11・12月に読んだ本
≪有川 浩≫
自衛隊シリーズ
○『塩の街』
○『空の中』
○『海の底』
○『空飛ぶ広報室』
図書館戦争シリーズ
○『図書館戦争』
○『図書館内乱』
○『図書館危機』
○『図書館革命』
○『別冊図書館戦争1』
○『別冊図書館戦争2』
○『阪急電車』
○『県庁おもてなし課』
○『ヒア・カムズ・ザ・サン』
≪貴志祐介≫
○『天使の囀り』
○『新世界より』
○『硝子のハンマー』
≪夢枕 獏≫
○『陰陽師』
先日も書きましたが、最近よく読んでいる有川浩さん。
初めて読んだのが、
『県庁おもてなし課』と『空飛ぶ広報室』だったのですが、
私は、少し以前の作品『図書館戦争』シリーズや
『空の中』『海の底』なんかが好きです。
最近の作品は、一般的な大人向けで(たぶん)
それはそれで面白いのですが、
初期作品は、はっちゃけてて勢いがある気がします。
有川作品では、
私的には、あまりキャラ萌えはないし(ちょっとはある<笑)、
ベタ甘な恋愛も、ほほえましいという程度なんですけど、
それ以上に血沸き肉躍る面白さがあります。
エンターテインメント性が高い作品が多いですね。
大人向けラノベ(ライトノベル)というのが、
有川さんのスタンスらしいのですが、
やっぱり、私はそういう系の本が好きなのかも。
タダヲ&タダヲ妹もよく本を読むので、
お互いにおすすめ本などの話をするのですが、
二人とも有川さんの初期のラノベ系の作品には、
ついていけないみたいでした。
『空飛ぶ広報室』は、受けたんだけどな。
『図書館戦争』シリーズなども、
2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる
『メディア良化法』の成立から30年が経ち、
日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。
笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるのだが……。(Amazonより)
という設定がそのものが、二人とも受け入れられないそうです。
確かにトンデモ設定かもね(笑)。
私は、パラレルワールドものは全然大丈夫なので、
すぐその世界に入れるんですけどねー。
なんだろう、世代の差なのかな?
単に好みの違い?
『銀河英雄伝説』も、中身は普通に面白いのに、
とっかかりの設定についていけないばかりに
読まず嫌いの人が多いですよね。
本当にもったいない。
あと、最近読んだ本でめちゃ面白かったのは、
貴志祐介さんの『新世界より』。
映画化されて話題の『悪の教典』より前の作品ですが、
第29回日本SF大賞を受賞しています。
ホラーはダメな人でも、これくらいなら大丈夫、たぶん(笑)。
最後のオチ、ネタばれになるので書けませんが、
SFではありがちかもしれないけど、
考えちゃいますねー。
そして、今まで何となく読みそびれていた『陰陽師』シリーズにも
ようやく手を付けました。
やっと1冊目読了なので、まだまだこれからですが、
某Hさまよりしっかりレクチャー受けているので、
すでに、脳内陰陽師妄想劇場が…(どんなレクチャーだ?)。
Hさまが、「ヒロマサ君がね~♪」と言ってたのは、
博雅くんだったのね(やっと分かった<笑)。
真面目でちょっと天然入った博雅くんと、
クールビューティな清明のバディものとくれば、
これはもうフジョシの大好物(笑)。
『陰陽師』に関しては、
むかーーし、ネットで二次小説を読んでしまったことがあり、
本編読まずに、二次を先に読むってどうよ?
と、ちょっと後ろめたい思いもあったのですが、
これでやっと日の当たる道を歩けます(笑)。
(実はそこ『銀英伝』同人サイトだったんですけどね)
初版は1988年と、けっこう昔に出版されているにもかかわらず、
今でも人気が高いらしく、図書館でも予約待ちです。
そういえば『銀英伝』の初版も1982年でしたっけ。
世の中には、数えきれないほどたくさんの本があって、
それを自分で選んで読めるって、幸せなことですよね。
『図書館戦争』シリーズを読んでからは、
余計にそう思うようになりました。
(たぶん私の好きな本はほとんど取り締まり対象かと…<笑)
来年も、素敵な本との出会いがありますように!
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