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パリ・オペラ座バレエ団「ラ・バヤデール」


春休みなので、金曜日から息子を連れて実家に帰っていました。
東京は、桜も咲き始め、春本番!という感じですね。

茨城は、まだ桜は咲いていません。
ちなみに、茨城県は「いばらぎ」ではありません、「いばらき」です!
ついでに言うと、東北地方でもありません(笑)「一応」関東地方です。


話は変わって…

29日(土)に、バレエファンのR氏のお誘いで、
パリ・オペラ座バレエ団の「ラ・バヤデール」(於・NHKホール)を
観に行った私。

全幕ものは、昨年秋のボリショイバレエの「スパルタクス」以来。

話は、古代のインド(らしい)で、神に仕える巫女の女性と恋仲だった戦士が、
国王に目をかけられて、自分の娘の婿にと請われる。
きっぱりと断れないまま、婚約式にまでもつれ込み、
その祝宴の席で、恋人の巫女が横恋慕する大僧正に毒殺されてしまい、
彼女が死んだ後、彼は後悔して阿片に頼り、その幻の世界で彼女に許しを乞う。

というような話。

なんか主役の戦士・ソロルって、本当にしょうもない奴!という感じで
国王の娘(美人)に迫られて、結構嬉しそうだし(笑)
恋人が死んでしまった後は、嘆き悲しむというよりは
嬉々として恋人の幻と踊ってるし、
最後のカーテンコールでは、恋人役のダンサー&婚約者役のダンサーと
お手手をつないで、「俺って両手に花って感じ?」と
嬉しげに登場していた(爆笑)

しかも、バレエって、芝居担当(笑)の人たちは、ちゃんとその時代っぽい衣装で、
隅に立ってる人までそれぞれ小芝居してたりするのに、
踊り担当(笑)の人は何故か必ずチュチュを着て登場するんだもん。
(しかも、ここはインド…)
わかっちゃいるけど、面白い。

たとえ身分が低い役でも、何故か豪華な衣装で登場する
タカラヅカのトップスターと相通ずるものがあるなあ。

なんて、思わず突っ込みを入れてしまったが、
セットは豪華だし、衣装は綺麗だし、照明は素晴らしいし、人数は多いし
(象は出てくるし、虎も…笑)
とにかく、金に糸目はかけませんぜ…という舞台だった。

ゴージャス&デンジャラスな舞台!
どうも、タカラヅカファンの性で、人海戦術に弱いらしい。

専門的なことは全然わからないけれど、皆さん見目麗しく、とってもお上手!!
リフトとかもすごいもん。
持ち上げてる方もすごいが、持ち上げられてる方も、
そのままポーズ決めちゃったりして、いったいどんな筋肉してるんだろう…。

特に男性ダンサーの皆様のカッコ良さにクラクラしていた私。
だってーー、すっごいの!
背中の筋肉とか、美しーーのよ!!
いつまでも見ていたい…と本気で思ったわ。

みんな若くてカッコイイお兄さんばかりで、いやあ眼福眼福…。
(お前は何を観に行ったんだ!)


なんか、私のバレエ鑑賞眼って、ちょっと(かなり)偏ってる?
(だって腐女子だから)
いいの、すごく楽しかったから…。

なんか、素晴らしく豪華なフルコースを頂いたような満足感で、
ウキウキしながら、渋谷の街を後にした私だった。




2003/03/30 (SUN)
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