初体験 『MRI』
今日、初めてMRI検査というものを体験してしまいました。
MRIとは「Magnetic Resonance Imaging」(核磁気共鳴画像診断装置)の略だそうです。
(初めて知った私…)
先日来体調が悪かったので近所のクリニックに行ったら、この検査を受けるように言われて
紹介状をもらって隣の駅の総合病院まで行って来たのですが
以前「脳ドック」でこの検査を受けた夫によると、
「筒のようなものに入ってガンガン音がする検査」とかなんとか言っていたような…。
よく分からないけれど、検査して脳に異常がないことが分かればいいや…と
軽い気持ちで受付に。
あらかじめ予約してあったので殆ど待つ事もなく、すぐに検査室に通されました。
中に入ると――― おお、これが…!
噂のMRI装置が大きな筒のような形で鎮座しておりました。
技師のお兄さんは優しそうで、けっこうイケメン♪
「では検査をはじめますのでここに頭を乗せて…」
え?もう検査するの?
内臓の検査と違ってずいぶん簡単なのね…。
なんだか心の準備がないままに、寝かされて頭を固定されてしまいました。
「検査は約20分です。かなりうるさい音がすると思いますが…。
もし何かありましたら、これを握ってください」
と、なにやらゴムで出来たような楕円形のボールを握らされると
そのまま台が動き筒の中へ…。
何だか暗い…しかもすごい圧迫感…。息苦しい…。怖い…(泣)
その瞬間、パニックに陥ったように、ゴムボールを強く握った私でした。
だって、このまま20分なんて耐えられないよーーー!!!
「大丈夫ですか?」
「す、すみません、ちょっと気分が悪くて…。どうも、暗いのと狭いのが駄目なんです」
「ああ、時々そういう方もいらっしゃいますから…」
首の詰まったハイネックのセーターがいけないのかも…とセーターを脱ぎ
身体を締め付けないようにして、再チャレンジ。
「少し明るくしましょうね。それで、写真は3回撮りますので、
その度に、一度出るようにしましょうか?」
「お願いしますぅ~」
「写真は、一回が4分かかりますので、少し長いですが我慢してくださいね」
「は、はい…」(もう泣きそう)
そして、再び筒の中に…。
今度は覚悟を決めていたので、さっきのようなパニックには陥らずに済んだけれど
何しろ耳元でガンガン鳴る音がうるさくて、苦痛以外の何ものでもない感じ。
気分が悪いのを我慢しながら深呼吸を繰り返し、なんとか2回をクリア。
「では最後の写真です。今度は5分でちょっと長いんですが」
すまなそうに言うお兄さん。
5分か…、私耐えられるかしら…。
半泣きになりながらも、必死で頷く私。
決死の覚悟(いや、マジ)で、またまた筒の中に移動。
頭痛と吐き気と圧迫感で、もう我慢できなーーい!と思ったところで、
スイッチが切れ、ああ終わったと思ったら、
「すみません、エラーが出たのでもう一度…」
ええ~~!!
ああ、もうどうにでもして…。これってもう拷問に等しいわ…。
再び5分間の苦行に耐え、ようやく終了。
「お疲れ様でした。……だ、大丈夫ですか?」
よろよろと機械から降りると、心配そうな顔の技師のお兄さんが手を貸してくれました。
私は力なく微笑みながら身支度を整え、お兄さんからカルテを受け取ると
もう二度とこんな検査は受けるまいと固く決心して、検査室を出たのでした。
いやはや、あんな恐ろしい思いをしたのは久々でした。
胃カメラは全然平気なのになあ…。
どうも私は痛みには強い方らしいのだけど(出産の時も割と平気だったし)
暗いのと狭いのが同時に来るのが駄目みたいです。
ディズニー・シーの「海底2万マイル」で、気分が悪くなった位だし。
家に帰ると、実家の母から「どうだった?」と電話があったので
「もう死ぬかと思ったわ」と感想を言ったら、
母は「そう?私は全然平気だったけど?」と笑っていました。
バリウムも飲めない母なのに、MRIは平気なのか…。
本当に人それぞれっていう感じですね~~。
散々な一日だったけれど、まあある意味いい経験ではありました(苦笑)
ああ、疲れた…。
結果はまだだけど――――
脳みそが腐ってるの、……バレたらどぼじよう(爆)
2003/12/18 (THU)
MRIとは「Magnetic Resonance Imaging」(核磁気共鳴画像診断装置)の略だそうです。
(初めて知った私…)
先日来体調が悪かったので近所のクリニックに行ったら、この検査を受けるように言われて
紹介状をもらって隣の駅の総合病院まで行って来たのですが
以前「脳ドック」でこの検査を受けた夫によると、
「筒のようなものに入ってガンガン音がする検査」とかなんとか言っていたような…。
よく分からないけれど、検査して脳に異常がないことが分かればいいや…と
軽い気持ちで受付に。
あらかじめ予約してあったので殆ど待つ事もなく、すぐに検査室に通されました。
中に入ると――― おお、これが…!
