「伴くん、愛だよ、愛…♪」
ドラマ「バンビ~ノ!」の放映が始まってから、お仕事がますます楽しくなりました。私の職場はセントラルキッチン方式のファミレスなので、厨房もあんなに厳しくはありませんし、フロアも優雅ではありませんけれど、接客業に携わる者として楽しく観ております。そう、接客の基本は「愛」なんですよね~。
さて、今日の朝の営業は、いつもよりとっても混みました。
理由は、今週からウチのファミレスの「モーニング」のCMがバンバンTVで流れているからと思われます。ご覧になった方もいらっしゃるかしら?そんなわけで、常連さんが多い時間帯なのですが、今日は、モーニングは初めてと思しきお客様が多かったです。
初めてのお客様は、たいていセットメニューのオーダーの仕方で戸惑うようです。メニューの表示が分かりにくいんですよね。すみません。私も初めてのお客様には、気をつけて丁寧に接客するよう心がけています。私の接客の良し悪しで、お店全体に対する印象が決まってしまいますから。
そんなウチのお店にも、バンビ(新人)が何人かいます。
私が一緒に仕事をしているバンビは現在ひとりなのですが、これがなかなかの曲者で…(苦笑)。年齢は私より4歳年上(!)のキッチンの女性なのですが、無神経な言動の数々で、すでに主婦パートのメンバーからけっこう嫌われています(苦笑)。
その一番の原因が、言葉遣い。
自分より何年も先輩で、資格もずっと上の女性に「ご苦労さま♪」はないでしょう。最近の若者は「お疲れ様」と「ご苦労様」の区別がつかないと話題になったりしますが、50代になってもいるんですね~。びっくり。
しかも、仕事中もタメ口。「バンビ~ノ!」にも出てきますが、仕事をする上での決まり文句ってありますよね。「オーダー入ります!」「お料理出ます!」などのやりとり。それが全然出来ないんです。
「すみません」と言うべきところは「わりぃ」だし、「お料理出ます」は「ヘイ、お待ちぃ!」…、お蕎麦屋さんじゃないですから(笑)。
特にキッチン内ではブーイングの嵐で、彼女にキツく当たる人も…。彼女もそれは感じるらしく、今日も「Kさんはすぐ怒るし、ヒステリーだからさぁ」と、先輩のことをぼやいておりましたので、「年下でも先輩だし、資格も上なんだから、もっと相手を立てて話した方がいいんじゃないですか?」と言ってみました。
そのときの会話↓
「謝ってもなかなか機嫌が直らないんだよね」
「そうなんですか?そう頑固な人じゃないと思うけれど」
「ちゃんと謝ってるよ。“ごめんね”って」
「Sさん…、“ごめんね”はないでしょう?
自分がミスしたら“すみません”って言わなくちゃ」
「え~?そーなんだ」
なんか、めっさ疲れました…。
まあ、私に対しては「わりぃ」なんだから、それよりはまし?(苦笑)
普通の会社だって、仕事でミスをして先輩や上司に「ごめんね」なんて言おうものなら、「口の利き方も知らない奴」と思われますよね。でも彼女はそういう常識が全然ないので、困ってしまいます。
もう一度書きますが、Sさんは高校生ではありません。ご主人とはたちの娘さんを持つ、50代の主婦なんです(笑)。本当に「びっくりだよっっ!」(桜塚やっくん風に<笑)。
しかも、どうも彼女は私になついているフシが…。誤解しないでください。私は一緒の時間帯に仕事をしている同僚で、友達じゃないですから。どうして私ってこういう人に好かれるんだろう?
私は週に2度ほど彼女と組むのですが、毎回不毛な会話に疲労を感じつつ、心の中で「愛だよ、愛…」と念じています(苦笑)。
与那さん、どうか私にも愛を与えてください…。
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