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ああ、今井さんが「ミス・サイゴン」に…(感涙)


掲示板にも書きましたが、来年の「ミス・サイゴン」に今井清隆さんが
ジョンという米兵役で出演されることが発表されました。

お馴染み演劇評論家の小藤田千栄子さんが、
 「『ミス・サイゴン』で、今井清隆が“ブイ・ドイ”を歌ったとき、
  ほとんどの観客は、こんなにも張りのある<美しい声>というものが
  この世の中にはあるのだと知ったはずだ」
と書くくらいの、当たり役だったそうなんです(観てないし…泣)

いやー、この嬉しさをなんと表現しましょうか!
おそらく「愛燃える」で轟ファンになった人が、
とどちゃんが再びラヴィックを演じると聞いたような感じだと思います。
いや、ラヴィックは言いすぎかな?うん、アナジくらい?

轟さんの役の変遷を、今井さんに当てると
・ルキーニ=ジャベール(レ・ミゼラブル)ブレイクした役。菊田一夫演劇賞受賞。
・ソール=ファントム(オペラ座の怪人)ブレイクその2。ファン激増。
・ジュリアン=ビースト&ガストン(美女と野獣)人気に拍車。読売演劇賞受賞。
・ラヴィック=ジャン・バルジャン(レ・ミゼラブル)渾身の名演技。
・バトラー=バトラー(風と共に去りぬ)熟成された男の魅力。
という感じかな?

私は遅れてきた今井ファンなので、四季時代の舞台は全然観てないし、
今まで見逃がしていた舞台が多すぎて、悔しいんだけれど
いまや、ミュージカル界でトップに上り詰めた感のある今井さんの
素晴らしい舞台を、是非とも楽しませてもらいたいと思っています。

でも、最近バレエやミュージカルを観るようになって感じたことは
外の舞台では、主演級の俳優さんが必ずしも主演するわけではないと
いうことです。

ルジマートフの当たり役「海賊」のアリを、実はビデオを観るまで
主役だと思っていた私…(笑)
出番だってそう多くないし…。脇役だったんですね(苦笑)
でも、やはりアリはすごくいい役だし、
ルジマートフ以外には考えられないほどのはまり役だと思います。

「レミゼ」でも、一応の主役はジャン・バルジャンだけれど、
ジャベールもアンジョルラスも同等の役だと思うし…。
役ごとにオーディションをし、選ばれた人が演じるという
役者の自負もあるのかもしれません。

常にトップスターが主演し、番手によって自動的に役が振られていく
宝塚のやり方って、案外特殊なのかもしれませんね。
まあ、最初から役が当て書きされているということもありますが…。
ただ、「エリザ」のようなミュージカル作品や
「風共」のように原作があるものは、
番手で役を振ると無理が生じる場合があるので、
たまには、劇団内オーディションなどもいいかもしれませんねー。
(というか、そうして欲しいです)

ああ、今井さん♪
来年が楽しみだわ~~。
でも博多座「レミゼ」「サウンド・オブ・ミュージック」も
行きたくてうずうず…。
7月の「レミゼ」コンサートまでガマンなんて、寂しい…。

今井さん、もうガードマンのバイトやらなくても大丈夫なのかしら。
(実は、今井さんのガードマン姿が見たくてたまらない私)

2003/11/22 (SAT)
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