宝塚観劇記録**2017年上半期
けっこうな雨が降り出してしまい、中止。
靴まで履いたのに・・・。
今年の夏は、雨が多い気がします。
さて、もう8月半ばですが、一応上半期の観劇記録をメモしておきます。
≪2017年の観劇記録(1~7月)≫
花組『雪華抄/金色の砂漠』 2回
月組『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』 1回
宙組『王妃の館/VIVA! FESTA!』 2回
星組『THE SCARLET PIMPERNEL』 2回
雪組『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』 2回
一応、各公演2回観劇を目標にしていますが、友の会頼みなのでなかなか大変です。
友人と協力し合ったりして、何とか観られています。
特別公演は、全滅でした(涙)。
友の会で外れた場合、チケットぴあ先行や、VISA貸切に参戦したりしますが
やっぱり友の会席がいちばんいいお席なんですよねー。
では、簡単な感想。
○花組『雪華抄/金色の砂漠』
ショーは、大好きな日本物。
お席が3列の下手だったのですが、チョンパの瞬間、マイティーが目の前に!
もう心臓が止まりそうでした。
その後も、マイティーの立ち位置がことごとく目の前で、
「これって生徒席?」というくらい、マイティー神席でした。
下級生ファンの場合、センターよりも上下の方が美味しかったりしますね(笑)。
お芝居は、ちょっとヒロインに感情移入できず、ううーん・・・でしたが、
みりおちゃん綺麗だし、フィナーレのマイティーにキュンキュンできたので、プラマイゼロかな。
そうだ、タルハーミネを見てて、「オルフェウスの窓」のロシア編に出てくる
公爵家の令嬢アントニーナをちょっと思い出しました。
革命家のミハイルが、ギィ。
あの二人も最後は悲劇でしたが、やっぱりアントニーナは好きになれなかったです。
○月組『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』
私が観たのは、エリック=朝美絢、ラファエラ=暁千星、フラムシェン=早乙女わかば
という、貸切以外わずか5公演のみの貴重なパターン。
できれば、あーさのラファエラも観てみたかったなー。
クールビューティーなラファエラ、きっと似合っていたと思うのに。
私は初演を観劇していないので、比べることはできませんが
たま様似合ってました。よかったです。
たま様って、私の中では健全で真面目なイメージだったので、
男爵みたいな役ってどうなんだろうって思っていたのですが、
最後は、うるっときちゃいました。
みやちゃんは、もうオットーのためのあの体型?という感じ(笑)。
役者ですよねー。
キャストが逆じゃなくてよかったです。
最近のみやちゃんって、なんかふっきれた感があるような。
私が感じてるだけかもしれないけれど。
あと、あーさがパパだった!(笑)
癖のある登場人物ばかりのなか、エリックあーさに癒されました。
『グランドホテル』が、照明が暗い感じなので(序盤、母は寝ていた<汗)、
ショーは、キラキラ華やかでよかったです。
あーさもスーツがめっちゃカッコいいし、黒燕尾も素敵だったので、楽しめました。
これが、月組最後のあーさか~と思うと、ちょっとしんみり。
でも、雪で待ってるよ!
○宙組『王妃の館/VIVA! FESTA!』
お芝居は、原作を知らないし、正直あまり期待しないで観た作品だったのですが
意外にも面白かったです。
コメディーだったので、石田先生?と思ったら、田淵先生って・・・しらない・・・。
本公演デビュー作だったのですね。
それにしても、最近の宝塚は何でもアリなんですねー。
浅田次郎作品を舞台化しちゃうなんて。
まあ、本宮ひろ志のマンガを舞台化しちゃうより、普通なのかな?(笑)
そのうち、「陽炎の辻」あたりも舞台化しそうな気がします。
絶対シニア男性が殺到すると思う。ちょっと観てみたいかも(笑)。
ええと、何書いてたっけ(汗)。
見どころは、りくくんの女役じゃない、ニューハーフ役?
原作もそうなのかな。
私的見どころは、やっぱりまかじぇでしょうか。
ひとりだけコスプレのルイ14世。
めっちゃカッコいいです。
特に、ベルサイユ宮殿のガイド?をする場面は、かなり笑いました。
最後は、ディアナと出会えたようで、よかった。
まかうらの並びは、本当に美しいですねー。
観ていてうっとりします。(ああ、なぜに退団?・・・涙)
主演のまぁ様も、楽しそうに演じていましたね。
みりおんは最後までしっかり者でした(笑)。
すっしーが、久々に大きい役で活躍していたのがうれしい。
そして、最近知ったこと。
元夜学の教師役で出てらした一樹千尋さん、元の芸名は、鯉のぼるだったんですねー。
知らなかったです。 鯉のぼるさん、懐かしい・・・。
ショーはエネルギッシュでした。
私は、ずっとまかじぇにロックオン。かっこいいーー!
