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花組雑感 ・その4  「プリンスチャーミング・セナにぞっこん♪の巻」

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2003/ 09/ 05/ 21:48
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またまた行ってしまった、花組公演。

うーーん、ひとつの公演を3回以上観るのって、久しぶり。
雪組「春麗/Joyful!!」の6回以来かな?
やっぱりご贔屓さんのいる組だと、ついつい通ってしまうわ。

で、昨日も友だちと待ち合わせた後、まずは「キャトレ」に直行!
雪組大劇場公演のパンフ&「ル・サンク」最新号をGET。
「ル・サンク」には、雪組全ツと「アメ・パイ」のお写真が載ってるのよ~(はぁと♪)

で、いそいそと舞台スチールコーナーに行くと、おお、あったわ!!
雪組公演のお写真が!!

キャーー!!!!桂ちゃんのスーツよっ!!!!
かっちょいいいいい!!!!!(ジタバタジタバタ)

思わずはなぢがたらーーーんの私。
リクルートっぽいと聞いていたけど、カッコいいやーーん!!

他にも、ターコイズ・ブルーのアラビアンなお衣装で踊る桂ちゃんや
まーちゃんをリフトする桂ちゃんなど、思わず手にとってうっとり~。

桂ちゃん、リーゼントの作り方を少し変えたみたい。
前髪のボリュームが少なくなって、ちょっと大人の雰囲気よ。
いやーーん、新公が楽しみっ!!(観たいぞ~)

などどウハウハしていると、横で壮ちゃんの写真を手に怪しげな動きをしている人を発見…。
と思ったら、壮ちゃんラヴの友人Aさんだった、わはは…。

壮ちゃんもカッコいいもんね~。
スーツの着こなしはピカイチだし、私もしばし壮ちゃんのお写真を手にとり悩んだものの
予算の関係もあり、次回買うことに…(結局買うのね?笑)

その後、リッチなランチを優雅に頂き(ホント?笑)いざ、花組に出陣!
今日のお席は、なんとセンターブロックだっ!!!
しかも、一桁~~!!!わーーいわーーい!!!クルクルクル~~(歓喜のピルエットひと踊り)



さてさて、またも前置きが長くなってしまったが、
やはり公演も終盤になってくると、舞台もどんどん深化してくるものだ。

忠輝さんも、相変わらず私には理解不能なキャラだったが、
とどちゃんの演技は、目を涙で潤ませつつの熱演だった。
アドリブは、色んなところで色んな方が書くので省くけれど、オサの受身の巧さ、柔軟さには舌を巻いた。

もし、主水正がタータンだったら、あんなに盛り上がっただろうか?
別にタータンがアドリブ下手というのではなく、硬質なとどちゃんとの組み合わせを考えると
柔軟さや軽さを持つオサの方が、はるかにとどちゃんと合っているように見えてならなかった。
うーーーん、トップと二番手の組み合わせの妙ですなあ。

しかも、オサ、上手すぎ…。
あんなに脚本に文句つけながらも、昨日も泣いてしまったもん(苦笑)

ここでひとつの謎。
「野風の笛」って家康が忠輝に与えたものなのに、なんでずっと主水が持ってるの~?
不思議だなあ……。まあいいけど…(笑)

で、この公演で一番の私のツボな台詞、それは、
「花井主水正、気を確かに…!」(by柳生宗矩)である。

この場面、最高に好きだわ。
柳生家繁栄のために、「あるのは非情、ないのは情け」と生きてきた宗矩が
武士としての主水正の生き様に打たれる部分…。

敵味方を越えた、二人の武士としての矜持を感じることが出来て、もう涙涙…。
(瀬奈くん、かっこいーーー!!)

主水正ってホント私の好きなキャラだわーー♪と思っていたら、気づいてしまった。
そう、彼は「ジュリアン」だってことに…(by「バッカスと呼ばれた男」)

「♪幸せに~なるの~は~、私でなくともい~い~」
主君のためにわが身を捨てて、募る想いにも耐え…って、これジュリアンじゃんか~!!
(ジュリアンは死なないけどさ…)

ジュリアンの自由奔放な男っぽい部分は、ちょっと忠輝にもかぶるけどね。
「この大空を行くバッカスのように…!」(byアンヌ王妃@ぐんちゃん)って…(笑)
やっぱ、谷先生って「孤高の美学」が好きなんだね~~(笑)



お次はショー「レビュー誕生」。
もう、これはバリバリ瀬奈ファンモード(ところによって轟ファンモード・笑)なので、かなり壊れていたわ。


とりあえず、暁生的「ここがたまんないぜ」ツボを…。(ほぼセナファンモード)


