お役立ち、入院グッズ。
やっと、病理検査の結果が分かりました。
がんのステージはI期ということで、再手術なしとのことです。詳しくは、また病院へ行くことになりますが、化学療法もしなくてよさそう。「本当にごく初期で、検査で見つかって運が良かったですね~」とドクターにも言われました。
もともと卵巣がんは転移しにくい癌らしいのですが、あと1年遅かったら、他の臓器に転移していたかもしれませんし、そうなると、子宮全摘&リンパ節切除はおそらく免れなかっただろうと思います。
思えば8月、暢気に人間ドックで検査を受けていたとき、降って湧いたように卵巣がんの疑いがあると言われ、本当にびっくりしましたっけ。家に帰ってから、ネットで色々調べると、婦人科系のがんの中でもタチの悪いがんだということが判明。
「新たな罹患者数は年間8000人程度、死亡者数4500人程度と推計され、婦人科のがんの中では最も予後が悪いがんで罹患率は増加傾向にある」という一文を読んだときには、マジで「私死ぬのかな?」と落ち込みました。だって、単純に数字だけを見ると、死亡率50%以上じゃないですか。それを知った晩は、さすがに眠れませんでしたね。
卵巣がんについて詳しく知りたい方は、こちら↓をお読みくださいね。
(それにしても“5年後&10年後の生存率”って…<苦笑)
「国立がんセンターホームページ/がん情報サービス/卵巣がん」
4月に父を肝臓がんで亡くしたばかりでしたし、職場の同僚の友人が8月に卵巣がんで亡くなった話を聞いたのもまだ耳に新しかったので、自分が死んだ後のことや、残される家族のことなど、色々と考えてしまいました。
でも、一晩落ち込んだ後は、「まあ、いままで好きにしてきたから後悔もないし、ちょっと早いけれど死んでもいいかな」という気分にもなりました。まだ実感がないということもあったかもしれませんね。自覚症状がまったくないのですから。
それでも、「癌」という病名はとても重くのしかかってきていて、ずいぶんストレスになっていたように思います。身体の内部にある臓器なので、摘出するまで組織を見ることもできないわけですし、手術までずっと心配でした。
術後、摘出した臓器を見たドクターに「そんなに悪い顔じゃないから、たぶん大丈夫」と言われたときには、心底ほっとしたものです。いまでも、こうして元気に回復に向かっている自分が、何だか信じられないくらいです。
自分が死ぬかもしれないって思ったときに、つくづく健康のありがたさが分かりました。運よくごく初期で見つかって転移もなく、私は本当に強運だったと思います。
さて、話は変わりまして、
今日は、入院中役立ったグッズを画像でご紹介します。

以前、お友だちに頂いた抱き枕?のうさぽんです。
毎日この子を抱いて寝ているので、病院にも持って行きました。ソフトな抱き心地でパイル地の肌触りが最高なんです♪

入院生活には欠かせない、Myカップ。私は、家で使っている蓋付きのマグカップと、水を飲むためのグラスを持ち込みました。慣れない入院生活、いつも使っているものの方が、気分も落ち着きます。

アイマスク&耳栓&iPodです。
消灯時間は午後9時ですが、病棟内って意外と明るいんです。それに、自分の家と違って、色々な音や話し声が耳に入りますから。この三つは、持ち込んで大正解でした。
夜、眠れないときには、アイマスクをしてiPodでドラマCDや環境音楽などを聴いていました。意外と観なかったのがTV。術後はやはり弱っていたので、動く画像を見るのは非常に疲れました。音もすごく煩く感じられて、購入したTVカードのポイントは、殆どPC使用で消えました。

