大散財…
私はよく「凝り性」だと言われます…。
そうなの、最近肩凝りがひどくて…って、違ーーーう(笑)
もちろん肩凝りもひどいのですが、何かに熱中するととことん追求してしまう…
という凝り性。
まあ、いわゆる「マニア」ですね…(笑)
「ベルばら」に始まって、「宝塚」「プログレ」「少女マンガ」「英国もの」「銀英伝」
「ヘルムート・バーガー」などなど、色々なものにはまってきました。
でもって、それらのものを多少の熱の度合いは違えど、
ずーーっと引き摺って生きております。
私の凝り性は、まずはコレクター化に現れます(笑)
好きになったものや人に関するありとあらゆるものや情報を
コレクションせずにはいられない。
そして、山のようなグッズに囲まれて幸せに浸る…。
大人になって結婚してからは、そんなこともいっていられずに
ずいぶん処分したものもありますが、未だに大切に持っているものもあります。
もうこれ以上物を増やすまい…と思いつつ、
我が家でリビングを除いて一番広いはずの4畳のウォークインクローゼット付き
8畳の私の部屋はモノ・モノ・モノで溢れかえっております…。
そんな私が、またまた散財してしまったものは…。
「名探偵ポアロ」DVDセット全29巻・102000円也…。
昨日の夕刊にでかでかと通販の広告が載っていて、一晩悩んだ(?)末に
本日申し込みました…(笑)
つい最近「シャーロック・ホームズ」シリーズの時も、かなり悩んで諦めました。
先日「白い巨塔」(もちろん田宮二郎の)のときも、グラリときました。
でもでも「ポアロ」はどうしても欲しかったんです~。
私のクリスティファン歴は、ほぼ30年ですが
一番初めに読んだのは中学1年の時に子供向けに書き直された
「ネズミ捕り」と「ABC殺人事件」だったと思います。
もちろん、全作品所持&読破(80冊以上ある)しておりますし
クリスティが、メアリ・ウェストマコットという別名で書いた
推理小説以外の作品ももれなく読んでいます。
名探偵ポアロのドラマシリーズは、イギリスのグラナダテレビの製作で、
そのクオリティの高さは本当に素晴らしく、特にポアロ役のデヴィッド・スーシェは
本から抜け出してきたのかと思うほどの完璧なポアロです。
私はこのシリーズの大ファンで、NHKで放送していた頃も欠かさずビデオに録画して
楽しんでいましたが、あまりに古いのと、何度も再生したのとで、
最近再生困難な状況になってきて、悲しかったんですよね。
もう古いものは10年以上前のビデオですから…。
たまーーにCATVで放映するのを見つけると、録画するんですが、
なかなか思うようにはいかず…。
それが、なんとシリーズ全作品がDVDセットになって発売なんて…。
しかも、デヴィッド・スーシェのインタビューや、
NHK版でカットされた場面も収録されたノーカット版!
これがファンとして買わずにはいられましょうか…。
なんか、言い訳がましいかしら(苦笑)
私の宝物は、1990年のクリスティ生誕100年の年にBS2で放映された
アガサ・クリスティ特集のビデオ。
生誕100年を記念して製作されたグラナダTVの「スタイルズ荘の怪事件」他、
デヴィッド・スーシェのインタビューなどもあり
放映された作品も「カリブ海の秘密」や「パディントン発4時50分」
「スリーピング・マーダー」(以上はマープル物)など、
私のお気に入りばかりで、今でも時々見てしまうほどです。
それが、これからはDVDでいつでも観られるなんて、夢のよう…。
あとは同じくグラナダTV製作のミス・マープルシリーズを是非!
あ、でもあまりすぐだと買えないので、来年くらいにお願いします…(苦笑)
ポアロと親友ヘイスティングスとの仲良しぶりや(笑)
チョコレートが大好きでハロッズでお買い物をするポアロや、
お料理するポアロ、お洒落でイギリスの寒さが苦手なポアロなどなど
ポアロの人間的な部分もきちんと表現されていて、
「オリエント急行殺人事件」や「ナイル殺人事件」などの映画版よりも
TVシリーズのポアロのほうが私は断然好きです。
ああ、届くのが楽しみ…。
これで、作りかけていながら、あまりに膨大な作品群にどう料理していいのか
迷っていたコンテンツ「クリスティの世界」も、何とか形に出来るかも…。
久しぶりの大散財だったけれど、洋服買うよりも
こういうものにお金をかけるところが、オタクで凝り性の私らしいよなあ、
などと、妙に納得しております。
おまけ:背景があまりに寒そうだったのでちょっと変更(ブルブル…)
2004/01/23 (FRI)