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「バカの壁」

  • CATEGORY戯れ言
  • PUBLISHED ON2004/ 03/ 16/ 15:53
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言わずとしれた養老孟司のベストセラーですが、私もお正月に実家に帰ったときに
退屈しのぎに本屋に行って平積みになったこの本の「売れてます!」の文字にひかれて
思わず買ってしまったクチです。

結構さらりと読めて、その後父にあげてしまったので、今は手元にないのですが
なぜこの本を買ったのかと言えば、帯に「“話せばわかる”なんて大うそ!」と
でかでかと書いてあったことからかも知れません。
夫婦の会話・親子の会話・職場での会話・もちろん友人間の会話で
私も常々それを感じていましたから…。

しかも「バカの壁」という結構刺激的なタイトルに、
もしかしたらこの本を読んだら自分のバカも治るかも(笑)
なんて、本当にバカなことを考えてしまった…というのもあります。

なんと言っても私の一番のコンプレックスは、バカなことです。
自分で書いていてもちょっと情けなくなりますが、学校の勉強とかそういうことを別にしても
(まあ、それほど優秀ではなかったことは確かです、きっぱり)
考えが浅いというか、理解が遅いというか、回転が鈍いというか…。

だから、人付き合いが億劫になったり、自分の中だけで悶々と色んなことを考えてしまう
内向的な性格になってしまったのかもしれません。
そんなこともあって、まわりを眺めていても、頭の回転が速い人や
弁の立つ人をすごく羨ましく思ったり、自信満々な人を見ると、
どうしてあんなに自分に自信が持てるのだろうと不思議に思ったり、
反対に、自分と似たような人を見ると、安心する反面、
自分の欠けている部分を見せ付けられているようで嫌悪感を持ったり…。
まったく人間とは勝手な生き物ですね…。

「バカの壁」の中にも「オタクの脳」という話があって、
私のような人間はけっこうその部類かな?
などとも思ったりもしました。
10代や20代の頃は、それでも自分に何がしかの価値があるとか、
何かを成し遂げることができる(かもしれない…)などどという、かすかな期待(野望?)も
あったりしましたが、現実の社会はなかなかに厳しく、凹まされることの連続…(苦笑)

高校時代から秀才で名を馳せ、超難関大学へ入った友人も今では普通の主婦で、
話していても、私とそう変わらないし(それとも私のレベルに合わせてくれてるのか?笑)
そうかと思うと、ものすごく教養溢れる素敵な人もいます。
こういうのって、どこで差がつくのでしょう?

生活態度か、それとも物事に対する洞察力の深さでしょうか?
うーーん、知りたいです、とっても!!!

私の憧れは亡くなった母方の祖母で、本当に素敵な女性でした。
私の結婚式で祖母を見た友人達が口をそろえて「素敵なお祖母様!」と
言ったくらい、見た目も品があって教養に溢れていて、しかもそれを自慢げに
言ったりしない、慎ましやかで優しくて温かくてユーモアに溢れ、最高に素敵な人でした。
うーーん、なのにその娘たる私の母と孫である私は、祖母に全然似ていないんです…。
なぜなんでしょう……???

そんなこともあって、最近は祖母の人生を知りたいなあと思うようになりました。
祖母が存命なうちに、もっと色々話を聞いて置けば良かったです。
亡くなった時に、その足跡をたどる小冊子があったような気もするのですが…。
実家に行けばあるかしら?

友人でも、タイプは違うものの本当に素敵な女性が何人もいて
どうすればこういう風になれるのだろう…などとよく思ったりもします。

この年になって、まだこんなこと書いてること自体がかなり「バカ」ってことかもしれないけれど
話して多少は分かる程度に「自分のバカさかげん」を
自覚できるようになりたいものですね~。
まあ、自分がバカだと分かってるだけましかも…なんて最近は慰めてますけど…。
少しは頭も使わないと駄目ですね、まったく…。

話せばわかるどころか、「バカの壁」は、まだまだ厚い……(苦笑)

2004/03/16 (TUE)



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