ってしまいました(汗)。
70年代~80年代のロックは、私にとって青春そのものなんですよね。特に思い入れのあるバンドでなくても、聴きこんだアルバムは数知れず…。今度はプログレ以外のお気に入りディスコグラフィーをつくろうかな。
うーん、やっぱりロックはステキ♪♪