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「マーガレット」13号で、「ベルばら」新作♪

今日発売の「マーガレット」13号に、
「ベルばら」の新作16Pが再掲載されると教えていただき、
さっそく買ってまいりました。
(Rさま、教えてくださってありがとうございました!)

マーガレット 2013年 6/20号 [雑誌]マーガレット 2013年 6/20号 [雑誌]
(2013/06/05)
不明

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16ページだけど、なかなか切ないお話でした。
オスカルさまも登場したので、うれしい~。

しかも、サービスショット的なコマがあって、
原作ファンは、ドキドキですよ!


でも、ちょっと言わせて。
オスカルさま、お顔がユリウスなんですよ(笑)。
絵柄が「オルフェウスの窓」なんです。

仕方ないですけどね。
きっとディープなファンじゃないと気づかないだろうし。

連載終了後に「ベルばら」がブームになってから、
多くのカラーイラストが新たに描かれましたが、
やはり、連載当時とは絵が変わっていますものね。

アントワネットが蕗子さまだったり、
オスカルが、薫の君やユリウスだったり…。

なので、私にとっての「ベルばら」は、
外伝の「黒衣の伯爵夫人」で終わっている感じです。


「オルフェウスの窓」は、「ベルばら」の陰に隠れて
一般的にはあまり知られていないかもですが、
私は、ものすごーーーーーーーく好きなんです。

連載中は、ちょうど高校時代だったのですが、
本当に夢中になって読みました。
私的には「ベルばら」と並ぶ傑作だと思うのですが…。

登場人物の一人、ロシア軍人のレオニード・ユスーポフ候は、
鉄のクラウス(by青池保子さん)と並んで、
私の二大理想の男性です♪(三白眼のおっさん好き?)

オルフェウスの窓 (第1巻) (Chuko★comics)オルフェウスの窓 (第1巻) (Chuko★comics)
(1988/01)
池田 理代子

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おっと、話が逸れました。
それにしても、40年前のマンガが、
今もこんなに人気があるなんて、すごいことですねー。
当時からは、考えられません。

だいたい「マンガ」というだけで、
勉強の妨げになる…みたいな感じで、
大人はいい顔しませんでしたし。
まあ、それは今も変わらないのかな?(苦笑)

それにしても、普通のマンガ雑誌を買うなんて
ものすごく久しぶりです。
最近は、コミックスで読むことが多いですし。

でも、少女マンガに出てくる男の子って、
本当に「男の子」なんですね。

昔から、そうだったのかな。
それとも、自分が年を取っただけ?(爆)

私は、高校生の頃からオヤジ好きだったので、
青池さんの作品なんかが好きだったんですけどねー。

それから、読んでみて感じたのは、
シチュエーションが身近過ぎて
あまり夢を感じないということかな。
(BLマンガのトンデモ設定に慣れているからかしら?)

いやでも、昔は、萩尾さんとか、大島さんとか、
森川さんとか、木原さんとか、青池さんとか、
独自の世界観を持った作家さんが綺羅星のごとくで、

家にいながら、宇宙から古代、スパイものからパラレルものなど
もう色々なタイプの作品が読めたものですけどねー。

チラ読みした感じでは、みんな学園ラブコメっぽい感じですね。
感情移入しやすいという部分では、王道なのかな。

学園もので私が好きなのは、
よしながふみさんの「フラワー・オブ・ライフ」なのですが
あの作品を超えるものは、なかなかなさそう。

フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)フラワー・オブ・ライフ (1) (ウィングス・コミックス)
(2004/04/01)
よしなが ふみ

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実は、隠れた名作があって、私が気づかないだけかもですが。

でも、やっぱり、青春時代にリアルタイムで読んだマンガって、
特別な思いがありますよね。


あの頃、好きだったマンガたち♪

トーマの心臓 (小学館文庫)トーマの心臓 (小学館文庫)
(1995/08)
萩尾 望都

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綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)
(1994/06)
大島 弓子

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南京路(ロード)に花吹雪 (第1巻) (白泉社文庫)南京路(ロード)に花吹雪 (第1巻) (白泉社文庫)
(1996/09)
森川 久美

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エロイカより愛をこめて (18) (Princess comics)エロイカより愛をこめて (18) (Princess comics)
(1988/07)
青池 保子

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摩利と新吾―ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第1巻) (白泉社文庫)摩利と新吾―ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第1巻) (白泉社文庫)
(1995/12)
木原 敏江

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懐かしいですねー。
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5 Comments

れい  

私も買いました

 暁生さま、私も買いました。カラー扉に描かれている両目を開いたアンドレを見た瞬間「これって『オルフェウスの窓』だぁ。」と思いました。昨年発売された「池田理代子の世界」には、「オスカル 星の瞬間」と題して、死の間際にオスカルの脳裏を過ぎていった出来事がカラーで描かれていますが、やはり「ベルばら」執筆当時と画風が違っていると思いました。

 とは言うものの、池田先生が40年を経て改めて筆を執り、新作を発表してくださるのは嬉しいことです。10月にもまたマーガレット紙上で新作発表の予定とありますね。

 私も何十年振りかで「マーガレット」を買い、最近の漫画がどんなものかを知りました。筆圧の弱いタッチの絵が多いなぁとか、場面設定が日本ばかり、しかも日常的すぎるなぁと思いました。もう池田先生のような歴史大作を美しい日本語に乗せて描ける方は、なかなか現れないかもしれませんね。

