ちょっとグダグダ
今日は、歯の治療に行ってきました。
歯医者さんは苦手です。
もちろん、好きな人なんていないでしょうけれど、
私はパニック障害持ちなので、
治療台に座らされている状態(=拘束状態)が、本当に辛いです。
私の持病のパニック障害。
今は、「パニック症」っていうんですね。
病院での治療を開始したのは、もう10年以上前です。
頓服以外の薬が必要ない生活になってからは
そろそろ2年近く経ったかな?
めったなことでは、パニック発作を起こすこともないし
ふだんは、ごくごく普通に暮らせているのですが
やっぱり苦手な場所は、変わらなくて(汗)。
今日も、歯の型取りをしたのですが、
椅子をリクライニングされた状態で(まずこれが駄目)
金属の型を咥えたまま放置されてしまい(拘束感MAX)、
耐えられなくなって、看護師さんに手で合図して
診察台の背もたれを治してもらいました。
口を開けたまま長時間治療されるのも、苦痛です。
痛みより何より、身体を動かせないのが。
毎回、ワイパックスという頓服薬を飲んでいくのですが、
それでもものすごい不安に襲われることがありますね。
パニック症の投薬治療は、
1.発作そのものを封じ込めることと
2.発作や、広場恐怖(特定の場所への恐怖)
予期不安(発作を起こすことに対する恐怖)などからくる
不安定な精神状態(うつなど)を治すこと
で、
パニック症そのものを薬で完治することはできないんですよね。
以前受けたカウンセリングでも
恐怖を消すことは、カウンセリングでもできないと言われました。
ただ、恐怖を感じたときに、乗り越える術を訓練すれば
苦手な場所にも行けるようになり、
恐怖もだんだん小さくなるとのこと。
今の私は、「暗い場所」「狭い場所」「拘束感を感じる状態」が苦手です。
最近では
○点滴中に、拘束感に耐えきれず、看護師さんを呼んで外してもらった。
○歯科の診療台で、毎回具合が悪くなる。
○映画館で、真っ暗になった瞬間、不安と恐怖で逃げ出したくなる。
○首都高のトンネルが怖い。
○美容院も苦手なので、なかなか行けない。
こんな感じでしょうか。
映画館などは、嫌なら行かなければいいのですが
病院関係は本当に困ります。
一昨年、胆石の手術の時も、術前検査のMRIが受けられませんでした。
美容院も、もっと気軽な気持ちで行けたらいいなと思います。
長年この病気と付き合ってきて、私も色々勉強したのですが
不安や恐怖が襲いかかって来たときには
それを「受け入れる」ことが大切らしいです。
「あ、私は今、不安に思っている」って。
その方が、不安な気持ちが治まるそうです。
ただねー、理屈では分かっていても
いざその状態になると、そんな余裕なくなっちゃうんです(汗)。
受け入れるどころか、
気をそらすために、他のことを考えようとしたり
その場から逃げ出そうとしたり。
この状況を自分だけで乗り越えるのは難しいので
カウンセリングを受けて、
行動療法をやってみようか思案中です。
最近は、パニック症のせいで一時悩まされていた
双極性障害や不眠はなくなり、
精神的には安定した状態で暮らせています。
自分では、それでよしと思っていましたが
ここまでこれたんだから、何とか完治したいという思いもあり
気持ちが揺れています。
ちなみに
「パニック発作」とはどういうものかについての説明です。
---------------------------------------------
≪パニック発作≫(医療法人和楽会 HPより)
パニック発作とは、パニック症の中心となる症状で、
不意に理由なく激しい恐怖感または不快感とともに下
記の13の症状のうち4つ以上、突然あらわれる状態です
(米国精神医学会発行DSM-5TM, 2013)。
多くの場合、数分でピークに達し、
30分前後でおさまっていきます。
パニック発作は、心電図や血圧、採血などの検査をしても、
身体的な異常がみつからないのが大きな特徴です。
1.心悸亢進、心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
2.発汗
3.身震い、手足の震え
4.呼吸が早くなる、息苦しい
5.息が詰まる
6.胸の痛みまたは不快感
7.吐き気、腹部の不快感
8.めまい、不安定感、頭が軽くなる、頭から血の気が失せる感じ
9.寒気または熱感(ほてり)
10.知覚異常(しびれ感、うずき感)
11.現実感喪失(非現実感)、自分が自分でない(自己分離感)
12.常軌を逸してしまう、狂ってしまうという恐怖
13.死の恐怖
※1~10:身体症状、11~13:精神症状
----------------------------------------------
私の場合も、1~13のすべての症状がでます。
頭痛と吐き気と息苦しさで、本当に吐いてしまいますし
ひどい焦燥感でじっとしていられず、うろうろ歩き回り
自宅の場合は、拘束感が辛くて服を脱いでしまいます(汗)。
身体が熱いのに、寒気がしてガタガタ震え、
このまま死んでしまうのではないかという恐怖で
叫び出しそうになります。
(↑この辺が“パニック”なのかも?)