「ソーラン宙組」も楽しかったです。
通路側の席だったので、母が生徒さんたちとハイタッチできて、大興奮していました。
「みんなきれい!」と大喜びの母、よかったね。
母とタッチしてくれた生徒さん達に、大感謝です。
○星組『THE SCARLET PIMPERNEL』
初演以来の「スカピン」でした。
きりやんの月組「スカピン」は観ていないのです。
なので、とうこちゃん&あすかちゃん、そしてちえちゃんの印象が強いのですが
紅くんのパーシー、良かったです。
実は、歌がちょびっと心配だったのですが、
それを上回る宝塚らしい華やかさで、私は満足しました。
以前は、歌がうまくないとイヤ・・・みたいな感じでしたが、最近はそうでもないです。
もちろん、歌ウマさん大好きですが、「宝塚観てる」と実感できるスターさんが好き。
あーちゃんも、可愛らしい娘役さんなのに、思いっきり大人っぽく化けてて(褒めてます)
いやいや、期待以上でした。
ことちゃんは・・・、言うことないです。
この学年で、この実力。 主演作東上も納得ですねー。
ニンじゃない役のように思うのですが、すごかった。
ただ、ことちゃん観てると、外部の舞台観てるような気がするときがあるんです。
紅くんと足して2で割ればいいのに(失礼な!)。
そして、ロベスピエール役のカイちゃん、がんばれー・・・(弱気)。
せっかくのいい役なのに、ちょっともったいない。
なんか、考えすぎて空回りしてるのかな?って感じるときがあるんです。
みやちゃんと共に、茨城の星なので、応援してます。
アルマンのせおっちも、よかったです。
同期のことちゃんの陰に隠れがちだけど、ホント頑張ってるよ。
ちょっとマイティーに被る部分があって(汗)、応援したくなります。
お席がよかったこともあって、堪能した公演でした。
○雪組『幕末太陽傳/Dramatic“S”!』
ちぎちゃんのサヨナラ公演ということで、
劇場内はものすごい熱気に包まれていました。
ちぎちゃんは、いままでの集大成という感じで自在な演技。
はじめは、最後くらい宝塚らしい2枚目を・・・という気持ちもありましたが
幕が開いたら、めっちゃ楽しんでいました。
スピーディーな展開のコメディで、楽しかったです。
小柳先生が、原作映画をお好きだったとか。
お若いのに、すごいっていうか、渋い(?)。
この作品を宝塚でやろうというのは、「ルパン三世」並みの冒険に感じました。
ちぎちゃんも、最後までチャレンジャーだなあと。
でも、男役の青天なんて、退団したらまず無理なので、
青天ちぎちゃんを観られてよかったです。
私は原作を観ていないので、知らないのですが
どうやらラストが違っているようです。
でも、この作品の場合は、あまり原作ファンが怒ったりはないのかな?(汗)
ショーは、中村B先生。
いつも同じとか言われていますが、私はけっこう好きです。
基本、人海戦術的場面が好きなんですよね(笑)。
初期の、「プレスティージュ」(月組)、「レ・シェルバン」&「ラヴィール」(雪組)など
どれだけビデオを繰り返し観たことか。
今回も、退団生徒さんたちへの愛がいっぱいで、うるうるしっぱなしでした。
ちぎみゆだけじゃないってところも、よかった。
B先生は、いい人だなー。
ちぎちゃんは、決して大きい方ではないけれど、
パワフルな舞台姿で、ダイヤモンドのように光り輝いていました。
ちぎちゃんを観ていると、昔、同じ雪組トップだった汀夏子さんをちょっと思い出します。
なんたって、ジュンコさんは「炎の妖精」ですからねー。
ただ、ちぎちゃんの方が、ジュンコさんより陰りの部分が強いような感じがします。
はやくも、退団後初の舞台が決まっているそうで、
美人さんなので、映像もOKでしょうね。
男役のちぎちゃんをもう観られないのは悲しいけれど、今後の活躍をお祈りします。
ひとこと感想といいながら、ダラダラ書いてしまいました(汗)。
雪組公演の時に感じたのですが、
めっちゃチケ難のサヨナラ公演でも、やはり団体が入っているんですよね。
まあ、1年前くらいから予約が入っているそうなので仕方ないですが、
チケットが取れない~と嘆いている方も多かったので、ちょっとモヤモヤ。
先日、お会いしたヅカ友さんが、友の会席について
「せめて、1公演最低1枚は確実に当たるようにしてほしい」とおっしゃっていました。
そうなんだよねー。
でも、たぶん、そうしちゃうと今の会員席だけじゃ足りないんだろうな・・・なんて思いました。
↓いつもは撮り忘れてしまいますが、星組さん。どセンター。

私が当たる友の会のS席は、上手・下手ブロックが多いのですが
センター席は、やっぱり観やすいですね。
今月は花組で、またまた下手ブロックです。
マイティーは下手のことが多いのですが、どうかしら?
残念ながら通路側じゃないので、Santé!できないけど・・・。
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