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薔薇だより2017*薔薇育てのコツは?

今日から6月。
朝は雨模様でしたがお昼前に日差しが戻り、夕方また激しい雨。
蒸し暑く、不安定なお天気でした。そろそろ梅雨ですね。

薔薇の花も大方終わって花がらも切ったので、昨日は薬剤を散布しました。
住宅街なので、ご近所迷惑にならないよう、夕方になってから薬を撒きます。
噴霧器を使い、5時半から2時間くらいかかって全部で20リットル、終わったら夜でした(汗)。

今年は、庭に出ていると本当に大勢の方から声をかけられました。
ご近所にもう一軒、素晴らしい薔薇のお庭があるので、我が家と合わせてわざわざ見に来られる方も。

薔薇を育てている方からは、花数が多いですねとか、葉が青々と茂っていて羨ましいなどとお褒めを頂き、
どうすればいいのかアドバイスして欲しいと言われることもありました。

とはいえ、
私は、薔薇の育て方を習ったことはなく、本を読んだりネットで調べたり、
特に剪定は本当にいい加減なので、人様に教えるようなことは何もないんです(汗)。

我が家の薔薇が元気な理由として思い当たることは、

● 庭の日当たりがいい。
● 購入した株が、たまたまいい株だった。
● 年数が経って、株そのものが大きい。

もし、私の育て方に何かあるとしたら、

● まめに薬剤散布する。
● 肥料をきちんと与える。

こんなところでしょうか。
薔薇園芸では基本的なことなので、わざわざ書くほどのことではないのですが(汗)。

でも、薬剤散布があまりできていないとおっしゃる方が多かったので、やっぱりそこかな?
私は、虫が大の苦手なので(苦笑)、そこは頑張ってやっています。

害虫対策の殺虫剤と、病気対策の殺菌剤を3種類くらいローテーションで散布。
同じ薬ばかり使うと、薬剤耐性菌が出現して効かなくなってしまうそうなので、ローテーションは大切です。

ただ、中には無農薬栽培にこだわって、一切農薬を使わない方もいらっしゃいます。
薬剤の代わりに木酢液などを使われるようですが、
やはり害虫がついたり病気が発生することは多いようです。

鉢植えの小さな株をいくつか育てる程度なら、無農薬でも出来そうですが
我が家のように、地植えの大株が20株ちかくあると、ちょっと管理しきれないかも。

でも、薔薇って案外丈夫なので、めったなことでは枯れません。
黒星病で、一株全部葉が落ちたことがありますが、大丈夫でしたし。
枯れるとしたら、私も経験ありますが、テッポウムシにやられた時くらい。

なので、薔薇に興味がおありの方は、まずは1株、育ててみてくださいね♪


↓つる薔薇のピエール・ドゥ・ロンサール。
  ロザリアンの方は、たいてい1株は育てているのではないでしょうか。

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↓中心がピンクが濃く、外側に行くにつれて白に近くなります。

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とても美しい薔薇ですが、花弁が多いので、雨が降ると中に水がたまり、
重みで枝が折れてしまうので、開花中の大雨には要注意です。


そして、目下の庭の悩みは、ガーデン・デザイン。
あまり深く考えず、空いているところに薔薇をどんどん植えてしまったので、
まるで植物園みたいな感じで、ガーデンとしての美しさに欠けるんです。

薔薇と宿根草が咲き乱れるイングリッシュガーデンに憧れているのですが、
薔薇の株が大きくなりすぎて、宿根草を植える場所がないという(汗)。

今年は、大勢の方に庭を見て頂き、嬉しい反面その点がちょっと恥ずかしかったので
庭全体をどうするかが、来年への課題です。












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