噂のMRI装置が大きな筒のような形で鎮座しておりました。
技師のお兄さんは優しそうで、けっこうイケメン♪
「では検査をはじめますのでここに頭を乗せて…」
え?もう検査するの?
内臓の検査と違ってずいぶん簡単なのね…。
なんだか心の準備がないままに、寝かされて頭を固定されてしまいました。
「検査は約20分です。かなりうるさい音がすると思いますが…。
もし何かありましたら、これを握ってください」
と、なにやらゴムで出来たような楕円形のボールを握らされると
そのまま台が動き筒の中へ…。
何だか暗い…しかもすごい圧迫感…。息苦しい…。怖い…(泣)
その瞬間、パニックに陥ったように、ゴムボールを強く握った私でした。
だって、このまま20分なんて耐えられないよーーー!!!
「大丈夫ですか?」
「す、すみません、ちょっと気分が悪くて…。どうも、暗いのと狭いのが駄目なんです」
「ああ、時々そういう方もいらっしゃいますから…」
首の詰まったハイネックのセーターがいけないのかも…とセーターを脱ぎ
身体を締め付けないようにして、再チャレンジ。
「少し明るくしましょうね。それで、写真は3回撮りますので、
その度に、一度出るようにしましょうか?」
「お願いしますぅ~」
「写真は、一回が4分かかりますので、少し長いですが我慢してくださいね」
「は、はい…」(もう泣きそう)
そして、再び筒の中に…。
今度は覚悟を決めていたので、さっきのようなパニックには陥らずに済んだけれど
何しろ耳元でガンガン鳴る音がうるさくて、苦痛以外の何ものでもない感じ。
気分が悪いのを我慢しながら深呼吸を繰り返し、なんとか2回をクリア。
「では最後の写真です。今度は5分でちょっと長いんですが」
すまなそうに言うお兄さん。
5分か…、私耐えられるかしら…。
半泣きになりながらも、必死で頷く私。
決死の覚悟(いや、マジ)で、またまた筒の中に移動。
頭痛と吐き気と圧迫感で、もう我慢できなーーい!と思ったところで、
スイッチが切れ、ああ終わったと思ったら、
「すみません、エラーが出たのでもう一度…」
ええ~~!!
ああ、もうどうにでもして…。これってもう拷問に等しいわ…。
再び5分間の苦行に耐え、ようやく終了。
「お疲れ様でした。……だ、大丈夫ですか?」
よろよろと機械から降りると、心配そうな顔の技師のお兄さんが手を貸してくれました。
私は力なく微笑みながら身支度を整え、お兄さんからカルテを受け取ると
もう二度とこんな検査は受けるまいと固く決心して、検査室を出たのでした。
いやはや、あんな恐ろしい思いをしたのは久々でした。
胃カメラは全然平気なのになあ…。
どうも私は痛みには強い方らしいのだけど(出産の時も割と平気だったし)
暗いのと狭いのが同時に来るのが駄目みたいです。
ディズニー・シーの「海底2万マイル」で、気分が悪くなった位だし。
家に帰ると、実家の母から「どうだった?」と電話があったので
「もう死ぬかと思ったわ」と感想を言ったら、
母は「そう?私は全然平気だったけど?」と笑っていました。
バリウムも飲めない母なのに、MRIは平気なのか…。
本当に人それぞれっていう感じですね~~。
散々な一日だったけれど、まあある意味いい経験ではありました(苦笑)
ああ、疲れた…。
結果はまだだけど――――
脳みそが腐ってるの、……バレたらどぼじよう(爆)
2003/12/18 (THU)
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