 1.プロローグで春野閣下がせり上がりで登場する時のステッキさばき。とってもキ○クモードバリバリ。

 2.「愛の賛歌」で最後にコートを翻しはける時の、瀬奈君の決めの表情に悩殺。

 3.クレアトール・ジュンコ・セナのおネエ走りが日々それらしく進化!研究してるなっ…。

 4.オデット@ふーちゃんに引き裂かれて(おい!)黒鳥@アサを目で追いつつ、
   いやいやデュエットを踊るジーク@オサの悩ましい顔。(あんたたちって、やっぱり…)

 5.中詰の白い軍服のプリンス・セナ!!
   あの銀橋のためだけのお衣装なんて、もったいない!!永遠に観ていたいのよーーーー!!(バカ)

 6.ルネ・クレールの場面(ゴールドのお衣装)で踊る時の、
   手を上げて手首をきゅっと曲げる振りでの瀬奈君の顔♪(激チャーミング!)

 7.シャルル・ジドラー@轟を迎える、瀬奈くんの表情&乱れた前髪&かがんで歌うとどちゃん(笑)

 8.ロケットが大階段に作られた小さな入り口から続々と登場するところ。

 9.デュエット・ダンスで歌う閣下のナルシー振り(笑)&瀬奈くんの晴れ晴れした笑顔。

 10.最後のパレードでも、銀橋を流しながらもれなく客を釣ろうとする
   一本釣りの男役・瀬奈じゅんの心意気!!(大笑) 


いや、よくもこんなに嵌ってるわ、私…(笑)
お隣がバリバリ轟ファンの友人・Gさんだったので、
顔を見合わせてたりそっぽ向いてたりで、お互いの目線が交差していたような…(笑)



あと、3回目の観劇にて、やっと桐生園加ちゃんを見分けることが出来るようになったわ。
うん、はっきりしたお顔だちでなかなか舞台映えするじゃん。

日本物のお化粧はまだまだで、びっくりお目目になってたけれど、
きりっとしたいい表情をします。
大阪夏の陣で、豊臣方の家来衆におりますので、チェックしてね。
ショーでも、はじけた笑顔で踊ってます。

それから、お芝居で目についたのは望月理世ちゃん。
徳川家の小姓(うふふ)の役ですが、綺麗なお顔だし、きちんと役になりきっていました。
切ない表情などよろしいわ。
反対に同じ小姓で大御所の下手側にいる華形ひかるくん
「今夜何食べようかなあ」と言わんばかりの気の抜けたお顔はやめましょうね(苦笑)

しかし、家康の家臣の本多忠信@矢吹の兄貴と美形な小姓二人が一緒にいるのが
なんだかとっても妖しい雰囲気で、またまた腐女子モードになってしまった私…(笑)

あと何となく思ったこと。
真丘奈央@はっぱちゃんを観てるとなんかハマコちゃんを思い出すの。
「花組のハマコ」と呼ばせて~(笑)



まあ、そんなわけで私の花組観劇も残すところあと1回。
でも今まで3回でもかなり満足できたし、とっても濃ーーーい舞台だったような気がする。

特に今回、王子様&悪魔君両方の瀬奈君を堪能できたので大満足。
おまけに春野閣下の退廃的なお耽美度が倍増され、
中堅はゆみこちゃん・とむくんの実力派で締め、
若手はみわっち・まっつ・そのか・みつる・りせ…と、「男役の宝庫花組」の面目躍如である。

そのうえ、貫禄倍増余裕しゃくしゃくのとどちゃんが加わってるんだから、
そりゃあ、楽しいわよねえ~~。
うーーーん、大劇場公演中の雪組も頑張れ!!(突然雪組ファンモード)


さて本日のお客様は、元花組トップの松あきらさん(懐かしい!!)&
愛華みれさんと、歌唱指導で有名な元生徒の楊淑美さん。

「夜明けの序曲」で川上音二郎を演じた松(初演)&愛華(再演)二人のために、
作曲家のゆみこちゃんが、オッペケペ節を踊って大受けしてたわ~~。
まっちゃん、ドピンクのスーツですんごいオーラ。



そして今日は、私が轟熱中症だった頃からの古いお友だちが上京中で、
「スタイリッシュ」以来1年ぶりにお目にかかることが出来たので、とても嬉しかった。

私がネットデビューしたのが4年前…。
とどちゃんにガンガン燃えていたあの頃が懐かしいわ~。
若かったし(まだ30代…笑)、本当に怖いもの知らずだったわ~(赤面…)


さて、もうすぐ千秋楽。とどちゃん&専科さん&花組生徒さん、
怪我などに気をつけつつ、最後までがんがん飛ばしてくださいね~~♪

2003/09/05 (FRI)

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