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認識されたくないファン(笑)


昨日はバレエを観に行ったのですが、ルジ様の熱狂的なファンの友人に付き合って
出待ちをしてしまいました。

楽屋口には大勢のファンが、彼を始めとするダンサーたちを待っていて、
サインを頼んだり写真を撮らせてもらったりしていました。
もちろん、殆どのファンのお目当てはルジマートフで、
彼にサインを頼むために、ゴールドのマジックをシャカシャカ振って待っている人、
花束を渡そうと持っている人などが
楽屋口に山のような人だかりを作っておりました。

もちろん友人も少しでも間近でルジ様を見ようとスタンバっていたのですが
その時の会話です。

私「恥ずかしいから後ろでいい~」
友「ええ、せっかくなのに、前に出なくちゃ」
私「だってルジ様に認識されたくないもん」
友「どうせ向こうには、日本人の顔なんて区別つかないってば」
私「いや、そうじゃなくて、彼の視界に入りたくないの。
  影からこっそり見てるほうがいいもん」
友「じゃあ、サイン貰えないじゃん」
私「いいの。恥ずかしいから」
友「ええ、だってサイン書いたあとで、目を見てニコって笑ってくれるんだよ~」
私「ええ~絶対駄目、そんなの恥ずかしくてできない~~
  Yくんは恥ずかしくないの~?」
友「だって、一生の思い出に(サイン)してもらいたいもん」
私「一生の思い出に“して”もらう…って、何を…?(笑)」
友「そうじゃないってば!!!」

私の気持ちは友人には理解できないようでした。
私は見かけによらず(笑)すっごいシャイ&緊張魔&あがり症なんです。
もちろん宝塚でも同じで、お手紙渡したりとか恥ずかしくて駄目なんです。
お茶会で握手したり写真撮ったりもとても苦手。

出来れば、スターさんから認識されずにひっそりと遠くから応援したいタイプです。
好きな気持ちが強ければ強いほど、恥ずかしさの度合いは強まり、
側に行くだけで挙動不審になってしまうんです。

別の友人は自意識過剰だと笑いますが、自分ではどうしようもありません。
好きな人を側で見たいという気持ちはなきしもあらずですが、
自分の中の「夢の世界の住人」として留めておきたい…という気持ちもあって、
なかなか複雑です。

宝塚でも下級生や親しみ易いタイプのスターさんは割と平気なのですが、
スターオーラの強い人だと、圧倒されてしまって駄目です。
遠くから眺めている方が幸せ(笑)
とどちゃんに熱をあげていた頃も「轟悠を遠くからこっそり見つめる会」を
自ら名乗っていたくらいですから…(笑)

そんな訳で、私がルジ様にサインをもらえる日は果たして来るのでしょうか…?
(でも、少し離れたところから見ているだけでも結構幸せでした…♪)

2004/02/01 (SUN)



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