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雪組「スサノオ/タカラヅカ・グローリー 」(東京宝塚劇場)雑感

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2004/ 07/ 09/ 23:24
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今回本公演は2回観ただけなのだが、雪組公演の感想を。

まず、「スサノオ」。
初めて観た時は、とにかく疲れて、あまりにも政治的メッセージが強すぎることに、
やや反感を持った。
「暴力はいけない」「平和は絶対」と言いつつ「力を良い方向に使いましょう」
「人の痛みを感じましょう」
そして「敵は自分達の中にいる」「自分さえ良ければいいのか」「誰も助けに来てはくれない」
などなど、自衛隊のイラク派遣問題?拉致問題?憲法第9条??など、
頭の中がぐちゃぐちゃになって見終わって非常に疲れてしまった…(苦笑)
これが1本立てだったら、耐えられなかったかもしれない(苦笑)

2回目(新公を観たので、スサノオは3回)以降は、
やんちゃなスサノオが、大好きなお姉さんと喧嘩してしまい、
世の中が真っ暗になって、みんなから攻め立てられるが、スサノオもそれなりに成長し
お姉さんも機嫌を直して出てきてくれて、みんなで仲良くやりましょう。
スサノオも、自分の力を良い事に使いましょう…という話だと
思うことにした。

それにしては、八百万の神々や大和の民はずいぶんちゃっかりしているなあと
思わないでもないが…。
アシナヅチとアオセトナがちょっと報われないし…(苦笑)
昔の神様って、人間とそう変わらなかったのね~と感じてしまった。

コムちゃんは、ずいぶん貫禄がついて、スサノオを大熱演。
ただ、台詞回しが時々早口になってしまって、何を言っているのか
分からない時があるので、滑舌に要注意かも。
ただ、ビジュアル的にはとても美しくて良かった。

まーちゃんのイナダヒメも涙を流しながらの熱演。
なのに、あの「泣くのはやめた」が演歌調の歌じゃちょっと気の毒かな…と(苦笑)

特出のアオセトナ・水くん、妖しい美しさで全てOK(?)
でも、最初に登場した時と最後の慟哭が、ちょっとキャラ違うかも(笑)

月読の壮ちゃんは、声がとてもよくなっていて、びっくり。
新公を見た後に、壮ちゃんがいかに上手いかに気づいてしまった…(苦笑)
ストーリーテラー的な役どころで、立っているだけの場面が多いのだが、
なかなか上手くこなしていた。

アメノウズメの桂ちゃんは、もうファンモードで見ているので
感想は書けません(笑)可愛い!(イタタタ…)

他に良かったのが、アシナヅチのハマコちゃん。
かなりぐっと来た。ああいうお芝居のできる人は大切にして欲しい。

そして、今回で退団するちー坊のタヂカラオ。
気は優しくて力持ち…なちー坊らしい役どころで良かった。
あのメイクも面白い。

他には、イナダヒメの姉たち、美穂圭子ちゃんの歌は絶品。
となみちゃんは、どこにいても綺麗で目立つ。

その他、和太鼓の下級生達も息を合わせて頑張っていて良かった。
ヤマタノオロチは、2階席か、1階A席あたりが一番それらしく見えると思う。

なんだか、結構ケチばかりつけているが、ご贔屓組なだけに
それなりに楽しんで見ている「スサノオ」ではあった(笑)


さて、ショーの「タカラヅカ・グローリー」。
こちらは、打って変わって、ゆったりした感じのオーソドックスなレビューで
私的には大好きなショーだ。

幕開けが、初舞台生のフレッシュなロケットというのも新鮮だし、
大階段を使うプロロ-グも大好きだ。

「虹を追って」は、ダンサーコムちゃんの可愛らしさ爆発だし、
ゴスペルの場面も、かつて宙組でやった「シトラスの風」の場面に似ていて
とても好きだ。ここでは、圭子ちゃんの歌が光る。

他にも、ゆったりしたワルツの場面や、90名のロケットなど、
見所は多いし、ゆっくりした気分で観られるので、
「スサノオ」で疲れた身体に染み渡るような(笑)ソフトな雰囲気がとても心地良い。

パレードの最後が「タカラヅカ・フォーエバー」で、ちょっとミニミニTCAを
観たような、宝塚らしいエッセンスの一杯詰まったレビューだった。

このショーは、最近のショーの中でも、かなりお気に入りになりそうだ。

あと1回の観劇は、千秋楽。
ちー坊の退団で、今からハンカチ持参は必至の模様…。

2004/07/09 (FRI)

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