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だらだらと、『ベルばら』話。

  • CATEGORY宝塚歌劇
  • PUBLISHED ON2013/ 07/ 11/ 19:30
  • COMMENT4
今日も全国的に酷暑でしたが、
日比谷では、雪組『ベルばら』でより熱く盛り上がっているようです。

今度の週末は、いよいよフランス衛兵隊のパリ出動、
そして、「バスティーユへ!!」の7月14日です。
(もれなく、今宵一夜付き<笑)

7月14日の公演は、何かあるのでしょうか。
フェルゼン編だから、ダメかしら?

さて、今やすっかり定番化した「今宵一夜」場面。
原作ファンとしては、とても唐突な感じがして、
どうにも納得いかないのですよ。

原作では、ジェローデルとの結婚話を機に、
オスカルが、自分の中にあるアンドレへの気持ちを自覚するようになり、
あの「見果てぬ夢よ…」のガッツリ抱擁場面になるのですが、
宝塚では、いきなりオスカルからの愛の告白&今宵一夜。

まあ、30過ぎの大人同士だから、別にいいんですけど(そういう問題?)
もっと、オスカルがアンドレに惹かれていく、
「あ、アンドレを好きなのね♪」…と分かる場面があればなーと思います。

そのあたりが、原作ではとても丁寧に描かれていて、
だからこそ、オスカルからの愛の告白や、
二人が結ばれるシーンがとても感動的なんですけど。

コミックス6巻のエピで、こういうのがあります。
結婚話を聞いて、怒って部屋に戻ったオスカルが
ヴァイオリンの弦を巻きすぎて切ってしまい、
手に怪我をするのですが、
それを手当てするアンドレと、無言でじっと見つめ合うシーン。

私、ここがとっても好きなんです。
宝塚でも、この場面を入れて欲しいなと思います。

宝塚版は、そういうの心の機微の描き方が
とてもおおざっぱ。

先日観たフェルゼン編での
フェルゼンがオスカルの気持ちに気づく場面も、
唐突でなんだかすごく変(笑)。

昔、宙組か星組の時も書いたかもですが、
「超能力者か、お前は!」(笑)。
「君も(!)僕を…♪」って、どれだけ自信家なんじゃい。
モテモテな俺様??(壮ちゃんには合ってる気もするけど<笑)

原作では、名を隠してドレスを着たオスカルと踊ったフェルゼンが、
その時から、あれはオスカルだったのではないかと疑っていて、
その後二人で会ったときに確認するという感じだったので、
何となく(笑)納得できましたが。

それに、前回も書きましたが、オスカルのキャラが女すぎ。
もうすこし凛々しく描いて欲しいです。

私的には、オスカルは、『銀河英雄伝説@T』のラインハルト程度に
凛々しいのがいいです。

かなめオスカルは未見なので分かりませんが、
かなめハルトは、まんま原作のオスカルでしたよ。
ラインハルトは男ですけどね(笑)。

えーと、アンドレは当然キルヒアイスとして、
フェルゼンは……ロイエンタール???
うーーーー、
蓮水ロイ様があのままの扮装でフェルゼンだったら、
私はフェルゼンを取ります(おい!)。

で、オスカルに横恋慕するオーベルシュタインじゃない、
ジェローデルとか??
あ、ロイ様はどちらというと、ジェローデルな感じかな?

すみません、また脳内妄想劇場が発動しました(汗)。

まあ、色々文句を言っていても、
いざ観劇すると、楽しいんですけどね。

今日は、久しぶりに初演の月組版(1974年)と、
花組版(1975年)のDVDを観ました。
(Hさま、ありがとうございます♪)

以下、感想。

・カンちゃん(初風さん)の歌がすごすぎる!

・常花代さんと、いーちゃん(寿ひづるさん)の小公子が
 お綺麗でまんま王子様だった!

・新城まゆみさんのジェロ様、やっぱり素敵すぎた。

・マチコちゃん(北原千琴さん)が、かわいすぎ!

・麻生薫さんのアンドレが……(汗)。

・カーテン前の今宵一夜、しかもオスカルがドレス姿…は
 何度見ても……うーーーーーん。

やっぱり私は、『ベルばらII』が一番好きです。
別名、オスカル舞踏会でドレス編(笑)。

あの場面、まっつとちぎちゃんで観てみたいなー。
ドレスで転んで、アンドレに笑われるシーンとか、
すごくよさそう。

オトミさんのオスカルって、ショーちゃんより女っぽいんだけど、
いじらしさがあって、そこがすごく好きなんです。

原作とはかなりかけ離れた脚本なのに、
私が宝塚にはまってしまったのは、
オトミさんのオスカルが、とても魅力的だったから。

オトミさんが「だ~れが すが~た~の~♪」と歌い出した瞬間に、
ドッキューーーンとなったんですよ。
なんなんでしょうね、あれは(笑)。

あと、ものすごく好きなのが、天国の場面。
ガラスの馬車に乗ったアンドレに、
オスカルが駆け寄っていくのですが、
その時の、安奈オスカルの幸せそうな表情に
めちゃくちゃキュンキュンしちゃうんです。

今日も、あの場面で泣きました。
40年経っても、オトメのまま(気持ちだけ<笑)。

パレードも、ショーちゃんとオトミさんが
並んで降りてくるんですよね。
今ならありえないですけれど、あれもすごく好きです。
最後まで、アンドレとオスカルで。

それにしても、昔の『ベルばら』では盆が回ったりしていたのに
先日観たフェルゼン編は、場面転換が少なく、
カーテン前や書割ばかりっていうのは、予算節約なの?

