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雪組観劇・その2

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2002/ 09/ 03/ 21:06
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昨日は公演の感想を書いたけれど、今日は雑感を…。

今回の公演は、ぶんちゃんのサヨナラ公演だ。
たった1回のトップなんて本当に寂しすぎる。

ショーでも「サヨナラ」を演出する場面があったが、「星組の絵麻緒ゆう」が大好きだった私としては
確かに雪組に来てくれて本当に嬉しいけれど、
「できるものなら星組トップとして卒業させてあげたかった…」という思いがどうしても胸をよぎる。

ムラの千秋楽を観たぶんちゃんファンの友人が言っていた。
「サヨナラショーで歌った歌、星組時代の歌ばかりだったのに、
バックにいるのは雪組の人たちで、それが寂しくて泣けた」と…。

確かにその通りだと思う。
雪組に来て、トップとして何年かやったならともかく、たった1作では
「雪組・絵麻緒ゆう」っていったいなんなの?という感じだ。

反対に星組に行ったタータンも気の毒だけど、でもタータンの回りは
がっちりと「元雪組」で固められているし、
なんだかアレでは、もともとの星組さんたちが気の毒に思えるほどだ。

ぶんちゃんは、タータンと違って星組の「生え抜き」なのに、
同期の花組生え抜きのチャーリーが、無事花組でトップになったのに比べると、どうして…と思う。
「サヨナラ」がなんだか白々しく思えてしまうのは、私だけなんだろうか?
やっぱりせめてあと2作は欲しかったよね、ぶんちゃん!(泣)

そして、おっちょんもなぁ…。
新しい専科制度が出来てから退団する専科さんって、おっちょんが初めてなのかな?
あれも辛い…。だって組子じゃないんだもん…。
せめて、数年在籍した雪組で卒業できてよかったよ、おっちょん…。(泣)
いい役者さんだったのに、辞めるなんて早すぎと本当に残念!


そして、雪組生に送られるぶんちゃんを観て、もうひとつ感じたことは、
「とどちゃんのこともこうして送り出してあげたかった」ということだ。

もちろん、とどちゃんのファンである私だけど、ファンになった時から「卒業」は覚悟の上だったし、
だからこそ、そのときそのときを一生懸命応援していたわけだし、
それが「専科行き」なんて、反則だよ~。

「サヨナラ公演」「サヨナラショー」「サヨナラビデオ」「サヨナラ写真集」を夢見ていた私ってなんだったの?
「サヨナラショーでは大階段でぐんちゃんと『ナイト&ディ』よね」なんて勝手に曲目まで決めていたのに(笑)

ああ、最後は黒燕尾で胸には真っ赤な薔薇をつけて、大階段を降りて欲しかった。
ファンと雪組生の涙の中でご挨拶して欲しかった。
緑の袴でヒラヒラと手を振りながらサヨナラパレードして欲しかった。
そして、私も激泣きしながら「ああ、この人のファンでよかった」と思いたかったのになぁ~。

ただの一ファンの感傷だとはわかってるけれど、同期トップがみんな退団し、
ずっと下級生が次々とトップになるのを観ていると、なんとも複雑な思いに囚われる。

まったく、今日はめでたい「Stylish!」の初日なのに、なんてことを書いてるんだろう。
しか~し、私が観たいのは「コンサート」じゃないのよ!
(いや、そりゃ観たいけど…笑)

本公演で特大の羽を背負い、下で待つ組子さんに微笑みながら、
堂々と大階段を降りるとどちゃんが観たいの!
もう無理だってわかっているんだけど、だからこそ、
「コンサート」や「DS」でお茶濁してないで(すみません)本公演に出て欲しい…。

私が観たいのは「日生劇場」でも「青山劇場」でもなく、「宝塚大劇場」の轟悠なのよ!
でなきゃ泣く泣く「サヨナラ」を諦めた甲斐がないじゃないの~。
「専科に残ってくれていて本当に良かった」と思える「轟悠しかできない役」を見せて欲しい。

といいつつ「風共」に通い、DSにも行こうと企んでいる私って、本当にしょうもないファンだよね。
ああ、とどちゃん許して、すべて「愛」のなせるわざなのよ~。
劇団のトップさんたちは、いったい轟悠をどうしようと思っているのかしら?
ああ、頼んだようぅぅっ!!!!

2002/09/03 (TUE)
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