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薔薇だより2017***涙の生産中止

イングリッシュローズが大好きで、たくさん育てている私。
我が家の薔薇の約8割が、イングリッシュローズです。

そんなER好きの私に、ショックな出来事が。

私が自宅の庭で育てている薔薇が、なんとカタログ落ちしていることが分かったんです。
それも、私が持っている薔薇だけでも5種類!

イングリッシュローズは、イギリスの薔薇という意味ではなく
英国のデビッド・オースチンという会社が発売している薔薇のブランド名です。
デビッド・オースチン以外の薔薇は、イングリッシュローズとは呼びません。

カタログ落ちとは、つまり生産中止、もうその苗は販売しないということです。
そのカタログ落ちの薔薇というのが、ポピュラーな品種ばかりなので、本当にびっくりしました。

実際に廃番になったのは、昨年の秋らしいのですが、昨秋は苗を購入しなかったので
昨日まで、全然知りませんでした。

たまたまシャリファ・アスマのことをネットで調べていたら、「カタログ落ち」と書いてあって、
びっくりして、デビット・オースチン社の公式サイトで調べたら、やっぱりなくて(泣)。
思わず、我が家のERを全部公式で調べました。

我が家にあるカタログ落ちが判明した品種(涙)。


↓エヴリン(1991年発表)。

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一番初めに我が家に迎えた薔薇のひとつ。
香りがよくて大好きなのですが、ここ2~3年調子が悪くて、鉢上げして養生中。

↓ウィリアム・モリス(1998年発表)。

2017_05_51.jpg

中輪のつる薔薇。花付きも花持ちもよくて、なぜ廃番なのか謎。


↓ウィリアム・シェイクスピア2000(2000年発表)。

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これも大好きな品種。大輪で深い花色。
人気品種だと思うのですが、うーーん。

↓ライラック・ローズ(1990年発表)。

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エヴリンと一緒に我が家にやってきた最古参のひとつ。
たぶん、耐病性が弱いからかも。ミルラの香りが素晴らしいのですが。


↓シャリファ・アスマ(1989年発表)。

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大好きな薔薇。
イングリッシュローズでこの薔薇に似た品種は、ないように思います。
超強香。フレッシュで清々しい香りが素晴らしいです。

こんな素敵な薔薇たちが、もう生産中止なんて。。。悲しい。。。
とりあえず、今うちにある株を枯らさないようにしなければ。
エヴリンがいちばん危ないので、大切に育てます。


私が一番初めに買ったのが、アイスバーグ。
そして、イングリッシュローズのエヴリン、ライラック・ローズ、シャリファ・アスマ、シャーロット・オースチン。
ERは、シャーロット以外、みんな生産中止になってしまいました。

デビッド・オースチンは完璧主義らしく、
新しい品種を出す時も、厳しい審査をくぐり抜けたものばかり。
生産中止にするのも、何か理由があるのだと思うけれど、是非後継品種を出して欲しいです。

イングリッシュローズは、もともとイングランドの気候に合うように作られた薔薇。
高温多湿の日本で育てるのは、なかなか大変です。
それでも、あの美しい花姿を見たくて、日々頑張っています。

来年は、大阪泉南市にあるデビッド・オースチンのローズ・ガーデンに行ってみたいな。
うまく育てるのが難しいと言われる品種でも、モリモリ咲いているという噂。
是非見てみたいです。



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