せっかく立派な舞台装置があるんだから、
盆やセリをもっと使って立体的な舞台にしてほしいです。
あるのに使わない方が、もったいないよ~。


↓「白き~香りの~薔薇ひとつ~~♪」

rose2013_005.jpg


この歌、最近の『ベルばら』では使われていないような…。
私、この主題歌を歌うオトミさんが好きだったのになー。
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4 Comments

れい  

物申したくなります

 暁生さま、またまたしゃしゃり出てごめんなさい。

 今日、安奈淳さんが膠原病の再発のため、出演予定の舞台を降板すると発表がありました。残念です。1日も早い回復を願っています。オトミさんのオスカル、私も大好きでした。アベさんとの軽妙なやり取り、歌の巧さは言うまでもなく、天国でアンドレが自分を呼ぶ声に安堵しショーちゃんアンドレのもとに駆け寄るシーンは大好きです。馬車に乗ったオスカルの手にそっと触れるショーちゃんアンドレは包容力たっぷり。最高のコンビでした。

 今回の雪組の台本は、ひどすぎましたね。あれでは劇画を知らない初観劇の方たちは、いったいいつオスカルの心がアンドレに移っていったのか、分からないまま「今宵一夜」突入でした。池田先生の劇画は美しい日本語の宝庫。でも宝塚の舞台ではその珠玉の言葉が生かされていない歯がゆさを感じます。「今宵一夜」の場面も、一度原作に忠実にj脚本を書いたらどうでしょうかね?(あっでも「こわくないからーー。」はカットして。)だいたい「私はアンドレ・グランディエの妻と呼ばれたいのです。」とオスカルがですます調でアンドレに話しかけるはずがない。それからオスカルが死の直前、自分の人生に悔いなしと語る場面も挿入してほしいなあ。

 言いたいことは山ほどあります。

 暁生さま、1つ質問があります。昨年刊行された「池田理代子の世界」で、オスカルが亡くなる直前、胸に去来した場面を描いたページがありました。あの中にアランを始めとする衛兵隊とのエピソードがまったくなくて私は意外でしたが、暁生さまはどのようにお考えになられましたか?他の劇画ファンの方のお考えをずっと知りたいと思っておりました。

 長々とごめんなさい。つい「ベルばら」となると語りたくなってしまいます。読んでくださりありがとうございました。
 

2013/07/12 (Fri) 20:58 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

色々(汗)。

れいさま、こんばんは♪
私の雄叫びにコメント、ありがとうございます!

オトミさんの膠原病再発、ショックです……。
私、昨年でしたか、オトミさんの自伝を読んだんです。
闘病生活の様子が書かれていて、
膠原病って本当に大変な病気なんだと実感したものですから。
早く回復されますよう、私も祈っています。

>だいたい「私はアンドレ・グランディエの妻と呼ばれたいのです。」と
>オスカルがですます調でアンドレに話しかけるはずがない。

そうなんですよー!
なぜ、突然女言葉になるんでしょうね(苦笑)。
しかも、声色まで女っぽくなってませんか?
アンドレを「あなた」と呼ぶのも変です。

それから、平成版からだったでしょうか?
「私を抱け」も、私的には許せません。
れいさま同様、原作通りでいいじゃないかと思います。

>それからオスカルが死の直前、
>自分の人生に悔いなしと語る場面も挿入してほしいなあ。

ある意味、アンドレよりあっさり死んでますよね(汗)。
植田先生は、オスカル人気の意味を忘れたのでしょうか?

なんかね、原作を逸脱した外伝の数々といい
植田先生、やりたい放題なんじゃないかと…。

ストーリーを変えるのはまだしも(嫌ですが<笑)
キャラを変えて欲しくないんです。

植田先生は、池田先生の許しを得ているということで、
原作ファンの思い入れというものを、
もう忘れていらしゃるんだなーと。

何度も再演を重ねて、歌舞伎十八番のようになっているので
今さら全面改訂という訳にはいかないのかもしれませんが
もう一度原作に立ち戻って欲しいです。


それから、「オスカル、星の瞬間」の件。
私は、池田先生の画力の劣化があまりにも酷かったので
それがショックで、じっくり読まなかったんです。

改めて見直してみたら、
ルイ・ジョセフがあるのに、
衛兵隊がないのはかなりおかしいと思います。

連載後期に絵物語がありましたよね?
あの時は、隊員たちがオスカルの元に駆け寄るシーンがあったので
連載当時の池田先生が「星の瞬間」を描かれたら
きっとアランたちを描いたと思います。

