杮葺落五月大歌舞伎
- CATEGORYミュージカル・歌舞伎など
- PUBLISHED ON2013/ 05/ 29/ 22:42
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今月の公演も、今日が千秋楽。
早いものです。
今月の公演も、超超有名な演目&豪華キャストなので、
どの部を観るか悩んだのですが、
(っていうか、全部観たかった!)
観劇時間の関係で、第一部(11時開演)を観てまいりました。
演目は、祝儀舞踊「鶴亀」、義太夫狂言の名作「寺子屋」、
黙阿弥の名作「三人吉三巴白浪」です。
もう、めちゃくちゃ楽しかったです。
「鶴亀」は、息の合った優雅な舞を堪能。
日舞って、観ていて気持ちがいいですね。
「寺子屋」は、松王丸の幸四郎さんに思わず涙……。
歌舞伎でこんなに泣くとは思わなかったです。
武部源蔵の三津五郎さん、妻の戸浪の福助さん、
切羽詰まった演技に、ドキドキしちゃいました。
三津五郎さん、渋くてよかった。
それにしても、4月の「盛綱陣屋」に続いて
2か月連続で「首実検」を観てしまいました(汗)。
4月は「熊谷陣屋」もあったので、
この2か月で3つの「首実検」があった模様…(笑)。
最後の「三人吉三巴白浪」、やっぱり楽しかった。
宝塚で、悲しいお芝居の後に、明るいショーがある感じでしょうか。
配役は、お嬢吉三:菊五郎さん、お坊吉三:仁左衛門さん
和尚吉三:幸四郎さんという、大御所の方々。
「月も朧に白魚の…」で始まる名台詞、
初めて生で聞きました。
これ、宝塚でも観たいんですけど、ダメかしら。
男役さんのお嬢吉三、観てみたいなー。
そういえば、先月も感じたのですが
歌舞伎って、客席ものんびりした雰囲気で
ガツガツしていない感じがします。
娯楽度が高いっていうのかな。
先日、新演出版「レ・ミゼラブル」を観てきたのですが
(すみません、感想もいずれ…<滝汗。)
客席も「舞台に集中!」という感じでした。
宝塚も、割とそういう感じですよね。
別に、歌舞伎の観客が集中していないという訳じゃないのですが、
なんだろう、この違いは…。
年配の男性が多いからかしら。
でも、今日は千秋楽のせいか、
大向こうと呼ばれる方々の掛け声が、すごかったです。
主に、屋号でしたけれど、
お嬢吉三の名調子には、「待ってました!」が入り、
客席を盛り上げていました。
そして、今日もまた、歌舞伎座前及び
地下の「木挽町広場」は大賑わいでした。
今、最も旬な観光スポットのひとつのようです。
私は、歌舞伎座名物の鯛焼き(紅白の白玉入り)を
初めて食べました(笑)。
焼きたてだったので、
香ばしくてとっても美味しかったですー。
「九月花形歌舞伎」のチラシも出ていたので
もらってきました。
新開場記念 新作歌舞伎「陰陽師 滝夜叉姫」ですよ!!
もうめちゃくちゃ楽しみです♪♪
安倍晴明:染五郎さん、源博雅:勘九郎さん、
平将門:海老蔵さん、滝夜叉姫:菊之助さん、
桔梗の前:七之助さんなどなど、
花形オールスターズという感じ。
なんか、勘九郎さんの博雅くんが、
めっちゃ似合いそうな気がするんですが(笑)。
チケット、取れるかな~。
「ベルばら」並みに大変かも。
……というわけで、
着々と歌舞伎にズブズブの暁生でした(笑)。
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