「おみくじ」初体験
昨日今日と、夫と私の実家の方に泊りがけで年始の挨拶に行っておりました。
お互いの実家が同じ区内にあり、車で20分ほどの距離なので、
お正月やお盆の帰省は何かと便利です。
で、今日は夫が私の父のパソコン教師となっている間に、息子を連れて
明治神宮に初詣に行ってまいりました。
(元旦に地元の神社に行ったので、初詣とは言わないかも…)
家族の健康や息子の学業成就ほか色々…を祈願して
(たったあれだけのお賽銭でこんなにお願いしていいのかっていうくらい)
帰りに「そうだ、お御籤を引こう!」と思いたちました。
実は私、この年までお御籤を引いたことがなかったんです。
(宝くじも買った事がない…)←関係ないか
私自身、元来、占いとかそういうことにあまり興味がない方なので…。
でも、昨年お御籤の正しい引き方を知ったので、ちょっとやってみようと思って、
生まれて初めて挑戦(ってほどでも…)してみました。
が…。
明治神宮はいわゆる「お御籤」はなかったんです。
その代わりくじを引くと、それぞれ番号が付いていて「大御心(おおみごころ)」という
ありがたい言葉が書いてある紙に引き換えてもらう…という寸法。
明治神宮は、ご存知のように明治天皇を奉ってある神社なので、
「大御心」は天皇の詠まれた御歌などが書かれています。
(大御とは神や天皇に関する最大級の敬語だということです)
だから「大吉」とか「凶」などはわかりません。
ちなみに私の大御心は「天」でした。歌は
あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのがの心ともがな
(明治天皇御製)
まあ平たく言えば「心は広く大きく持ちましょう」というとらしいです。
狭い心では大事は成功しません、常に広々と澄み渡った心で進みましょうということで、
わかるようなわからないような…。なかなか奥が深い歌です。
ちなみに息子は「智」で
おこたりて磨かざりせば光ある玉も瓦にひとしからまし
(昭憲皇太后御歌)
でした。
こちらはあまりにぴったりで、思わず大笑い。
今年は中三になるんだから、少しは磨かないとヤバイよ、君…。
(休憩所で暢気にとん汁食べてる場合じゃないだろう…?)
というわけで、本当のお御籤とはちょっと違いましたが、
今年1年、広い心でもって暮らしていきたいなあと単純に思った私でした。
2004/01/03 (SAT)
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