私が思うのは、池田先生にとって『ベルばら』は、
もちろん大切な作品でしょうけれど、
もう、過去の作品なんだな…ということです。

数年前でしょうか、『ベルばら』がパチンコ台になった時点で
私は、そう理解しました。

連載終了後しばらくは、池田先生は、
『ベルばら』のキャラクター商品化をすべて断っているとおっしゃっていました。
それだけ思い入れが深かったからだろうし、
ファンの夢を壊したくないというようなこともあったように覚えています。

でも、今や化粧品からトイレットペーパーまで(苦笑)
グッズがあふれていますよね。

連載当時の原作ファンにとって、オスカルは神聖な存在でしたから
あの頃トイレットペーパーになっていたら、
私も相当ショックを受けたと思います。

あれから40年経って、池田先生もファンも
いい意味でも悪い意味でも、大人になったんでしょう。
年月って人を変えるんだなーと思うばかりです。

作家としては、自分の作品が高い評価を受けるのは嬉しいけれど
今の自分の作品が一番なので(たぶん)
『ベルばら』は、もう自分の手から離れた作品だと思っているのかも。

40年も前の作品だし、当時と同じような熱さはないから
絵物語の焼き直しっぽいイラストや、
原作ファンの思いとは違う内容になったのだと思います。

特に最後のページの血を流しているオスカルのイラストは
衰えや粗さを感じて、正直がっかりしました。

ちょっと本筋から離れてすみません。

以前も書いたかもですが、私は『ベルばら』の大ファンで
同じくらい『オルフェウスの窓』の大ファンなのですが
池田作品の大ファンではないのかもしれません。
どの作品ももれなく面白いとか、大好きとかではないので。
(サイン会にまで行っておきながら……<汗)

もちろん、人生に一番影響を与えた作品ではあるのですが。

あ、でも先日の「マーガレット」のアンドレどんぐり編はよかったです。
絵も相当良くなっていましたし。
本当にほっとしました(苦笑)。

大好きな作品なので、原作者にまで物申す暁生でした(汗)。
ファンって勝手なものですね。





2013/07/13 (Sat) 22:29 | EDIT | REPLY |   

れい  

丁寧な返信をありがとうございます

 暁生さま、丁寧な返信をありがとうございます。とても嬉しかったです。

 年月と共に人の考え方も変わる。そのとおりですね。今池田先生は、活動のメインが劇画創作から音楽にシフトしている気がします。音楽活動をするためには資金が必要。だからこれまでは封印してきた「ベルばら」キャラのいろんな商品化を許可しているのかなと思っています。

 画風もかなり変わってしまいました。オスカルとアンドレの表情がやや険しく、温かみが乏しくなった感じがして残念です。私の中では今も黒い騎士以降のオスカルとアンドレの画風が一番好きです。でもこれからも今まで自分が大切にしてきた劇画「ベルばら」への愛や想いは大切にしていきたいと思っています。(宝塚版への愛はちょっと微妙。)

 本当に丁寧な返信、ありがとうございました。ばらのお写真、楽しみにしております。

2013/07/14 (Sun) 19:53 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

れいさま♪

いえいえ、私も長々と語ってしまって失礼しました(汗)。

> 年月と共に人の考え方も変わる。
昔、TV出演を頑なに拒んでいた小田和正さんや、矢沢永吉さんなども
今は、TVやCMに出ていらっしゃいますよね。
『ベルばら』当時、池田先生は20代前半。
今は、60代ですものね。

大学時代、学生運動をしていらしたことも
今は、封印していらっしゃるみたいです。
当時は、堂々と語っていらしたのですが。
先生にとっては、黒歴史なのかも(笑)。

>今池田先生は、活動のメインが劇画創作から
>音楽にシフトしている気がします。
>音楽活動をするためには資金が必要。
>だからこれまでは封印してきた「ベルばら」キャラの
>いろんな商品化を許可しているのかなと思っています。

ですよね、きっと。
我が家のご近所(つくば)でも、コンサートをされました。
でも、私は音楽家としての池田先生には興味がないので(汗)、
行きませんでした。
チケット、売れたのかなー。

> 私の中では今も黒い騎士以降のオスカルとアンドレの画風が一番好きです。
あの頃から、とても画力が向上しましたよね。
最終回の扉絵のオスカル、ものすごく美しかった!
久しぶりに見たので感動でしたっけ。

『オルフェウスの窓』第二部から、
瞳に“星”が入らなくなりましたねー。

>でもこれからも今まで自分が大切にしてきた劇画「ベルばら」への愛や想いは
>大切にしていきたいと思っています。

同感です!
今の池田先生のお考えや、作風がどうであろうと、
作品としての『ベルばら』が色あせることはありませんもの。

私の人生の血肉となった作品ですし、
これからも、ずっと愛していくと思います♪


2013/07/17 (Wed) 12:26 | EDIT | REPLY |   

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