求む!同志。
今日TVをつけたら、たかちゃん主演のお正月映画「茶々-天涯の貴妃-」のCMをやっていました。「元宝塚トップスター」という、いかにも東映くさい派手なテロップがちょっと気恥ずかしい…(しかも、なぜ女優デビュー作が東映?)。
一番最近観た映画は「ALWAYS-続・三丁目の夕日-」です。面白かったけれど、わざわざ映画館で観たいというほどの作品じゃなかったかも…。お茶の間で家族揃って観たほうが面白いんじゃないかな。
…どうも私の映画の好みは、人とずれているような気がします。この場合の「人」というのは、同世代の主婦なんですが(笑)。
いちばん映画をよく観ていたのは、学生時代からOL(死語?)時代、1970年代後半から80年代前半にかけてですね。当時は、DVDはおろかレンタルビデオもなく、映画はTVの洋画劇場か映画館で観るものでした。
その頃、私が映画館で観た映画というと、「ブリキの太鼓」「エレファントマン」「炎のランナー」など、エンターテインメントとしてはどうか…というような作品ばかり。一緒に行ってくれた友人に感謝ですね。男の子と観た映画だと「ブレードランナー」や「Uボート」など、これもちょっとマニアックな作品でしたっけ(しかも2回以上観た…笑)。
「スターウォーズ」を一緒に観ようという人はいても、「ブリキの太鼓」を観たいという人はあまりいないですよね(苦笑)。色々な意味で、凄い作品ではありますが…(主役の子の名前、オスカルだし<笑)。
どうしても観たいと上映館を探して行ったのが、「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」、「家族の肖像」や「ルートヴィヒ」などですが、同じような趣味の友人がいたので助かりました。
学生時代は、本当に色々な趣味の人間が集まっていて、「変わった子(今で言うとオタク?)」と言われている人もいたけれど、結婚して家庭に入り子供を産んでしまうと、人間どうも保守的になってしまうようです。せっかくPCがあるのに「インターネットは危険だから、繋がない」って言う人もいます。携帯持ってたら同じだから!(爆)
そういう私も、いい奥さんぶっている自分に違和感を感じることがあります。みんなも裏の顔(爆)を隠しているだけなのかな?怪しい趣味を持ってる人は何となくにほひで分かると思うんだけれど…。時々主婦の集まりで、「BL」とか「コミケ」って呟いてみるのですが、「?」という顔をされてしまうんですよね~。反応があったら「春抱き知ってる?」なんて、聞いてみたいのに…(笑)。
私の周りでは、宝塚ファンよりも、マニアックで腐っている主婦を探す方が大変です。まずは、「モーリスとか、好き?」「摩利と新吾とか…知ってる?」って聞いてみるのが一番かも(笑)。
求む!同じ星生まれの同志よ!!
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