早朝は別の顔…
今日は、私が働くファミレスでの出来事です。
常連さんにもいろいろな方がいらっしゃいますが、
実はあまり嬉しくないお客様もいます。
そのお客様が来ると、店内の雰囲気が一気に悪くなり、
他のお客様がそそくさと帰るような…。
うちのお店にも、ちょっとヤクザくずれのような７０代くらいの
おじいさんがよく来ます。
その人は一人でも来るし、仲間と来る時もあるんだけれど、
柄の悪い大声でしゃべったり、ちょっとしたことでクレームをつけるので
私はとっても苦手…。
でもって、今朝も三人でやってきました。
あーー、嫌だなあと思いつつ精一杯の営業スマイルで応対。
そして、注文の料理を持っていったところ、
連れのおじさんが私を呼びました。
「ちょっとちょっと、おねーさん」
「はい、何か…」
「このジャム、ちょっと開けてくれない？」
（ジャムは小さなパックに入っています）
「かしこまりました」
「俺、手が悪いから開けられないんだよ」
ジャムのシールをはがしながら、そのおじさんの手を見ると…。
指がない…。
人差し指と中指の第一関節から先が…。。。。。
「あんたは、指を詰めるようなことやらかしたんかい…」
と心の中でつぶやきながら、シールを剥がしました。
そして、そのお騒がせじいさまたちが、お帰りになったあと、
今度は、黒地に白のピンストライプのダブルのスーツに紫のシャツ、
赤と黒と白の派手な模様のネクタイに、金鎖＆金の腕時計、
黒のグラサンパンチパーマという、
マジでその道の方がチンピラ風の子分を連れてご来店でした。
「兄貴、何にします？」
「俺はハンバーグとエビフライだな」
うーーん、ファミレスでハンバーグ＆エビフライを召し上がる
ヤ○ザなお兄様でした…。
でも、こちらの方々のほうが、あのじいさまたちより礼儀正しかったぞ…。
お金もちゃんと払ってくれたし…（当たり前か…）
なかなか濃い、早朝のファミレスでした。
つかれたーー。
と、この話を帰ってきた夫に話したら、爆笑されました。
もおーー、ひとごとだと思って…！！
2003/11/11 (TUE)
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