これも、大正解のアロマグッズなど。
ニールズヤードのアロマパルス“Night Time”は、寝る前に耳の後ろや手首に塗ると、ほのかに香りが漂ってとても気持ちが落ち着きました。
同じように、ラベンダーの精油は、あらゆる場面で活躍。特に、気持ちが動揺しているときや気分の悪いときなど、コットンに含ませて芳香浴しました。
もうひとつは、ロクシタンのシアバター。病室の中ってけっこう乾燥しているので、リップクリーム代わりにしたり、色々使えました。このシアバター、ちえちゃんも愛用しているそうです(グラフ8月号参照<笑)。
今から振り返ると、本当に短い期間だったのですが、入院中はとても長く感じました。これから年齢を重ねると共に、また入院したり手術を受けたりすることもあるかもしれませんが、今回感じたことを、役立てることが出来たらいいなと思います。
もちろん、そんなことがないのが一番なんですけれど(笑)。
とりあえず再手術を免れたので、今夜はゆっくり眠れそうです。
皆さまも、健康にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね!!
がんのステージはI期ということで、再手術なしとのことです。詳しくは、また病院へ行くことになりますが、化学療法もしなくてよさそう。「本当にごく初期で、検査で見つかって運が良かったですね~」とドクターにも言われました。
もともと卵巣がんは転移しにくい癌らしいのですが、あと1年遅かったら、他の臓器に転移していたかもしれませんし、そうなると、子宮全摘&リンパ節切除はおそらく免れなかっただろうと思います。
思えば8月、暢気に人間ドックで検査を受けていたとき、降って湧いたように卵巣がんの疑いがあると言われ、本当にびっくりしましたっけ。家に帰ってから、ネットで色々調べると、婦人科系のがんの中でもタチの悪いがんだということが判明。
「新たな罹患者数は年間8000人程度、死亡者数4500人程度と推計され、婦人科のがんの中では最も予後が悪いがんで罹患率は増加傾向にある」という一文を読んだときには、マジで「私死ぬのかな?」と落ち込みました。だって、単純に数字だけを見ると、死亡率50%以上じゃないですか。それを知った晩は、さすがに眠れませんでしたね。
卵巣がんについて詳しく知りたい方は、こちら↓をお読みくださいね。
(それにしても“5年後&10年後の生存率”って…<苦笑)
「国立がんセンターホームページ/がん情報サービス/卵巣がん」
4月に父を肝臓がんで亡くしたばかりでしたし、職場の同僚の友人が8月に卵巣がんで亡くなった話を聞いたのもまだ耳に新しかったので、自分が死んだ後のことや、残される家族のことなど、色々と考えてしまいました。
でも、一晩落ち込んだ後は、「まあ、いままで好きにしてきたから後悔もないし、ちょっと早いけれど死んでもいいかな」という気分にもなりました。まだ実感がないということもあったかもしれませんね。自覚症状がまったくないのですから。
それでも、「癌」という病名はとても重くのしかかってきていて、ずいぶんストレスになっていたように思います。身体の内部にある臓器なので、摘出するまで組織を見ることもできないわけですし、手術までずっと心配でした。
術後、摘出した臓器を見たドクターに「そんなに悪い顔じゃないから、たぶん大丈夫」と言われたときには、心底ほっとしたものです。いまでも、こうして元気に回復に向かっている自分が、何だか信じられないくらいです。
自分が死ぬかもしれないって思ったときに、つくづく健康のありがたさが分かりました。運よくごく初期で見つかって転移もなく、私は本当に強運だったと思います。
さて、話は変わりまして、
今日は、入院中役立ったグッズを画像でご紹介します。

以前、お友だちに頂いた抱き枕?のうさぽんです。
毎日この子を抱いて寝ているので、病院にも持って行きました。ソフトな抱き心地でパイル地の肌触りが最高なんです♪

入院生活には欠かせない、Myカップ。私は、家で使っている蓋付きのマグカップと、水を飲むためのグラスを持ち込みました。慣れない入院生活、いつも使っているものの方が、気分も落ち着きます。

アイマスク&耳栓&iPodです。
消灯時間は午後9時ですが、病棟内って意外と明るいんです。それに、自分の家と違って、色々な音や話し声が耳に入りますから。この三つは、持ち込んで大正解でした。
夜、眠れないときには、アイマスクをしてiPodでドラマCDや環境音楽などを聴いていました。意外と観なかったのがTV。術後はやはり弱っていたので、動く画像を見るのは非常に疲れました。音もすごく煩く感じられて、購入したTVカードのポイントは、殆どPC使用で消えました。

これも、大正解のアロマグッズなど。
ニールズヤードのアロマパルス“Night Time”は、寝る前に耳の後ろや手首に塗ると、ほのかに香りが漂ってとても気持ちが落ち着きました。
同じように、ラベンダーの精油は、あらゆる場面で活躍。特に、気持ちが動揺しているときや気分の悪いときなど、コットンに含ませて芳香浴しました。
もうひとつは、ロクシタンのシアバター。病室の中ってけっこう乾燥しているので、リップクリーム代わりにしたり、色々使えました。このシアバター、ちえちゃんも愛用しているそうです(グラフ8月号参照<笑)。
今から振り返ると、本当に短い期間だったのですが、入院中はとても長く感じました。これから年齢を重ねると共に、また入院したり手術を受けたりすることもあるかもしれませんが、今回感じたことを、役立てることが出来たらいいなと思います。
もちろん、そんなことがないのが一番なんですけれど(笑)。
とりあえず再手術を免れたので、今夜はゆっくり眠れそうです。
皆さまも、健康にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね!!
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