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雪組観劇・その1「追憶のバルセロナ/ON THE 5th」

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2002/ 09/ 02/ 21:04
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雪組「追憶のバルセロナ/ON THE 5th」を観にいった。

いやーーー、よかったっす!!!
ああ、やっとタカラヅカを観たぞぉ~~って感じ。
だって、どこ観ても綺麗なんだもん…。

まず「追憶のバルセロナ」なんですが、このタイトル「バレンシアの熱い花」と間違えそう…。
(私だけ?)
いかにも、タカラヅカ的なタイトルだけど、話の内容はやはり「正塚物」だった(笑)
ああいうお話、私は好きだからOKなんだけどね、自分の居場所や生き方を探す話って…。
でも、ちょっとタイトルにもう一捻り欲しかったかも…。

「二人だけの戦場」にちょっと似ている感じがした。
音楽が高橋城先生だし、ジプシーでてるし…。でももっと軽い感じかな。

波乱万丈な話のはずなのに(笑)正塚先生だと、なぜか淡々となる。
あの話が谷先生だったらどうなるかな~と、ふと「エルドラード」を
思い出しちゃったわ(爆)

正塚先生も、これが轟悠主演だったらもっと重い話を書いたのかもしれないけど、
ぶんちゃんのカラーにはアレが合ってるのかな~と思ったりして。
(「デパメン」もぶんちゃんで観たいと思ってしまった私だ)

でも、そこここに「いかにも正塚」な台詞があって、
正塚好きの私は、「こう来たら次はこう来るでしょう?」「やはりそうきたか!」などど頷きながら観たわ(笑)

「男同士の会話」が上手いんだよね、お互いの違いを感じながらも相手を認めあう…というか。
確かに「そんなに物分りがよくていいのか?」とも思うんだけど(笑)
そこが正塚先生のロマンなのかな?
中途半端な安っぽい正義感を振り回されるよりはいいかなぁ。
(いや、別に誰がとは言わないが…笑)
ちょっと盛り上がりに欠けるのと、お衣装(特にぶんちゃん)には注文があるけれどもなかなか良かった。
(でも、正塚先生ならもっともっといい作品を書けるはず!!)

役も、ぶんちゃん、おっちょん、コムちゃん、かしげちゃんと
みんなそれぞれカッコ良くて、観ていて楽しかったし、
爽やかジプシー(笑)の壮ちゃんと、ぶんちゃんの家の使用人役の桂ちゃんも
とても良かったので満足。

その代わり、娘役の使い方がイマイチかなぁ?
もうちょっとまひるちゃんをヒロインらしく扱って欲しかったかも。

で、今回目を引いたのは、ロベルト役のコムちゃんの凛々しい男らしさと
フランス軍の大尉役・かしげちゃんのクールな男らしさ。

特にかしげちゃんのカッコ良さには、すっかりクラクラしてしまった。
抑えた声のトーンといい、上目遣いの冷たい眼差しといい、
ちょっととどちゃんを彷彿とさせるものがあって、魂抜かれたわ…。
かしげちゃんは、以前から嫌いではなかったものの、線の細さがな~と
思っていたんだけど、
いやはや今回は本当に素敵だった!!


ショーも、ぶんちゃんらしい明るさがいっぱいで楽しかった。
あの笑顔には、本当に癒されます。
「9月11日」の場面はどうなるのかと心配だったけど、
美穂圭子ちゃんの美声が聞けてよかったわ~。

でも!!!やっぱ今回の目玉は「黒燕尾」でしょう!!!
ああ、かしげちゃんと壮ちゃんが黒燕尾で組んだあの瞬間、あまりの美しさに息を飲んだわ…。
「おお、これぞタカラヅカ!!!!!」
はーー、しあわせ。。。。。。

ショーでは、センター・上手・下手、どこを観ても美しく、オペラが忙しかったらないわ。
特に音月桂ちゃんのキュートな笑顔には、私すっかりメロメロよ~!!!
なんか、笑った時の印象があさこちゃんに似てるのよね。
キュートなのに小悪魔的で、すっかり翻弄されました。

ぶんちゃん&まひるちゃんの満面の笑顔に幸せな気分になり
かしげちゃん&壮ちゃんのすっきりとした美貌と、桂ちゃんの流し目に殺されて、大満足で帰宅。

ああ、だからタカラヅカって大好きよ…。
先月の「ブヒ」はこれですっかり解消されたというわけで、めでたしめでたし!

2002/09/02 (MON)
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