で、最悪の場合は過呼吸を起こします。
最後にこんな発作を起こしたのは、昨年の11月でしたね。
この記事→ 「忘れた頃にやってきた」
パニック発作の困るところは、突然やってくることです。
でも、発作が起きるのは、寝不足だったり、
体調が悪い時が多いので
今は、発作が起きないよう、
極力規則正しい生活をしています。
年に1度くらいの発作なら、頓服で何とか乗り越えられます。
精神的には非常に消耗しますが、
身体的にどこかが悪いわけではないので
発作がおさまれば、すぐに元気になるんです。
で、また元の話に戻りますが、
行動療法を受けるべきか……。
できれば忘れていたい「嫌な症状」ではありますが
それと正面から向き合って
もし乗り越えることができたら、
恐怖や不安に打ち勝つことができたら、
行動範囲ももっともっと広がって、
楽しく生活できるようになるのかもしれません。
とりあえず、明日も歯医者さんなので、
それを乗り越えるのが先決か(苦笑)。
↓せめて画像は楽しく(笑)。

スタンレーと、ラ・パリジェンヌ。
「ふーーん、いいにおいだー」
歯医者さんは苦手です。
もちろん、好きな人なんていないでしょうけれど、
私はパニック障害持ちなので、
治療台に座らされている状態(=拘束状態)が、本当に辛いです。
私の持病のパニック障害。
今は、「パニック症」っていうんですね。
病院での治療を開始したのは、もう10年以上前です。
頓服以外の薬が必要ない生活になってからは
そろそろ2年近く経ったかな?
めったなことでは、パニック発作を起こすこともないし
ふだんは、ごくごく普通に暮らせているのですが
やっぱり苦手な場所は、変わらなくて(汗)。
今日も、歯の型取りをしたのですが、
椅子をリクライニングされた状態で(まずこれが駄目)
金属の型を咥えたまま放置されてしまい(拘束感MAX)、
耐えられなくなって、看護師さんに手で合図して
診察台の背もたれを治してもらいました。
口を開けたまま長時間治療されるのも、苦痛です。
痛みより何より、身体を動かせないのが。
毎回、ワイパックスという頓服薬を飲んでいくのですが、
それでもものすごい不安に襲われることがありますね。
パニック症の投薬治療は、
1.発作そのものを封じ込めることと
2.発作や、広場恐怖(特定の場所への恐怖)
予期不安(発作を起こすことに対する恐怖)などからくる
不安定な精神状態(うつなど)を治すこと
で、
パニック症そのものを薬で完治することはできないんですよね。
以前受けたカウンセリングでも
恐怖を消すことは、カウンセリングでもできないと言われました。
ただ、恐怖を感じたときに、乗り越える術を訓練すれば
苦手な場所にも行けるようになり、
恐怖もだんだん小さくなるとのこと。
今の私は、「暗い場所」「狭い場所」「拘束感を感じる状態」が苦手です。
最近では
○点滴中に、拘束感に耐えきれず、看護師さんを呼んで外してもらった。
○歯科の診療台で、毎回具合が悪くなる。
○映画館で、真っ暗になった瞬間、不安と恐怖で逃げ出したくなる。
○首都高のトンネルが怖い。
○美容院も苦手なので、なかなか行けない。
こんな感じでしょうか。
映画館などは、嫌なら行かなければいいのですが
病院関係は本当に困ります。
一昨年、胆石の手術の時も、術前検査のMRIが受けられませんでした。
美容院も、もっと気軽な気持ちで行けたらいいなと思います。
長年この病気と付き合ってきて、私も色々勉強したのですが
不安や恐怖が襲いかかって来たときには
それを「受け入れる」ことが大切らしいです。
「あ、私は今、不安に思っている」って。
その方が、不安な気持ちが治まるそうです。
ただねー、理屈では分かっていても
いざその状態になると、そんな余裕なくなっちゃうんです(汗)。
