ハルノスミレ!
インフルエンザで伏せっている私のところに、実家の母から能天気な電話アリ。
「ハルノスミレを見てきた!」という興奮気味の声。
なんだよ?こっちは熱出して唸ってるのにどこかで花でも見てきたのかいな…って、
もしや、ハルノスミレ=春野寿美礼=エリザベート??
そういや母は、2月に学生時代の友人4人で宝塚を観に行くと行っていたような…。
暁:「お母さん、ゴホ…、『エリザベート』を観に行ったの?」
母:「違うの、ハルノスミレよ!」
暁:「だーかーらー、ゴホゴホ…、それって春野寿美礼が出ている、ゴホ、『エリザベート』でしょう?」
母:「え?ハルノスミレだけど?」
暁:「ゴホ、宝塚を観に行ったんでしょう?」
母:「そうそう、ハルノスミレよ♪」(あーーん、わかってねえ!)
とにかくやたら興奮していて話が全然かみ合わない。
母:「すっごくよかったわーー♪」
暁:「そうよ、名作だもん。ゴホ…、お母さん、前にも観たじゃない宙組の『エリザベート』ゴホ…」
母:「そうだったっけ?覚えてないわ~」
ああ、なんつー奴!私のチケットで行ったくせに!(その時は子供の熱だった…)
母:「とにかく綺麗だったのよーー♪♪」(娘の話を全然聞いていない母)
暁:「ゴホ…、トートの人でしょう?」
母:「トート?それ誰…?」
暁:「だからさーー、ゴホゴホっ…、黄泉の帝王の役。ゴホ、春野寿美礼でしょう?」
母:「もうすぐ辞めるんだって~?綺麗なのにね~」
暁:「それは、大鳥れい、ゴホ、エリザベート役の人よ。ゴホゴホ…、春野寿美礼はまだトップになったばかりなの」
母:「あら、そうなの? 綺麗よね~♪」
暁:「ゴホ…、その人がよかったんでしょう?」
母:「ハルノスミレよ~、上手ねえ~~♪♪」
暁:「わかったってば~~。ゴホゴホ、ところで、ルキーニっていうエリザベートを刺した役のひとはどうだった?ゴホ…」
母:「え~、何の役?」
暁:「狂言回しみたいな役の人、ゴホ…、瀬奈じゅんっていうんだけどさ~」
母:「…そんな役の人いたっけ?」
暁:「あ゛ーーー、もういいよぉ~~、ゴホゴホゴホ…」
なんだかよくわからんが、取り合えず母は、「エリザベート」を、いや「ハルノスミレ」を堪能したらしい。
うわ言のように「綺麗」「上手」を連発していた。
母はまったく覚えていないらしいが、
以前、宙組の「エリザベート」を見たときの母の感想は「まあまあね…」であった。
おそるべし、春野寿美礼様…!!
(っていうか、まさか、下町の女王様・みろりちゃんを閣下と勘違いしてないだろうね?笑)
それにしても、私より良い席で「エリザ」を観劇した母に
インフルエンザで行けなくなったルジ様の「海賊」のチケットをあげた私ってなんて孝行娘…(泣)
母:「じゃあ、明日はバレエに行ってくるからね~。悪いわねっ♪」
おい、それ全然「悪い」って声じゃないぜ、お袋さんよぉ~(怒)ゴホ…ゴホ…。。。。
以上、この週末の出来事でした…。
PS:「歌劇」がお手元にお届きの皆様、雪組公演写真と共に「絵と文・俺に書かせな!」と
「大鳥れいさよならてい談」も忘れずにお読みくださいね!笑えます♪
2003/02/04 (TUE)
「ハルノスミレを見てきた!」という興奮気味の声。
なんだよ?こっちは熱出して唸ってるのにどこかで花でも見てきたのかいな…って、
もしや、ハルノスミレ=春野寿美礼=エリザベート??
そういや母は、2月に学生時代の友人4人で宝塚を観に行くと行っていたような…。
暁:「お母さん、ゴホ…、『エリザベート』を観に行ったの?」
母:「違うの、ハルノスミレよ!」
暁:「だーかーらー、ゴホゴホ…、それって春野寿美礼が出ている、ゴホ、『エリザベート』でしょう?」
母:「え?ハルノスミレだけど?」
暁:「ゴホ、宝塚を観に行ったんでしょう?」
母:「そうそう、ハルノスミレよ♪」(あーーん、わかってねえ!)
とにかくやたら興奮していて話が全然かみ合わない。
母:「すっごくよかったわーー♪」
暁:「そうよ、名作だもん。ゴホ…、お母さん、前にも観たじゃない宙組の『エリザベート』ゴホ…」
母:「そうだったっけ?覚えてないわ~」
ああ、なんつー奴!私のチケットで行ったくせに!(その時は子供の熱だった…)
母:「とにかく綺麗だったのよーー♪♪」(娘の話を全然聞いていない母)
暁:「ゴホ…、トートの人でしょう?」
母:「トート?それ誰…?」
暁:「だからさーー、ゴホゴホっ…、黄泉の帝王の役。ゴホ、春野寿美礼でしょう?」
母:「もうすぐ辞めるんだって~?綺麗なのにね~」
暁:「それは、大鳥れい、ゴホ、エリザベート役の人よ。ゴホゴホ…、春野寿美礼はまだトップになったばかりなの」
母:「あら、そうなの? 綺麗よね~♪」
暁:「ゴホ…、その人がよかったんでしょう?」
母:「ハルノスミレよ~、上手ねえ~~♪♪」
暁:「わかったってば~~。ゴホゴホ、ところで、ルキーニっていうエリザベートを刺した役のひとはどうだった?ゴホ…」
母:「え~、何の役?」
暁:「狂言回しみたいな役の人、ゴホ…、瀬奈じゅんっていうんだけどさ~」
母:「…そんな役の人いたっけ?」
暁:「あ゛ーーー、もういいよぉ~~、ゴホゴホゴホ…」
なんだかよくわからんが、取り合えず母は、「エリザベート」を、いや「ハルノスミレ」を堪能したらしい。
うわ言のように「綺麗」「上手」を連発していた。
母はまったく覚えていないらしいが、
以前、宙組の「エリザベート」を見たときの母の感想は「まあまあね…」であった。
おそるべし、春野寿美礼様…!!
(っていうか、まさか、下町の女王様・みろりちゃんを閣下と勘違いしてないだろうね?笑)
それにしても、私より良い席で「エリザ」を観劇した母に
インフルエンザで行けなくなったルジ様の「海賊」のチケットをあげた私ってなんて孝行娘…(泣)
母:「じゃあ、明日はバレエに行ってくるからね~。悪いわねっ♪」
おい、それ全然「悪い」って声じゃないぜ、お袋さんよぉ~(怒)ゴホ…ゴホ…。。。。
以上、この週末の出来事でした…。
PS:「歌劇」がお手元にお届きの皆様、雪組公演写真と共に「絵と文・俺に書かせな!」と
「大鳥れいさよならてい談」も忘れずにお読みくださいね!笑えます♪
2003/02/04 (TUE)
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