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久々に歌舞伎♪

昨日は実家に泊まり、
今日は、国立劇場で母と歌舞伎をを観て、帰宅しました。

母の友人が体調を崩したためのピンチヒッターでしたが、
超久しぶりの歌舞伎を楽しんで来ました。

演目は、四世鶴屋南北の通し狂言「隅田川花御所染-女清玄-」。
国立劇場では、長年通しでの上演に取り組んできたそうです。

「隅田川花御所染-女清玄-」は、
清玄桜姫物&隅田川物、それに鏡山をないまぜにしたお話です。
僧清玄が、尼僧という設定になっているところがポイント。

25年ぶりの上演だそうですが、
分かりやすくて面白い舞台でした。

許婚が死んだと聞き、剃髪して尼僧になった名家の姫・花子の前が、
妹姫の婿(実は死んだはずの許婚)に一目ぼれしてしまい、
狂ったように追い続け、
彼女に邪念を抱く悪党に殺された後も、
霊となって妹夫婦を苦しめるというようなお話。

歌舞伎の演目では珍しく女形が主役。
中村福助さんの花子の前(=清玄尼)、
姫の時は可憐で美しく、
尼僧になり、零落してからの鬼気迫る演技もすごかったです。
すっかり引き込まれてしまいました。

あとは、歌舞伎の色々な約束事や所作、
宝塚にも通じるものがあるなと思ったり(笑)。

歌舞伎は、お衣装や隈取りなどで役柄が分かりますが、
宝塚でもありますよね。
身分の低いアンドレが、なぜかスターブーツだったり、
マントを付けていて「あ、スターなのね」って(笑)。

最近は年のせいか、
日本文化に色々と興味を持つようになって来ました。

歌舞伎を深く知れば、宝塚の日本物ももっと楽しめそう。
とはいえ、宝塚では、日本物の上演が少ないのが
とても寂しいのですが。

「浅茅が宿」など、当時は「こんな男嫌い」と思いましたが(笑)、
今ならもっとずっと楽しめそう。
「春麗の淡き光に」も、ちょっと歌舞伎な設定がありましたね。

たまには本公演で、本格的な日本物を観てみたいですー。







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