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『ダ・ヴィンチ』2月号で、三浦しをん大特集♪

昨日は、芥川賞と直木賞の発表がありましたね。

直木賞候補に、有川浩さんの『空飛ぶ広報室』が入っていたことを
全然知らなかった私。

私、夏に新刊で買ったのですが、身内で回し読みした後、
いつもお世話になっている地元の図書館に寄付したんです。

予約ランキングベスト10に入っている本なので、
めっちゃ感謝されました。
いつも借りてばかりなので、たまには…ね。


さて、今日は、有川作品の話ではなく、
私の愛する三浦しをんさんのお話。

「ダ・ヴィンチ」2月号が、「三浦しをん大特集」なんです♪
ふだん雑誌はあまり買わない私ですが、これは即買いしました。

ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]
(2013/01/05)
不明

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特集の内容は、こんな感じ
 
 ○「まほろ駅前」ドラマ化記念対談
 ○三浦しをん作品紹介
 ○ご本人の自著へのコメント
 ○あの人からの証言「三浦しをんってこんな人」
 ○三浦しをんが愛する本
 ○趣味全開「腐女子座談会」
 ○特別書き下ろし小説「まほろ駅前」シリーズ番外編

他にも、いろいろ。
とても読み甲斐があって、楽しめました。

「あの人からの証言」に
リンボウ先生(林望さん)のコメントがあったのが
意外なようで、うれしかったです。
しをんちゃんと交流があったのですね。

それから、マンガ家の山田ユギさんは、
カラーイラスト入りでのコメント(笑)。
ユギさんの描く「まほろ駅前」シリーズも
読んでみたいですねー。


三浦しをんさんは、小説は真面目で繊細。
登場人物は、いいかげんだったりへなちょこ男が多かったりしますが、
文章の基本がうつくしくて端正なんですね。

なのに、エッセイの中のしをんちゃんは、
これがあの小説を書いている人なの?と思うほどの、
ぐうたら生活&妄想爆裂ぶり(笑)。

そして、私と親子ほど年が違うのに
同じマンガを読んでいるって…??

今回の特集を読んだら、高校時代
萩尾望都や大島弓子の昔の作品を求めて
古本屋通いをしていたとあり、なるほどと納得。

私も好きです、萩尾さんと大島さん♪
ただし、ほぼリアルタイムで読んでたけどね(爆)。

うーーん、ほかにもしをんさんとの共通点がありそう。

○普段は引きこもっていて、とことんぐうたらなくせに、
 好きなことになると、突然活動的になる。
○京都の哲学の道で、アホな妄想したことがある。
○気に入った小説、マンガ、ドラマがあると
 好きなキャラで勝手にCPを考え、脳内妄想する。
○根は、けっこう真面目で小心者(たぶん)。

単なる腐女子じゃん…(しかも、すでに女子とは言えない年)。

でも、しをんさんには私にない、
溢れるような才能があるんですよねー。

そして、そのバックグラウンドには、
ものすごく幅広い知識と深い洞察力が。

エッセイを読んでいると、
「これって、私のことを書いたんじゃ…?」と勘違いするほど
腐っててだらだらなしをんさん。
なのに、小説家としてはめっちゃ男前。

そんな彼女と、彼女の作品が大好きな私です。


おまけで、私の好きな三浦しをん作品を。
あまり、作品によって当たり外れがない作家さん(失礼な)
だとは思うのですが、特に好きなもの。

○『神去なあなあ日常』
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)
(2012/09/07)
三浦しをん

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○『風が強く吹いている』
風が強く吹いている (新潮文庫)風が強く吹いている (新潮文庫)
(2009/06/27)
三浦 しをん

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この2冊は、特に人気が高いですし、誰が読んでも面白いと思います。
私も一番好きな三浦しをん作品です♪


同系統で
○『仏果を得ず』
○『木暮荘物語』


ちょっと毛色違いなのが

○『光』
○『白い蛇眠る島』

あとは、直木賞をとった
○『まほろ駅前多田便利軒』

続編の
○『まほろ駅前番外地』

本屋大賞受賞作
○『舟を編む』

この作品は、松田龍平&宮﨑あおい主演で映画化され
GWに公開されるそうです。


ただ、ここで告白しますと、
しをんちゃんファンを自称しながらも
私が持っている著作は、エッセイ数冊のみ。
あとは、図書館で借りてばかりです。
再読するときまで、図書館頼み…(汗)。