受け入れるどころか、
気をそらすために、他のことを考えようとしたり
その場から逃げ出そうとしたり。
この状況を自分だけで乗り越えるのは難しいので
カウンセリングを受けて、
行動療法をやってみようか思案中です。
最近は、パニック症のせいで一時悩まされていた
双極性障害や不眠はなくなり、
精神的には安定した状態で暮らせています。
自分では、それでよしと思っていましたが
ここまでこれたんだから、何とか完治したいという思いもあり
気持ちが揺れています。
ちなみに
「パニック発作」とはどういうものかについての説明です。
---------------------------------------------
≪パニック発作≫(医療法人和楽会 HPより)
パニック発作とは、パニック症の中心となる症状で、
不意に理由なく激しい恐怖感または不快感とともに下
記の13の症状のうち4つ以上、突然あらわれる状態です
(米国精神医学会発行DSM-5TM, 2013)。
多くの場合、数分でピークに達し、
30分前後でおさまっていきます。
パニック発作は、心電図や血圧、採血などの検査をしても、
身体的な異常がみつからないのが大きな特徴です。
1.心悸亢進、心臓がどきどきする、または心拍数が増加する
2.発汗
3.身震い、手足の震え
4.呼吸が早くなる、息苦しい
5.息が詰まる
6.胸の痛みまたは不快感
7.吐き気、腹部の不快感
8.めまい、不安定感、頭が軽くなる、頭から血の気が失せる感じ
9.寒気または熱感(ほてり)
10.知覚異常(しびれ感、うずき感)
11.現実感喪失(非現実感)、自分が自分でない(自己分離感)
12.常軌を逸してしまう、狂ってしまうという恐怖
13.死の恐怖
※1~10:身体症状、11~13:精神症状
----------------------------------------------
私の場合も、1~13のすべての症状がでます。
頭痛と吐き気と息苦しさで、本当に吐いてしまいますし
ひどい焦燥感でじっとしていられず、うろうろ歩き回り
自宅の場合は、拘束感が辛くて服を脱いでしまいます(汗)。
身体が熱いのに、寒気がしてガタガタ震え、
このまま死んでしまうのではないかという恐怖で
叫び出しそうになります。
(↑この辺が“パニック”なのかも?)
で、最悪の場合は過呼吸を起こします。
最後にこんな発作を起こしたのは、昨年の11月でしたね。
この記事→ 「忘れた頃にやってきた」
パニック発作の困るところは、突然やってくることです。
でも、発作が起きるのは、寝不足だったり、
体調が悪い時が多いので
今は、発作が起きないよう、
極力規則正しい生活をしています。
年に1度くらいの発作なら、頓服で何とか乗り越えられます。
精神的には非常に消耗しますが、
身体的にどこかが悪いわけではないので
発作がおさまれば、すぐに元気になるんです。
で、また元の話に戻りますが、
行動療法を受けるべきか……。
できれば忘れていたい「嫌な症状」ではありますが
それと正面から向き合って
もし乗り越えることができたら、
恐怖や不安に打ち勝つことができたら、
行動範囲ももっともっと広がって、
楽しく生活できるようになるのかもしれません。
とりあえず、明日も歯医者さんなので、
それを乗り越えるのが先決か(苦笑)。
↓せめて画像は楽しく(笑)。

スタンレーと、ラ・パリジェンヌ。
「ふーーん、いいにおいだー」
- 関連記事
-
- 朝型夜型診断 (2015/07/01)
- 続・ちょっとグダグダ (2015/06/27)
- ちょっとグダグダ (2015/06/23)
- ウィルスにやられました(汗)。 (2014/09/26)
- 人間ドック、行ってきました。 (2014/09/05)