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「イーストウィックの魔女たち」(帝国劇場)


大浦みずき・涼風真世・一路真輝の豪華OG三人が出演する
「イーストウィックの魔女たち」を観てきた。
すでにTVなどで、一路・森公美子・涼風のフライングが話題になっており
(いえ、話題はモリクミさんだけ?笑)豪華メンバーを観るのを楽しみに客席についた。

作品は、ジョン・アップダイクの小説が原作で、映画にもなっているが、
私はどちらも知らず、本当の初見。
ミュージカルそのものはロンドン初演だが、原作&音楽はアメリカ製で、
舞台もアメリカの片田舎の物語。
かなりセクシーな内容のミュージカル・コメディだ。

で、感想だが、うーーーーーーーん……。
作品的にあまり好きじゃない話かも(苦笑)音楽もイマイチだった。
腐女子を公言する私だけれど、舞台であそこまで露骨なことを
言われるのはちょっとなあ…。
振り付けもかなりエロティックで、何となく素直に笑えなかったわ。
「フレンズ」(アメリカの超人気コメディドラマ)程度のセクシーさが
私にはちょうどいいかも…。(関係ないけどジョーイが大好き♪)
音楽も、悪くはないけれど特に印象に残る曲もなく、
日本人が全曲作曲した「十二夜」の方がずっと良かったと思う。
でも、照明にレーザーを使ったり、話題のフライングはそれなりに楽しい。

まあ、作品については好みだから、好きな人もいるかも。
でも、ああいうのって誰と観に行くのだろう?
カップル向きであるようなないような…微妙な内容(笑)
家族連れ向きでないことだけは確かだし、女同士が一番向いているかな?

作品についてはこんな感じなので、出演者について。
いっちゃんのやや姉御肌の彫刻家アレクサンドラは、
なかなかセクシーで良かった。
本当に男役だったのかと思うほど、女優さんだ。
セクシーなヘソ出しルックも堂々と着こなしていて、びっくり!

かなめさんは、やぼったい音楽教師のジェーン。
久しぶり(42nd STREET以来)に生のかなめさんの歌を聴けたことは
今回の大収穫だった。
繊細で透き通るようでいて、凛々しさもある歌唱が素晴らしく、さすが!
かなめさんのエリザベートも是非観てみたい!
(個人的にはいっちゃんの声より好みなので…)

何事にも自信が持てない新聞記者スーキーは、森公美子さん。
もう最高にチャーミングで可愛い♪
あの体型を魅力のひとつにしてしまっているモリクミさんって本当に凄い。

かなめさんもいっちゃんも、宝塚きってのシンガーだったから
モリクミさんを加えたこの三人のコーラスは、かなりの聞き物だ。

そして、この三人から愛される悪魔のダリルに陣内孝則さん。
確かこの人って、ロックバンド出身だよね?
ああ、それなのに……歌が……(苦笑)
何となくこじんまりとしていて、TVの画面から飛び出せていない感じがした。
どちらかと言えば、小劇場向きのお芝居が得意そうだ。上手いんだけどね~。
この役、岡幸二郎さんで観たかったな。絶対面白かったと思うんだけど(笑)

そして、本日の目玉は、なんと言ってもナー様ことなつめさんである。
いえ、やはりナー様と呼ばせて頂きたい(笑)
新聞社のオーナーで田舎町を牛耳るお目付け役&各種婦人団体の理事などなど
つまりはうるさがたの奥様なんだけど、もう最高に良かった!
あのおかしさは、なつめさんの持つセンスのたまものだと思う。
しかも、カッコイイ!!奥様の格好なんだけど…(笑)
ダンスシーンの身体の切れの良さも最高!!

この舞台、作品として観たらA席8000円はやや高かったけど
魔女たちの歌とナー様を観るためなら、払いましょう!という感じだ。

後は、安田義人さんは達者な演技で楽しませてくれたし
(ヘイスティングスの声だったのね!)
新納慎也君は歌が上手くてなかなか。
及川健くんは腐女子の妄想をかきたててくれた(笑)
笹本玲奈ちゃんは歌える人なのに、歌の場面が少なくてちょっともったいないかな。

でも、これが年末の作品というのはどうなんだろう?
私が思うには、「イーストウィックの魔女たち」を10月に上演し、
「十二夜」を11・12月に上演した方が良かったと思うのだけれど。
その方が、魔女たち=ハロウィンというイメージで見られたし、
「十二夜」はクリスマスシーズンにぴったりのロマンチックなお話だから、
カップルで観るのにとてもいいと思うのだけれど…。

それにしても、宝塚OGの活躍ぶりには目を見張るばかり。
特に、今日の三人は現在でもそれぞれ主演クラスの方ばかりで、
この三人が同じ舞台に立つなんて本当に豪華なキャスティングだった。

「十二夜」ではマオさんが主演だったし、タモちゃんが頑張っていたけれど、
マオさんはともかく、タモちゃんはこの三人に比べれば歌も演技もまだまだかなあ。
(あともう少し身体絞ってね…笑)
あのオリヴィアの役、かなめさんで観たかった!!!!
岡幸二郎さんとのデュエット、さぞかし素晴らしかったと思うわ…。(妄想中)

というわけで、そこそこそれなりに楽しかった「イーストウィックの魔女たち」だった。

2003/12/05 (FRI)

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