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思い出のフィルムコンサート

  • CATEGORY戯れ言
  • PUBLISHED ON2016/ 02/ 18/ 22:04
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今朝、ウォーキング中に、地区のコミュニティセンターを通ったら
「うたごえ広場」の立て看板がありました。

一緒に歩いていた夫に、
「歌声喫茶みたいだよね。行かないの?」と聞いたら
「そんな年じゃないし」と不服そう。
自分はこういうものを懐かしがる世代ではないと
いうことのようです。

話を聞いたら、夫の学生時代には、もう歌声喫茶はなかったそうです。
その代わり、高校時代に友人と、
新宿西口広場のフォーク集会に行ったことがあるとか。

フォーク集会…、
私にとっては歌声喫茶と同様、歴史上の出来事ですが、
行ってたんですね(笑)。

私の学生時代には、みんなで集まって歌うなんてこと、
なかったなー。
集まって、音楽を聴いたことはあったけど。

それで思い出したのです。
(前振り長くてすみません)

そう、それは、懐かしのフィルム・コンサート。
70年代、まだネット動画なんてものは影も形もなくて
もちろんMTVだってなくて、
TVで、洋楽、特にロックなんてほとんど流してなかった頃のこと。

自分の好きなバンドが、歌ったり演奏している姿を見る機会って
来日公演でもなければ、ほとんどなかったんですね。

大好きな彼らの姿を見られるのは
レコード店が時折主催するフィルム・コンサートくらいでした。

私が大好きだったのは、イギリスのプログレバンドEL&Pこと
エマーソン、レイク&パーマーだったのですが
高校時代、彼らはすでに来日公演(1972)を果たした後で
当時、日本に来る予定など、ほぼゼロでしたから
フィルムだけが、動くEL&Pを見るチャンスだったんです。

「ミュージックライフ」などの洋楽雑誌の広告に
フィルムコンサートのお知らせが載っていて
私も胸を躍らせながら、足を運んだものです。

もうね、動いているだけで感動。
だって、写真でしか見たことないんですから。

それが、演奏したり、歌ったり、しゃべったり。
ああ、こういうしゃべり方するのか~とか、
表情とか、食い入るように観ていました。
同じフィルムなのに何度も観にいったり。

こういう部分、宝塚ファンとまったく変わりませんね。
っていうか、当時も宝塚観てましたが(笑)。

結局、私が初めて生でEL&Pを観たのは
1992年の再結成後のワールドツアーで来日した時でした。

その時の感動は、
もちろん言葉に尽くせないものがありますが
できれば、高校時代に観たかったです。
せめて、1980年の解散前に日本に来てほしかったなー。

70年代の日本は、ロックミュージシャンにとって
さほど大きなマーケットではなかったということなんでしょうね。

外タレの来日ラッシュが始まったのは
80年代に入ってからでしょうか。
それと共に、レコード店でのフィルムコンサートも
少なくなっていった気がします。

若き日の思い出です。
私も夫のことを言えませんね(笑)。

ちなみに、夫はロックには全然興味なし。
若い頃好きだったのは「アリス」や「オフコース」。
ロック話ができなくて、ちょっと寂しいです。

うーん、今夜は久しぶりに「タルカス」を聴いてみようかなー。
(↑EL&Pの代表作のひとつ)


↓我が家の薔薇ではありませんが(汗)。

201602_27.jpg

蓼科にあるバラクラ・イングリッシュガーデンのオールドローズです。
また行ってみたい場所のひとつ♪

私の英国好きは、ブリティッシュロックが好きなのも
関係しているのかも。







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