これじゃあ、ファンとは言えないじゃん私。
せめて文庫になったものは、揃えよう。
とりあえず『風が強く吹いている』と『神去なあなあ日常』。

ちなみに、『神去なあなあ日常』の続編『神去なあなあ夜話』、
図書館で予約20人待ち…(買え!)


ついでに、裏しをん(違う)もご紹介。

何度もブログで書いているけど
バカバカしく面白い、しをんちゃんのエッセイ。
私は、しをんちゃんのお友だち、
ぜんちゃんとナッキーになりたい(笑)。

何度も読み返したお気に入り
○『しをんのしおり』
しをんのしおり (新潮文庫)しをんのしおり (新潮文庫)
(2005/10)
三浦 しをん

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○『人生激場』
人生激場 (新潮文庫)人生激場 (新潮文庫)
(2006/07)
三浦 しをん

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他にも
『夢のような幸福』『乙女なげやり』などなど。

最新エッセイ!
(まだ予約待ち…。文庫になったら買うんだけど<汗)
○『お友だちからお願いします』
お友だちからお願いしますお友だちからお願いします
(2012/08/11)
三浦 しをん

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あー、好きな事になると、どうしてこう熱くなるんでしょう。
長々と失礼しました!











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2 Comments

はるこ  

いやその、私たちと同じだよね、笑

暁生さま
ダヴィンチのしをんさん特集知らなかったよ〜。
立ち読み(笑)してくるよ〜、笑。

>○普段は引きこもっていて、とことんぐうたらなくせに、
 好きなことになると、突然活動的になる。

>○京都の哲学の道で、アホな妄想したことがある。
>○気に入った小説、マンガ、ドラマがあると
 好きなキャラで勝手にCPを考え、脳内妄想する。
>○根は、けっこう真面目で小心者(たぶん)。

これってこれって(爆笑)
私たちのことじゃん!

ま、しをんさんとお友達は 私たちよりもはるかに上手ですけどね〜、大笑。

エッセイは涙無しには(笑い泣き)読めませんっ。
(ま、エッセイは読書とはいわんですね、読み物だからね)
他の作品も等身大の人間で、だれでもの中にある気持ちが描いてあって気負いのない話なんですよね。
でもうまい!いらんもんがないって感じですよね。

船を編むがまだ借りれないんだよ〜。

有川さんのはまだ全然読んだ事がないので、教えてもらったから楽しみに読みます。

寒くなったら読書で、世界へ飛び立ちましょう。

2013/01/18 (Fri) 22:04 | EDIT | REPLY |   

暁生(akio)  

ぐふふふ(しをん風、笑)。

いや、あのボンサイダーは圧巻でしたね(笑)。

でも、男性の好みは、
わたしよりもはるこさまの方が、しをんさんに近いですよね。
だって、ふたりともアラゴルンLOVEだもん(笑)。

私は、やっぱりクールビューティなレゴラスか、
いい人っぽいファラミアが好きー。

『舟を編む』は、
昨年一番売れた小説だったらしいですねー。
本屋大賞になったのが大きいかも。

有川さんは、しをんさんよりラノベ風味で、
萌えはあまりないです(笑)。
でも、素直な気持ちで楽しめるし、
けっこう泣ける作品も多いです。


あ、『陰陽師』も着々と読んでおります。
清明って…、キャラはやっぱりジンかな。
でも、ジンよりは体温が低い感じなので
ジンにアリスティア風味を足した感じ?
相変わらず、色々と妄想しながら読んでます。

清明:ミズ先輩、博雅:桂ちゃんもいいなー。
笛を奏でる桂ちゃん…、似合いそう♪

あ、恩田さんも新刊出てました。
『私と踊って』、短編集ですよー♪

2013/01/19 (Sat) 00:48 | EDIT | REPLY |   

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