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東宝エリザ番外編 「暁生、フランツ・ヨーゼフ皇帝陛下と握手する」の巻

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2004/ 04/ 23/ 23:16
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Diaryにもちらりと書いたが、わたくしこと暁生、
オーストリア皇帝・フランツヨーゼフ皇帝陛下と握手してしまったのだ!
わっはっは、羨ましいだろう?諸君!!!!
(と言っても、騒いでいるのは自分だけという気もするが…)

ことのはじまりは、帝劇エリザの幕間。
フランツを演じている鈴木綜馬さんの優しくソフトな歌声が大好きな私は
鈴木さんが初CDを出されたと知って、売店でそれを購入したのだ。
そうしたら、なんか緑色のチケットが付いてきた。
なになに?「終演後の鈴木綜馬さんとの握手会の整理券」ですってえ???

キャーー、どうしよう!!
帰るのが遅くなるのは困るし、でも鈴木さんにも会いたい…。
悶々と悩んでいると、係りの方が
「整理券の番号は関係ありませんから、並んだ順になります」との追い討ちが…。
さらにさらに、同行していた体育会系友人が
「大丈夫!あたしが走って順番取ってあげるからっ」とありがたいお言葉…。

実は私、すっごい恥ずかしがりやで、以前ファルフ・ルジマートフ様を目の前にしながら
サインを言い出せなかったほどなのだ…(苦笑)
でも、今度は「握手会」で、向こうもその気で来るわけだし、大丈夫かな~と
終演後を待った。

何回目かのカーテンコールが終わって、観客が帰りはじめると、友人がダッシュ!
なんと、4番目という好位置をキープしてくれた。
(ありがとう、友よ…泣)

回りの方がたは、かなりディープなファンらしく、係りの方に
「サインはいいんですか?」「お写真は?」と聞いている。
何と、マジック持参の方まで…。

「そっか、ボールペンじゃ駄目かしら?」と私が呟いていたら
「貸してあげますよ~」との優しいお言葉…(涙)
これで、鈴木さんのサインももらえそうだわ~~。

今度は「どこにサインしてもらおうかなあ」と呟いていたら、横の方が
「CDジャケットの内側がいいですよ、汚れがつかないし…」と
アドバイスしてくれました。そっか~!!!あったまいい!!
プログラムにしてもらうとおっしゃってる方もいました。

さて、鈴木さんはお化粧落としてくるのかしら?
友だちを待たせてるし、時間がかかるのは困るなあと思っていたら、
なんと舞台衣装のままいらっしゃることが判明!
キャーー、あの皇帝陛下を間近で見られるのね♪

そして、ほどなく鈴木綜馬さんが、拍手に出迎えられて
フランツのベージュの軍服姿でご登場!!
なんて素敵なの~~(ぽーーーー)
握手会は、淡々と進み、いよいよ私の番!!

係りのおじさまの「どうぞ」の声で、鈴木さんの前に進むと
「本日はご観劇ありがとうございます」と鈴木さんが深々とお辞儀してくださる。
おもわず「素晴らしい舞台でした。感動しました!」と答えると
「ありがとうございます」とあの優しい眼差しで、私を見つめながら手を差し出して来た。
そうだ、これは「握手会」だったんだわ~~。
やっと我に帰って、おずおずと右手を出すと、しっかりと温かい手で握ってくださった。

「あの…、サインを頂けますか?」
「いいですよ」
「では、このジャケットに…」
「どの辺りにしますか?」
「あ、お顔にかからなければ…」
 (ここで鈴木さん、クスリと微笑む)
「はい、じゃあここかな?」
 (サラサラとマジックでサイン)
「はい、どうぞ」
「ありがとうございました。これからも素晴らしい舞台を見せてください。
 応援しております」
「どうもありがとうございます」
 (私の目を見つめ、にっこり)

とまあ、こんなやりとりがあったわけだが、
すべてあのフランツ閣下の声&扮装だったものだから、もうもう天にも昇る心地。
鈴木綜馬さんは、とてもフレンドリーで優しくて誠実そうな方だった。
ああ、、ますますファンになっちゃった。
後ろに並んでいた方が、お写真を撮っていて、
ご親切にも送ってくださるとか…。ううう、楽しみ!!!

待っていてくれた友人いわく
「鈴木さんを待っている間の暁生さんが一番面白かった」
だって…(爆)
きっと恥ずかしがって、もじもじウキウキしていたんだろうなあ…(赤面)
鈴木綜馬さんのファーストCD「宝もの」は、文字通り私の「宝物」になった。

それにしても皇帝陛下の鈴木綜馬さん…。素敵過ぎる!!!!
これからご覧になるかたは、お楽しみに!!


2004/04/23 (FRI)
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