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「バーチャルリアリティ暴露療法」

受けて来ました、飛行機搭乗の疑似体験。

「バーチャルリアリティ暴露療法」というものなんですが、
クリニックの診療案内によると
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三次元の仮想空間(バーチャル空間)を利用して、
恐怖状況に直面するとによって、
だんだんと恐怖感を和らげていく方法です。
恐怖状況に直面するといっても、
段階をふんで徐々に行っていくので無理はありません。
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とあります。

最初は、カウンセリングのみで、
いよいよ、今回から疑似体験です。

まず、ヘッドフォン付きの大きなヘルメットのようなものをかぶります。

ヘルメットの上部には、大きなマスク型のスクリーンが付いていて、
上から下ろすとすっぽりと頭が入る感じ。
フルフェイスタイプのヘルメットを想像していただければ。

↓こんな感じ(笑)。

1098433_1_01.jpg

まずは、ここで挫けました(苦笑)。
怖くてなかなかヘルメットを装着出来ません。

カウンセラーの先生の
「無理しなくていいので、
今日はヘルメットをかぶるところまででもいいですよ」
という励ましに、何とか気持ちを落ちつけます。

カウンセリングで習った呼吸法を繰り返しながら、
ようやくヘルメットを被ります。

この時点で、もう全身汗だく。
そして、しばらく休憩。

少し落ち着いたところで、清水の舞台から飛び降りる思いで、
マスクを下ろしました。
これが一番怖かった!

目の前に広がる仮想空間。
ちょっとしたゲームの世界です。

美しい風景ならいいのですが、
先の方に飛行機の搭乗口が見えます。
もう心臓がバクバクで、
その場から逃げ出したい恐怖を抑えるので必死。

指示に従って、何とか搭乗し、座席に着きます。
後は、実際に飛行機に乗るのと同様に
離陸→飛行→着陸です。

座っている椅子も、離陸や着陸に合わせて振動しますし、
パイロットやCAのアナウンスも入り、
本当に飛行機に乗っているようでした。

飛行時間は、今回は初めてということで
短めにしてもらいました。

約30分間だったのですが、
何とか耐えることが出来ました。

不思議だったのは、
ヘルメットを被る時はあんなに怖かったのに
最後の方では、ヘルメットを意識しても大丈夫になったことです。

恐怖や不安というのは、最初の15分で頂点に達し、
後はだんだんと治まってくるそうです。

カウンセリングで聞いてはいましたが、
本当にそうだったので、驚きました。

疑似体験する前、不安や恐怖の状態を数値化するために
手に、脈拍・汗の量・指先の温度などを測る電極を付けるのですが
終了後のグラフを見ると、
一番恐怖を感じていたのは、ヘルメット装着時でした(笑)。

その次は搭乗時、あと離陸、着陸の順。
身体って本当に正直ですね。

でも、恐怖や不安が時間と共に治まるということを
知識だけでなく、実際に体験することが出来て
それがとてもよかったです。

次回のカウンセリングでも、暴露療法を受けますが、
今度は、少しは恐怖がなくなるといいな。

特に、あのヘルメット(笑)。
究極の閉塞空間なので、あれが一番苦手かも。

飛行機の他にも、映画館・劇場・トンネルなどの暗い空間、
歯医者さんや、身体を拘束される病院での検査など、
恐怖を感じる場所は、数限りなくあるのですが、
だんだんと乗り越えて行けるといいな。

観覧車やジェットコースターには
一生乗れなくてもいいので(笑)、
まずは、支障なく普通の生活ができるようになりたいです。



↓今日の薔薇は、エヴリン。イングリッシュローズです。

rose2013_301.jpg


今日は、午後から雨が上がったので、
庭の雑草を抜き、薔薇に殺菌剤を散布、
生垣に殺虫剤を散布しました。

生垣には結構虫がいて、心の中で悲鳴。
お花は好きですが、虫は苦手(涙)。

今のところ、薔薇の大敵・黒星病も発生していません。
今年初めて使った殺菌剤「フルピカ」が効いたのかしら。

花壇もそろそろ夏に衣替え中です。






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