 きっと秋にはまた新作掲載号、そして2014年カレンダーを買う気がします。「ベルばら」は生涯の友になりそうです。

2013/06/06 (Thu) 22:11 | EDIT | REPLY |   

はるこ  

うっふっふ

暁生さま、れいさま
私も買いました、読みました〜。
やっぱりちょっと替わっちゃったな・・・って絵は、口元あたりのラインでしょうかね〜。

でも、替わったなって感じてからこっちは、替わられたないんですね、替わり様が、笑。

でもね〜、いろんな角度からのキャラクターの動きや、
背景の美しさ、時間の感じさせ方。。。キャラクターの目線の届き方。。。空間の感じさせ方。。。
そういう所が、まったく他の作家さんと違いますよね〜。
なんなんでしょうね?

よしながさんは、極力背景を省いて、でも雰囲気がきちんと伝わるように描こうと
描いている方なんですけど。
よしながさんって、この時代を継いでいってらっしゃる気がします。
ジェラールとジャックなんて、今回のベルばらにも通じる感覚を感じましたもん、
背景ないんだけど。
もう、なんなんだろうな、これは?笑。

暁生さんのアップしている漫画、私もほとんどリアルで読んでます、笑。
私、樹なつみさんや坂田靖子さんも好きです。

そして、うさぎのあなで吠えてましたが、
一番好きなのは、大矢ちきさんなんだよ。
萩尾先生はもう別格で、笑。

どこでとぎれちゃうんでしょうね?
この時代のラインはね?

漫画の話って楽しいなぁ〜♩

2013/06/07 (Fri) 00:19 | EDIT | REPLY |   

はるこ  

あ!

「ちはやふる」 は良いですよ、おすすめ♩
少女漫画にのってるんだけど、中味はスポ根だぜ、笑。
まつげくんのファンです♩

2013/06/07 (Fri) 00:21 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

れいさま♪


れいさま、おかげさまで、
私も実家にてマーガレットをGETすることが出来ました。
ありがとうございます!!

>カラー扉に描かれている両目を開いたアンドレを見た瞬間
>「これって『オルフェウスの窓』だぁ。」と思いました。

ですよね? ねっ?(笑)

私、「オルフェウスの窓」も好きだからいいんですけど、
どうしてもオスカルがユリウスに見えてしまって…(汗)。
目の形が違いますよねー。

実は私、「オスカル、星の瞬間」を見たとき、
あまりに線がガタガタだったので
とてもショックだったんです。

もう、こういう絵しか描けないのなら、
いっそ新作なんて描かないでほしいと思いました。

でも、今回の新作は線がしっかりしていたので、
本当に安心しましたー。(エラそうですみません)
あのカラーは何だったんだろう?

私も他のマンガを読みましたが、
宝塚化は無理そうですね(苦笑)。
どれも、こじんまりとまとまっていて
スケール感がないというか。

秋にまた新作があるんですね。
今度は、オスカルとアンドレの青春時代とか読みたいな。

で、出来たら「オルフェウスの窓」も描いてほしいです。
ユリウスとユスーポフ候のエピソード希望(笑)。
第三部はあまりに悲しい最後だったので、
ちょっとほのぼのできるお話が読みたいです。


2013/06/09 (Sun) 00:10 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

はるこさま♪


はるこさま、読みました!!

>やっぱりちょっと替わっちゃったな・・・って絵は、
>口元あたりのラインでしょうかね〜。

口角かな?
ちょっと下がり気味ですよね。
後、目の形が違うと思います。
下まつ毛の角度や長さも。
って、何うるさく言ってるんだー(笑)。

青池さんも、「エロイカ」連載再開後、
少佐の顔が変わったって、ずいぶん言われたみたい。

「ジェラールとジャック」、いいですよね!
裏ベルばらっていうか、
「ベルばら」知ってると10倍楽しめるというか…。

今、池田先生みたいな作品は、
普通のマンガ雑誌では読めないですね。

改めて原作を読むと、
やっぱり「ベルばら」だからこそ
宝塚で舞台化できたんだなーと思います。

坂田靖子さんは「バジル氏の優雅な生活」ですよね?
私、どこかでタイトルパクリましたけど(爆)。

樹なつみさんは「マルチェロ物語」だったっけ?
懐かしいなー。

私、高口里純さんの「トロピカル半次郎」も好きでしたよ(笑)。
あ、山岸先生の「日出処の天子」も。

そして、大矢ちきさん!
あの方のカラーイラストは、「神」でしたねー。

昔、何の雑誌か忘れましたが
「トリスタンとイゾルデ」というタイトルのイラストがあって
あまりの美しさに驚嘆しました。

マンガ家活動はあまり長くなかった気がするのですが
今活躍していらっしゃるイラストレーターさんの作品に
ずいぶん影響を与えているような気がします。

私も原画を見てみたいです!
特にカラー!!

大矢さんって、青池さんや大島さんと仲が良かったみたいで、
合作マンガとか描いていましたよねー。

「ちはやふる」、私も興味はあるのですが、まだ読んでないの。
今度読んでみようかな。









2013/06/09 (Sun) 00:36 | EDIT | REPLY |   

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